【獣医師監修】猫が飼い主のそばにいたがる心理って？猫と仲良くなる為には？【2023年版】

「犬のような性格の猫」だから

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純血種の猫の中には人懐っこくて飼い主のことが大好きな性格が特徴の猫種もいます。これはペットとして飼うのに適した性格になるように品種改良が繰り返されてきた結果であるということができます。それで、特徴を挙げるときに「犬のような性格の猫」とされるわけです。

犬のような性格の猫として有名なのはメインクーンです。「穏やかな巨人」とも呼ばれる大型の猫で、しつけがしやすいほどの賢さを備えているため、犬みたいな性格の猫の代表格ということができるでしょう。その大きな見た目も犬のような雰囲気を漂わせています。

シャム猫も、飼い主に対して愛情深くて甘えん坊な猫種だとして知られています。わがままで警戒心が強いため性格が悪いなどと噂されることもありますが、犬のように甘えん坊な性格も持っているため、一度信頼を得ると飼い主にベッタリということもあるようです。

ラグドールもその名の通り「ぬいぐるみ」のように人に抱っこされるのを嫌がらない猫種です。飼い主に非常に良く懐くため、飼い主の後をついていったり、帰宅時に玄関で迎えてくれたりする猫として知られています。

ワイルドな見た目をしていながら飼い主に対しては寂しがり屋で甘えん坊な態度を示すとされているオシキャットは「犬の魂を持つ猫」という別名があります。とても明るい性格をしていて、活発で遊ぶのが大好き、そして飼い主に献身的なのも特徴です。

他にもオリエンタルショートヘア、サイベリアン、マンクス、スフィンクスなど、甘えん坊だったり賢かったりで、猫というよりは犬に似ているとして犬派の飼い主に人気のある猫種がいます。生まれながらに犬のような性格をしている猫たちなので、飼い主に甘えたりベッタリしたりする傾向にあります。

猫は基本的に家につくとされていますが、これらの猫種は飼い主につくという特徴があり、人懐っこくて寂しがり屋な、まるで犬のような性格を生まれながらに持っています。これらの性格を良く知ったうえで飼育するようにして、愛情をたっぷりと注いであげたいですね。

遊んで欲しいから

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飼い主との信頼関係が深まり、大好きな相手だと認識するようになると、飼い主のことを遊び相手と見るようになることがあります。猫同士がじゃれあったり追いかけっこをしたりしている様子を見ることがありますが、それと同じことを飼い主と行おうとしている場合があるんです。

遊んで欲しい時は、猫は飼い主の後をついてきて、こちらから近寄ると急に逃げるそぶりを見せます。飼い主に対して「遊ぼうよ～」と言っているかのようです。こんな時は少しの時間でもいいので一緒に鬼ごっこを楽しんであげるのはいかがでしょうか。

遊んで欲しくて飼い主のそばにいたがる場合は、構ってほしくてストレスが溜まっている可能性もあるので注意しましょう。猫はもともと神経質な性格の持ち主でもあるので、飼い主とのスキンシップや遊びが足りないとストレスをためてしまいます。

ストレスや不安を解消してあげるためにも、遊びに誘われたときはできるだけ応えてあげるようにしましょう。追いかけっこが無理な場合でも、相手をしてあげたりスキンシップを取ってあげたりすることによって、猫が安心できるようにしてあげることができます。