犬が飼い主にぶつかってくる理由とは?どんなことを思っているの?

犬が飼い主にぶつかってくる理由とは?どんなことを思っているの?

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mofmo編集部

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犬には、時には吹き出してしまいそうになるほどチャーミングな仕草もありますし、憎たらしいほど生意気な態度をとったり、心がキュンとするような可愛らしい表情をしてくることもあるでしょう。 今日は、数ある犬特有の仕草のうち「飼い主にぶつかってくる理由」についてご紹介したいと思います。

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安心感がほしい

不安な気持ちになっていたり、恐怖心を感じている時などにも、安心感が欲しくて飼い主さんにぶつかっていくことがあります。

犬のルーツと言われている狼もそうですが、野生の犬たちも、敵からの襲来や他の危険からお互いを守るために、お互いのお尻をくっつけて顔が外に向くようにし、それぞれが背後を守ることによって安心感を得るそうです。

犬にとって、どうしても目の行き届かない背後は弱点になってしまい、敵もそれをわかっているので後ろから攻撃されることが多いです。ですから、信頼できる相手に自分の背後を任せる習性があるのです。

飼い犬となって人間と暮らすようになっても、犬としての習性は変わらないので、自分が最も信頼している仲間、つまりは飼い主さんに自分の背後を守ってもらおうとします。

ですから、犬が突然よって来て、お尻をぶつけるようにしてどこかを一身に見ていたり、自分に背後を向けて、犬の頭は反対方向を向いて警戒した様子を示しているなら、危険を察知していると考えられます。

苦手な人や犬が近づいて来て、不安に感じているのかもしれませんし、大きな音がしたりしてびっくりしたのかもしれません。または、暗くなってきて心細く感じているのかもしれません。

何れにしても、不安になったり、怖い時は飼い主さんにくっついて、自分のことを守ってもらいたいと思っているのです。そんな時は、無理やりどかしたり、怖がっていることをおちょくったりせずに、優しく声をかけてあげたり、撫でてあげましょう。

そうすれば犬の気持ちも落ち着き、安心感に満たされます。そのように優しく接してあげることで、自信をつけて怖いことや苦手なことも克服していけるでしょうし、何よりも飼い主さんに対する信頼感を強めていきます。

飼い主との良い関係が築ける犬は、精神的にも安定し、見知らぬ人や動物に攻撃的になることは少ないですし、トラウマによる問題行動をおこすこともあまりないでしょう。

怖い時や不安な時に、強くて自分を守ってくれる人にくっつくことは、私たち人間も自然にすることで、気持ちをわかってあげやすいですよね。

愛犬にとって、”この人の側にいると何があっても大丈夫”と思ってもらえる、頼もしい存在になれることは、飼い主としてとても嬉しいことではないでしょうか。

嬉しすぎる

帰宅して玄関を開けた途端に、廊下をすごい勢いでかけてくる愛犬に飛びつかれたり、家に入ってからも、バンバンと尻尾をぶつけられるなど、熱烈歓迎アタックを受けたことはないですか?

または、お散歩に行く支度をしていると、愛犬がその様子に気づいて、待ちきれない、早くして〜とばかりに押すようにアタックしてくることもありますよね。

このようなケースは、嬉しくて嬉しくてたまらない気持ちが溢れ出ている状態です。疲れて帰宅した時に、こんなにも自分の帰りを楽しみにしてくれていたのかと思うと、愛犬への愛おしさが増しますし、一日の疲れも吹っ飛ぶのではないでしょうか。

だからこそ、犬を飼うと癒されると思う人が多いのでしょう。全身全霊で”おかえり?会いたかったよ〜”と伝えてくれているので、その気持ちに応えて、犬とのスキンシップをはかるようにしてくださいね。

散歩などの大好きなことができることがわかって嬉しい時にも、喜びのアタックをしてきますので、そんな時も、優しく笑いながら、跳ね上がるほど嬉しい気持ちになっていることを受け止めてあげてください。

興奮している

嬉しいというポジティブな感情でぶつかってくるのではなく、気持ちが高ぶったり、混乱したようなネガティブな感情が混ざったような時にも、興奮してコントロールが効かずに体をぶつけてくることがあります。

例えば、来客があったり、知らない人が訪ねてきて落ち着かなくなったり、散歩中に人の多さや待ちに流れている音楽に興奮したり、車の音や工事の音に刺激されることもあります。

犬の個体や普段の飼育環境によって、ストレスに感じることや、気持ちが高ぶる原因は異なりますが、興奮した状態が続くことは望ましいことではありません。

なぜなら興奮すると、無駄吠えをしたり、急に走り出したり、飛び跳ねたり、噛み付こうとしたり、犬が怪我をしたり、他の人を怖がらせるような問題行動を起こしかねないからです。

飼い主に体をぶつけるほど、気持ちが高ぶっているのがわかったなら、静かなところに連れて行ったり、アイコンタクトをとって落ち着かせたり、おやつなどで気をそらしたりして、飼い主さんが感情をコントロールしてあげてください。

そして、落ち着いたら、何が引き金になったのかを分析して、そのような環境でも落ち着いて行動できるように訓練したり、同じような状況にならないように気をつけることができるでしょう。

怒っている

興奮を通り越して、怒っている時にも、攻撃的アタックをしてきますが、これはかなり危険な状況です。 犬は怒りの感情を、唸ること、吠えること、噛み付くことで表すことが多いですが、威嚇のようにして体をぶつけてくることもあります。

しかも、怒りの対象となっている存在に対してアタックを仕掛けるので、飼い主さんにぶつかっていくとなると、自体はかなり深刻と言です。

嫌なことでも飼い主さんが言うならと従うのが犬ですので、もし飼い主さんに怒りのアタックをしているとなると、その人のことを飼い主とは認めていない、もしくは自分の方が偉いと思っている可能性が高いです。

さらに悪い場合は、想像したくないことではありますが、飼い主さんが意地悪をしていて、捨て身の反逆をしている可能性もあります。何れにしても、正しい主従関係が築けていないと言うことですから、ぜひ飼い主としての責任をもう一度考え直すことをお勧めします。

ストレスが溜まっている

自分のストレスを発散させるように、飼い主に強く体をぶつけてくる場合は、飼育環境や散歩の時間を見直すと良いでしょう。

留守番させる時間が長く寂しい思いをさせていないか、自由に動き回れないゲージに長時間入れていないか、散歩をサボっていないか、忙しくて愛犬と遊ぶ時間が取れていないことはないかなど、心当たりはないでしょうか。

上記のようなことが一つでも当てはまれば、愛犬はストレスが溜まっており、その思いをわかってもらうために飼い主にぶつかっている可能性が高いです。

人と一緒に動き回って過ごすことが大好きな犬にとって、一匹で刺激のない部屋に長時間閉じ込められることは、退屈で仕方がありませんし、心にぽっかり穴があくほど辛いことです。

犬にとってもストレスは万病の元ですので、状況改善のために、一刻も早く対処するようにしましょう。

自分の方が上であることを示している

飼い主さんが寝ている時に、頭や顔を狙って、犬が自分の体を擦り付けている場合は、自分の方が飼い主さんよりも上であることを確認している行為の可能性があります。

通常、犬が飼い主さんに体をスリスリさせるのは、好きと言う愛情表現だったり、甘えたい気持ちの時であることは先ほど考えましたが、今回は、顔や頭を狙ってというところがポイントになります。

犬は、群れの中でランキングを定めますが、自分よりも下の立場とみなしたものには、その相手の顔や頭に体をこすりつけて自分の匂いをつける習性があります。

それを飼い主さんに行なっているのであれば、愛情表現ではなく、”俺色に染まれ””主導権は僕であることを覚えておくんだよ”と伝えていることになります。

残念ながら、心当たりのある飼い主さんは、愛犬を甘やかしすぎていないか一度正直に考えてみてください。

犬を家族の一員とみなすようになっている現代では、子供以上に甘やかしたり、躾けることをかわいそうだと考える人もおり、飼い主と飼い犬の立場が逆転してしまっている場合も決して少なくはありません。

まとめ

いかがでしょうか?

飼い主に向かって突進のようにぶつかってくるしぐさには、いろんな理由がありますが、構ってあげたくなってしまいますね!愛情表現の時もありますが、そうではないこともあります… 見極めが大切ですね!これからも愛犬と楽しむ過ごせるようにしていきましょう!

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