レーズンは猫にとって危険な食材だった!猫とレーズンの相性を徹底解説!

レーズンは猫にとって危険な食材だった!猫とレーズンの相性を徹底解説!

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レーズンはぶどうを乾燥させたもので、パンやお菓子などによく使われます。またダイエット中のおやつや間食したい時にも手軽に食べられる食材ですが、実は猫にとってはリスクの高い危険な食材です!この記事では猫にとってのレーズンの危険性について、また食べさせないために飼い主ができる対策について解説します。

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レーズンを猫に与えても大丈夫か?

レーズン入りのフルーツグラノーラを前にする猫

Dina Photo Stories/shutterstock.com

ぶどうを猫に与えてはいけない危険なフルーツとして認識している、飼い主さんは多いと思います。では、レーズンはどうでしょうか?他のぶどうの仲間、マスカットや巨峰などは食べさせても大丈夫なのでしょうか?

この記事では、レーズンと猫の関係について解説したいと思います。

レーズンを食べてはいけない理由、どんな中毒症状が現れる可能性があるのか、レーズンを食べてしまいそうなシチュエーション、誤って口にしてしまった時の対処法について取り上げます。

まず結論からいうと、レーズンは猫に与えるととても危険な食べ物です。というのは、レーズンはもともとぶどうを干して乾燥させたものなので、猫にとって危険なぶどうの作用をそのまま持っているからです。

なぜレーズンは猫にとって危険な食材なのか?

実は猫とレーズンの関係に関しての研究結果は報告されていません。では、なぜレーズンは猫にとって危険な食材とされているのでしょうか。

この理解の背景にはアメリカで行われた研究結果があります。この研究によると、犬にぶどうを与えると中毒症状が引き起こされ危険ということが分かっています。

「でもその研究は犬に関してであって猫には関係ないのでは?」と思うかもしれません。それは当然の疑問です。でも実は犬と猫では、たまねぎやチョコレートなど、中毒症状を引き起こす食材が似ているため、ぶどうに関しても犬に対するのと同様の危険性が猫にあると推測されます。

そして実際に、ぶどうやレーズンを口にして、中毒症状を発症したり、急性腎不全になったりする猫が存在しています。

レーズンの何の成分が猫に作用し、命をも脅かす症状を引き起こしているかはまだ分かっていません。しかし様々な要素がレーズンの危険性を示しているので、猫には与えないのが無難です。

マスカットや巨峰もNG

マスカットは、地中海地方を原産とするぶどうの仲間です。巨峰は日本国産のぶどうの一種です。つまり、マスカットも巨峰もぶどうの仲間なので、猫にとっては危険なフルーツです。絶対に与えてはいけません。

レーズンが使われている加工食品も注意

レーズンが使われている加工食品はたくさんあります。例えば以下のようなものです。

○レーズンパン ○レーズンクッキー ○フルーツグラノーラ ○ミックスドライフルーツ ○ラムレーズン ○レーズンアイス

このように様々なものにレーズンは使われています。こうした加工食品も猫が食べると危険です。

さらに、ぶどうが原材料となっているワインやぶどうジュースもやはり飲ませてはいけません。「ぶどうの皮くらいなら大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、ぶどうの皮は果実よりも中毒症状を引き起こす危険性が高いと言われています。

レーズンによって引き起こされる中毒症状

ぐったりして元気のない猫

one photo/shutterstock.com

レーズンを猫が食べたことによって中毒症状が発症する場合、通常2~3時間以内にその症状が現れる言われています。では具体的にどのような中毒症状が現れることがあるのでしょうか。代表的な症状を挙げてみましょう。

中毒症状①嘔吐・下痢

初期段階では、嘔吐と下痢の症状が現れます。目に見える体調の変化なので、あまり猫の病気に詳しくない飼い主さんでも気づく症状です。

この症状が現れたら、何か悪いものを食べてのではないかと疑い、何を食べたのか、どのくらい食べたのかを調査すべきです。

中毒症状②食欲不振

食欲がなくなり、食べ物を食べなくなります。

中毒症状③元気がなくなる

食欲がなくなった後、ぐったりして元気ない様子をしめす場合があります。

中毒症状④お腹の痛み

次にあげるような腹痛のサインを示すことがあります。

○うずくまる ○土下座する ○部屋の隅や暗い所でじっと動かない ○仰向けや横に体勢を取って寝る ○目が閉じ気味になる ○耳が後ろを向く ○口が引きしまる ○呼びかけなどに反応しない ○いつもと違う鳴き声を発する ○お腹を執拗に舐める

ここで挙げたようなサインを観察した場合は、お腹に痛みが生じている可能性があります。

中毒症状⑤乏尿・むくみ

乏尿とは、尿の排泄量が減少することです。尿の量が減ったり、むくみが生じている場合は、腎臓の機能が低下している危険性があります。

レーズンによる中毒症状には、獣医師ほど専門知識のない素人であっても分かりやすい症状があります。ここで取り上げたような症状が観察されるようなら、何か危険な食材を食べてしまったのかもしれないと疑ってみるのがよいでしょう。

その他レーズンによる疾病

美味しそうなレーズン

NIPAPORN PANYACHAROEN/shutterstock.com

上記の中毒症状以外にレーズンがもたらすとされる疾病があります。以下のような疾病です。

糖尿病

レーズンには、大量の砂糖や酒が漬け込まれていることがあるので、猫に与えると糖尿病などの病気につながる危険性があります。いずれにせよ、猫には与えない方がよい食材です。

急性腎不全

先に取り上げた中毒症状よりもはるかに命の危険のある病気を引き起こす可能性があります。それは急性腎不全です。

急性腎不全とは、急激に腎臓が機能しなくなる病気の事です。発症すると数時間の間に死に至るケースがあります。仮に助かったとしても、腎不全を患った猫は数ヶ月~1年程度で亡くなってしまうと言われています。

猫はもともと腎臓の病気になりやすい生き物です。猫の死因のNo.1はガンですが、それに次いで多いのが腎臓系の病気です。

なぜ腎臓系の問題が多いのか理由ははっきりと解明されていませんが、現在ペットとして飼われている猫のルーツが砂漠で暮らしていた「リビアヤマネコ」という猫の種類だったことが関係しているのかもしれません。

この種の猫は砂漠地帯で暮らしていたため、体内に生命維持に必要な水分を残すために、尿を濃く少なく調整していたと考えられています。

また、猫は歳を重ねるとともに、毒素を尿として体外に排出させる働きをする「ネフロン(腎小体とそれに続く1本の尿細管)」の数が減少すると言われています。それによって毒素を排出できないために、血液内に老廃物がたまる一方で水分を排出し過ぎて脱水症状を引き起こしたりします。これが腎臓への負担を増加させると考えられています。

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