犬も落ち込むことがある?!落ち込む原因としぐさを知って適切な対応をしよう

犬も落ち込むことがある?!落ち込む原因としぐさを知って適切な対応をしよう

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人間が落ち込む時があるように、犬も感情的に落ち込むことがあります。犬はどんなことで落ち込むことがあるのでしょうか?その原因について解説します。また落ち込んでいるかどうかを見極めるためのしぐさや、犬がかかる心の病についても取り上げます。

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犬も落ち込むことがある

飼い主に抱っこされる元気のない犬

DuxX/shutterstock.com

人間が落ち込む時があるように、犬も感情的に落ち込むことがあります。犬も深く落ち込む状態が続くと人間と同じで心の病になってしまうことがあります。

愛犬が落ち込んでいるのは見たくないですよね。

そこで今回はどんなことで犬が落ち込むことがあるのか、その原因について解説します。また落ち込んでいるかどうかを見極めるためのしぐさや、犬がかかる心の病についても取り上げます。

愛犬の心の状態について正しく理解し、心穏やかな状態で日々を過ごせるように飼い主としてできることを学んでください。

犬が落ち込む原因

パソコンを使っている女性とその横で落ち込んでいる犬

silverkblackstock/shutterstock.com

わたしたち人間は、失敗したときに「こんなはずじゃなかった」と落ち込んでしまいます。反省するようなことが起こると落ち込んでしまうのです。犬も同様に落ち込みます。もちろん犬は人間と同じように本当の意味で反省して落ち込むことはありません。

とはいえ人間にとって落ち込む理由が人によって色々あるのと同じように、犬にとっても落ち込んだ気持ちにさせる原因はさまざまです。

個人差があるのと同じように、これからあげるポイントは全ての犬に当てはまるとは言えませんが、飼っているワンちゃんの性格を考えて、どんなことが落ち込む原因になりそうか考えてみてください。

では、1つずつ取り上げていきます。

犬が落ち込む原因①飼い主に叱られた

飼い主に叱られてしまったときに、「怒られて怖い」、「嫌われたらどうしよう」という恐怖と不安な気持ちに襲われ、落ち込んでしまうことがあります。

自分が悪いことをしたことが分かっているとはいえ、大好きな飼い主から叱られるとしょんぼりしてしまいます。

飼い主としては愛犬の落ち込んだ姿を見たくないと思いますが、叱ることはしつけの一環として、とても大切なので避けられないことです。ですから適度な仕方でしつけを行うとしても、落ち込むのを避けるためだけにしつけを怠ることはやめましょう。

犬が落ち込む原因②飼い主がかまってくれない

犬は猫と違い、基本的にはかまってもらいたい、一緒に遊びたい動物です。

ですから、必死に「かまって」、「一緒に遊んで」とアピールしても飼い主がなかなか気がつかずにいると、拗ねてしまうことがあります。そうすると、落ち込んでしゅんっとしてしまうのです。

犬が落ち込む原因③老化が原因で何かを失敗してしまった

人間の場合も一緒ですが、歳をとったことを実感するような経験をすると落ち込むということがあります。

「何もないところで転んでしまった」、「ソファやベットなどから飛び降りたときに着地がうまくいかなかった」など、老化によって今までできていたことができなくなると、犬も落ち込みます。

日常生活で難なくこなしていた動作で失敗してしまった時の愛犬は、なんとなく小さくまとまってしまっているような雰囲気を醸し出しているのではないでしょうか。

犬が落ち込む原因④期待が実現しなかった

飼い主がお散歩に行くときに着けるリードを手にしたのを見ると、お散歩が大好きな犬は興奮して喜びます。それなのに、実はそのリードを掛け替えただけでお散歩に行かないということが分かると、期待が外れて愛犬はがっかりします。

また、愛犬を呼び寄せるために、おやつの袋を持ってガサガサと音を立てて呼んだものの、実際には飼い主がおやつをあげない、または実はおやつの袋ではなかったということを知ったときに、愛犬はがっかりします。

このように、人間の場合と一緒で期待が実現しないとがっかりして、落ち込んでしまいます。

もしもこのようなことが何度も続いたり、からかうつもりで何度も行うなら、愛犬は飼い主を信じなくなり、何も期待しなくなり、悲しい気持ちになってしまいます。ですから遊び半分で犬の気持ちをもてあそぶのはやめましょう。

犬が落ち込む原因⑤大好きな家族がいなくなった

犬はもともと群れをつくって生活する動物なので、一緒に生活している家族に対してとても愛情を感じています。

そのため、飼い主との死別や、子どもの自立、結婚によって大好きな誰かが家を出ることになったという出来事があると落ち込んでしまうことがあります。

犬は人間の言葉が分かりません。ですから事前に心の準備をすることはできません。ある日突然大好きな家族が帰ってこなくなった、急に会えなくなったと、喪失感を抱いてしまうのです。

しかし人間の言葉が分からなくても、飼い主家族の感情の変化には敏感に反応します。なので、家族が家を出ることが決まったときには、安心できるように優しく説明することで状況を理解してくれるかもしれません。

ちなみに、この方法が効果的だったという例がネット上を見ると見つかります。ですから犬の性格にもよりますが、もしかしたら喪失感を軽減できるかもしれないので試してみる価値はありそうです。

犬が落ち込む原因⑥お留守番させられた

犬は基本的に集団で生活する動物です。そのため、一人っきりになると寂しいので嫌がる子が多いと思います。

飼い主家族全員で出かけてしまって、自分だけ置いてきぼりになってしまうと、仲間外れにされたと感じて落ち込んでしまうことがあるのです。

犬が落ち込む原因⑦飼い主が他のものに夢中になっている

飼い主がスマートフォンやテレビなどに夢中になって、愛犬に注意を向けていない時間が続くと、しょんぼりと落ち込むということがあるかもしれません。

または、何かをしながら片手間に愛犬をかわいがっていると、いい加減な扱いをされたと思って、すねてしまうことがあるかもしれません。

やはり、犬も自分を1番にかわいがってほしいと思っているのかもしれませんね。

ここでは、犬にとって落ち込む原因となりうる7つの状況をピックアップしました。

前にも述べたように、犬もそれぞれ性格が異なるため、どの状況が飼っている愛犬にとって落ち込む原因となるかは分かりません。

しかし犬の本来の習性を考え、愛犬の性格を考えて落ち込む原因となりうる状況を見極め、そのうえでそのような状況が不必要に生じるのを避けてあげることが大切です。

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