夜になっても愛犬が寝ない。世代別にみる対処法をご紹介。

夜になっても愛犬が寝ない。世代別にみる対処法をご紹介。

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mofmo編集部

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飼い主にとっても、ワンちゃんにとっても規則正しい生活は大切です。食事や睡眠はとても大切な習慣の1つですが、ワンちゃんが夜あまり寝てくれないことがあるかもしれません。今回はそんな寝つきの悪いワンちゃんの原因と対処法をご紹介したいと思います。

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成犬が寝ない

Golden dog laying on a wooden floor, head down on paw, in a living room.

oover/shutterstock.com

十分大人のワンちゃんでも、夜なかなか寝てくれないことはあります。いつもは眠れているのに、最近急に眠らなくなったり、夜泣きするようになったりするのであれば、何かしらの原因があるはずです。

ですから、原因を突き止め、重大な問題に発展させないことが大切です。

では成犬、もしくは子犬や老犬であっても睡眠障害の原因となるいくつかの要因を紹介したいと思います。

ストレス

ワンちゃんが夜吠え続けたり、眠らないでウロウロしたりするなら、それはストレスが原因かもしれません。

環境が変わったり、近くで騒音があったりするなら、ストレスが溜まります。そのような場合は、環境を変えたり、静かな場所にワンチャンの寝床を移したりできるでしょう。

また散歩に行けなかったり、運動不足であったりするならストレスが溜まるでしょう。雨が続くようなときでも散歩は定期的にしてあげましょう。特にいつも家や庭の中だけで生活しているならば散歩は必須です。

またワンちゃんと一緒に遊んであげることによってストレスを解消することができます。

ボールを投げて取ってきてもらったり、太いひもで綱引きをしたりして遊んであげましょう。そうするなら飼い主の愛情も伝わり、ワンちゃんもすっきりするはずです。

運動不足

Young attractive sport girl running with dog in park

Sergey Nivens/shutterstock.com

子犬の場合、運動は非常に大切です。特に成長期のワンちゃんには、かなりの運動量が必要になってきます。

成犬になるにつれて夜なかなか寝てくれないのであれば、それは体力が有り余っているのかもしれません。

日中に十分エネルギーを発散できないと、夜に落ち着くことができません。余ったエネルギーを吠えることやウロウロすることで発散しようとします。

どうすれば対策できますか?

答えは簡単ですね。ワンちゃんを運動させてあげましょう。

ただ、中には「毎日しっかりと散歩してあげているのに、夜中なかなか寝てくれないのはどうしてなのだろう?」と悩んでいる方がいます。その方は勘違いしています。

というのは、ワンちゃんにとって散歩と運動は全くの別物だからです。もちろん、散歩でも多少の体力は使います。しかし、成犬が必要としているのは全身運動です。

ワンちゃんの身体全体を使った運動が必要なのです。どのように運動させてあげることができるでしょうか?

公園や広場で一緒に運動できます。広い場所であればワンちゃんは全力で走ることができます。

また、ボールやフリスビーを使うならさらに効率的に運動させてあげることができあます。全力で走って、方向転換したり、ジャンプしたりするときに身体の様々な筋肉を使用します。

そのように動き回って初めて運動したと言えます。もちろん長時間できなくても構いません。定期的に運動の時間を作ってあげるようにしましょう。

そうした運動は単に運動不足の解消だけでなく、ストレスの発散にも繋がりますので、ワンちゃんを質の良い睡眠へと導いてくれるでしょう。

もちろん、私たち飼い主が忙しいのであれば、ペットシッターに頼んで運動させてもらうことも出来ますよね。

病気

飼い主にとって、一番心配すべき原因が病気だと言えます。ワンちゃんが何らかの病気や不具合を抱えている場合、それらが原因で眠れなくなることがあります。

病気やケガによって強い痛みを感じているとそのことでずっと鳴いてしまうことがあります。

皮膚病が原因かもしれません。細菌性膿皮症は皮膚に細菌が感染することによって起こります。この細菌性膿皮症は強烈な痒みを伴いますので、感染してしまったワンちゃんは夜眠れないかもしれません。

また甲状腺機能が低下している場合も神経が過敏になることで眠れなくなってしまうことがあります。

このような病気などが原因である場合は大抵、他の症状が出ているはずです。

頻繁に体を掻いているでしょうか?体力が急激に落ちていないでしょうか?どこか足を引っ張っていたりしないでしょうか?食欲や排泄で何か変わったことは無いでしょうか?

こうした変化に敏感であるようにしましょう。そうするなら、早い段階で病気に気付くことができます。お医者さんに診てもらうことによって解決へ向かうでしょう。

老犬が寝ない

Old dog

schubbel/shutterstock.com

ワンちゃんが7才以上になってくるとそろそろ高齢化が進んできます。そんなワンちゃんが夜寝なくなったなら、高齢犬特有の原因かもしれません。

視覚や聴覚の衰え

老化が進むにつれてワンちゃんの視覚と聴覚は衰えてゆきます。これはワンちゃんにとって、大変不安になりやすい要素です。

今までであれば夜中でもしっかりと周りを見ることができたり、小さな音も聴くことができたりしました。しかしながら、年齢を重ねるにつれて、夜は何も見えず、何も聞こえない時間になってしまったわけです。

当然、不安になってしまうでしょう。

是非、飼い主の皆さんが気遣ってあげるようにしましょう。声をかけてあげたり、なでてあげたりしましょう。

ワンちゃんの寝室を飼い主さんの寝室に移してあげるなら、より安心して寝ることができるようになるでしょう。

認知症

高齢犬が夜中に遠吠えをしたり、鳴き続けたり、同じ場所をウロウロしたりするなら、それは認知症が原因かもしれません。

認知症が原因である場合は、体のどこかが不調というよりも、脳の機能が衰えているだけです。ですから、飼い主さんも心配する必要はありません。

高齢犬のこうした症状を無視するのではなく、一緒に側にいてあげるようにしましょう。もちろん、認知症のこうした行動はすぐに治るものではないかもしれませんし、ずっと続くかもしれません。

それでも共に過ごしてきたワンちゃんをしっかりと見守ってあげるようにしましょう。飼い主が側にいるなら、安心して眠るようになるはずです。

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4 名無しさん
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我が家の愛犬マルプー2歳♀は、日中は誰もいないので多分、暇すぎて寝ていると思われますが。。。たまに平日休みで私が家にいると、全く寝てくれず、ずっと付いてきます。ウトウトして眠そうなのに、ずっと私を見ています(笑)とても可愛くて愛おしいのですが、寝てくれなく困ります。しょうがないので家事を中断して一緒に寝てあげるんです。あくまでも寝たフリですがまるで赤ちゃんの寝かしつけ?(T . T)私も構いすぎないよう気をつけてますが。たまにはいいかーと諦めてます。

3 名無しさん
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健康のために必要なことの1つとして、規則正しい生活習慣をしなければいけません。しっかりと食事を取り、運動をして睡眠を取ることが大事になってきます。なかなかうまくいかないときは、誰かに相談してみるのもありです。

2 名無しさん
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犬がなかなか寝てくれないと心配になりますよね。寝てくれない理由としては、飼い主が見ていない間に寝ている場合と、ストレスや落ち着かない環境なので、なかなか眠りに落ちることが出来ない場合があります。安心させてあげると良いと思うな。

1 名無しさん
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犬って12日の半分くらい寝てるんですね。長っ!笑 うちは外で飼っているので、本当に熟睡しているのかわからないけれど寝付けない時とかもあるのかなぁ。睡眠用グッズって考えたことがなかったけど、今度ペットショップ行ったら見てみようと思いました。