犬がカリカリを食べない!そんな時に役立つ5つの秘策とは?

犬がカリカリを食べない!そんな時に役立つ5つの秘策とは?

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mofmo編集部

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カリカリとは、ドライタイプのドッグフードです。しかし、このカリカリを食べてくれなくて困っているという飼い主さんも多いことでしょう。フードを買い替えようにも、カリカリは内容量が多いタイプのものが多く、余っても困りますよね…。そんな愛犬に、カリカリを食べてもらうための工夫をご紹介します!

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トッピング

トッピング

Africa Studio/shutterstock.com

犬が美味しいと判断するポイントは、先ほどから触れているように、一番目は匂いです。 そして二番目は、人間でいうところの舌触りに当たる、食感や食べ物の大きさなどの歯触りです。

続いて温度が三番目になります。 これは、野生で生きていた時は自分で狩をしてその場で肉を食べていたの名残と言われています。人肌程度の暖かさがある食べ物だと、新鮮で美味しそうだと感じるようです。

先ほどの50度ほどの白湯で、ドライフードをふやかすこともこの理屈に基づいていると言えますね。

そして面白いことに、最後に来るのが味で、アミノ酸や甘みのある味を好むそうです。

この順番は野生時代に、まず匂いで判断し、口に入れてから確認するという食事の仕方をしていたからでしょう。

このように、人間の美味しいものを判断する順番とはかなり違うことがわかりますよね。ですから、犬が好むようなご飯を完成させるためには、この犬ならではの順番を意識したメニュー作りをする必要があります。

他に注意することとしては、犬とっては有害で、食べると危険な食材をしっかり確認して、いかなる形であれ混入しないように最善の注意を払うことです。

例えば、加熱した骨つきの鶏肉は割れやすく、消化管に刺さる危険がありますし、玉ねぎやニラなどはのネギ類には、犬の赤血球を破壊し貧血を起こす可能性が高いので、ネギ類と一緒に調理したものを含め絶対にあげてはいけません。

日常的に味付けに使っている胡椒や唐辛子も、下痢などを起こしかねませんし、ぶどうやレーズン、チョコやアロエなど、深刻な健康トラブルにつながる絶対NG食品がありますので、トッピングを作る前によく調べて、間違ってあげることのないようにしてください。

手軽で犬も喜ぶお勧めのトッピングは、ゆで卵を潰したもの、ヨーグルトやチーズをカリカリに混ぜ込むことです。

これらは匂いも強く、犬の嗅覚を刺激してくれるので、トッピングすると今まで見向きもしなかった餌に近づいて来る可能性が高いです。 他にも、季節の野菜やを乗せたり、バナナやリンゴなどのフルーツ、ささみやサンマなども大喜びして食べることでしょう。

また、カリカリの水分量の少なさを補うためにも、かつおだしの汁をかけたり、野菜の煮汁などをかけて、風味を増しつつ、ドッグフードを暖かく食べやすくするなら、消化しにくさからドライフードを嫌がる子などは一気に食が進むようです。

何にしても、愛犬の好みを分析しつつ、トッピングを食べた後の体調などをみながら工夫していくことができます。

自分で作るのが大変な場合は、ペットショップで販売されているトッピング用品やふりかけなどを上手に利用して、気負いすぎないトッピングで試していきましょう。

一度トッピングをすると、トッピング無しではカリカリを食べなくなるので、解決策にならないのではという意見もありますが、これは飼い主さんの考え方だと思います。

ストイックにカリカリだけしかあげないというのもありだと思いますが、人間でも、必要な栄養素が取れるからと、毎日カロリーメイトや宇宙食のような食事ではいやになりますよね?

特に犬にとって餌の時間というのは、人間の食事以上に大きな意味を持つ、その子の人生の幸せに直結した時間です。

せっかくなら、安全で、飼い主さんにとっても無理がないようなトッピングで、幸せな時間を増やしてあげても良いのではないでしょうか?

缶詰を混ぜる

トッピングと少し似ている考え方ですが、ドライフードに犬が大好きなウェットフードを混ぜることによって、カリカリを食べやすくする方法です。

食材の風味が強い缶詰などを少し混ぜると、香りや歯ざわりがよくなるので、カリカリも一緒に一気に食べてくれることでしょう。 また、混ぜる量を少しずつ減らしていって、カリカリに慣れさせることができます。

もしかしたら、ウェットフードを混ぜないと食べなくなるかもしれませんが、そこは次にご紹介する方法で食べるように教えることができます。

決められた時間で片付ける

食べなくても餌をずっと置いておくと、「いつでも食べれる」と考えるようになり、気に入らないとなかなか食べようとしません。

ですから、食べても食べなくても餌を出してから、10分15分したら餌用のお皿を下げて、犬から見えないところに片付けてください。 それを続けると「決められた時間に食べないと餌が食べれない」と理解するようになり、自分の好みの餌でなくても、お腹が空いていれば食べるようになります。

餌を食べないと心配になってしまうと思いますが、健康な犬なら、3日食べなくても問題ないので、飼い主さんはどっしりと構えておきましょう。

カリカリを食べない主な原因として、「それを食べなければもっと美味しいものが出て来る」という甘えた考え方があります。そのため、トッピングやウェットフードを混ぜた場合は食べるけど、カリカリのみだと食べないということになるのです。

これは飼い主さんが愛犬との根比べに勝利し、「あまり好きではないカリカリでも、それしか出てこなくて、しかも今食べないとそれすら無くなる」ということを犬が学習すれば必ず食べるようになります。

意地を張って餓死する犬はいません。

食事を愛犬にとって喜びのひと時にしてあげるために、トッピングや缶詰を時々混ぜるとしても、ベースはカリカリでいきたいと思っている飼い主さんは多いと思います。

カリカリだけで出した時に食べないことが続いた場合、すぐにトッピングをつけるのではなく、白湯でふやかすぐらいの調節はしてあげつつも、そのままカリカリだけ出して、時間が来たらお皿を下げることを続けてください。

その際、ご飯を食べていないからとおやつを上げることは絶対にしないでくださいね。 「カリカリを食べなければ何もない」と思わせることが大切なのです。これを根気強く続けることによって、カリカリだけでも食べるようになるケースが多いです。

まとめ

いかがでしたか?

もしカリカリを食べてくれない愛犬がいる方はぜひ試してみてくださいね!

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11 名無しさん
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いつもカリカリを用意してますがデメリットを知ると、カリカリだけをそのまま食べさせ続けるのはどうなんだろうと思いました。水分の少なさや食いつきの悪さを考慮すると、ふやかすなどの一手間を加える必要性が十分にありそうです。

10 名無しさん
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香りが大事なんですね!香りがすごくするようなカリカリフードを見つけることからまずは始めてみます。ネットで調べてクチコミとかを見て、香りが良いのを探し出しますね。香りで食欲をめいっぱい刺激してもらわないとです!

9 名無しさん
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小さい時から、カリカリフードを与えていたら食べるようになるものなんでしょうか?うちの愛犬は小さい頃からカリカリフードを与えているので、ちゃんと食べてくれます。でもカリカリフードの種類を変えると全く食べてくれません。

8 名無しさん
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カリカリを食べないことでもやもやしてたのは私だけではないとわかって少しホッとしました。うちの子だけかと思っていましたが違いましたね。こちらで教えてもらった方法を試して、食べてくれるようになるかを観察してみます。

7 名無しさん
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カリカリご飯をあんまり食べてくれません。どうしようか悩んでました。今度はふやかしてから与えてみますね。もしこれでもダメだったら、缶詰を混ぜたりトッピングをしたりとか、次々に試してみます。なんとかして、食べてもらえるようにします。

6 名無しさん
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歯石の予防になるのはわんちゃんにとって大事なポイントだよね。ひとくちにカリカリと言っても、種類があるから、あれこれ変えてみて、むしゃむしゃ食べてくれるカリカリフードと巡り合えたら嬉しいです。そして美味しそうに食べてくれる姿を見たいです。

5 名無しさん
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デメリットは犬の立場から見てみると、嫌がるのも無理はないのかな。カリカリは飼い主側からすれば楽でいいけど、楽チンさだけに重点を置いたら、犬の気持ちが置き去りになってしまうから、お互いにとってちょうど良いところをとりたいですね。

4 名無しさん
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手作りご飯を作る余裕がない時には、カリカリをあげていますが、最初は食べてくれなかった。

普段から手作りごはんと混ぜたり、半々でカリカリをあげるようにしていたら、今では普通に食べてくれるようになりましたよ!!

3 名無しさん
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歳をとると、あのカリカリのかみごたえが負担になってくるようです。

ウエットタイプと混ぜてから与えたり、鰹出汁などで風味と柔らかさを加えてからあげると、少しは食べてくれるようになりました。

でも若い時と比べ運動量も減るので同じ量を食べなくなるのは、仕方のないことかなと。

2 名無しさん
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中型犬だけだったときにあげていたウエットタイプのフードだと重いし量が少ないので、

大型犬がきてからドライのものをあげるようになり、水を入れてみましたがあまり好きじゃないようです。

ドライに水を入れると夏場はすぐダメになりそうなのですぐに食べなかったものは捨てるようにしています。

1 名無しさん
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カリカリ食べない時は、ちょっと水入れてあげると良いよ。

うちんちではいつもカリカリは水を入れてふにゃ〜とするまでかさ増ししてからあげてます。

かみかみが苦手なせっかちワンちゃんも、食べやすいようです。