猫が体のせする理由とは?飼い主にのせてくる体のパーツごとにその心理を分析していきたいと思います!

猫が体のせする理由とは?飼い主にのせてくる体のパーツごとにその心理を分析していきたいと思います!

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猫はとっても気分屋な生き物です。名前を何度呼んでも見向きもしない時もあれば、突然膝の上にのってきたり、身体全体をのせて甘えてきたりする時もあります。 実は飼い主さんにのせてくる体のパーツによって、猫の心理が分かることをご存知でしたか?今回は、体のパーツごとにその心理や猫の気持ちをまとめてみました。

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猫が乗って寝る場所で分かる猫の気持ち

飼い主の上にのっている猫

Africa Studio/shutterstock.com

猫が飼い主さんに乗せてくるパーツでの心理をみてきましたが、今度は猫が飼い主さんの上に乗って寝る場所ごとの心理をみてみましょう。

寝床にする場所としては足、胸、お腹、顔、頭、背中、お尻などの部位が挙げられます。もちろん、それぞれの個体によって、自分が寝やすい場所は異なりますが、飼い主さんのどの部位にのって寝るかで飼い主さんに対しての気持ちが異なると言われています。

では、さっそくその心理をみてみましょう。

足に乗って寝る場合

猫にとって人間の足は一番身近な部位です。ある意味人間の足は猫の視線の前にいつもあります。そのため、もっとも見慣れている足の上で猫が寝る場合は、まだ警戒心を持っていることが分かります。

猫は元々警戒心が強い生き物です。しかし、飼い猫で足元で寝ているようなら、まだ信頼関係が築かれていない可能性があります。

胸・お腹に乗って寝る場合

顔に近い場所である胸やお腹に乗って寝る場合、その人のことを十分に信頼している証拠になります。

なぜなら、目をあけるとすぐに飼い主さんの顔が見えますし、いつでも手がだされやすい部位でもあるので、一番危害を受けやすい部位でもあります。そのような部位を好んでいるなら、飼い主さんを信頼している証拠と言えるでしょう。

胸やお腹に乗って甘えてくる愛猫が、撫でてほしいとアピールしてくるならたくさん撫でてあげましょう。

顔や頭に乗って寝る場合

顔や頭に身体全体を乗せるのではなく、体の一部を乗せたり、くっつけたりして寝る子もいます。

この場合、何かを訴えていることが考えられます。それにはごはんやトイレ、遊びなどが挙げられます。

背中に乗って寝る場合

愛猫が背中に乗ってくる場合は、あなたのことを所有しているという気持ちのあらわれです。背中は体の中で最も大きな割合を占めており、もっとも座りやすくて寝やすい場所でもあります。

野生の世界では、背中を押さえ込むという行動は、抵抗できずに完全に動きを封じこまれたことを意味します。

つまり、愛猫が飼い主さんの背中で寝ることは占領しているとも言え、自分は飼い主さんよりも優位であることをアピールしている可能性があります。

でもやはり、多くの猫にとっては、飼い主さんへの甘えの気持ちから背中に乗っていることも考えられます。

お尻に乗って寝る場合

お尻は人間の身体の部位の中でも、最も柔らかくてふかふかしている部位です。そのため、お尻を好んで寝る子はたくさんいます。

腕で寝る場合

猫の中には、飼い主さんの腕枕が大好きな子もいます。飼い主さんの腕に「あご」をのせて寝る心理には、上の方でもみたあごからでるフェロモンも関係してきます。

猫が腕枕を好む理由には以下のような点があります

1.安全だから 飼い主さんの腕枕で愛猫が寝るためには、かなりの信頼関係が必要です。

なぜなら上でも触れましたが、猫にとってのどは急所でもあるからです。つまり安全な場所と認識している場所でないと、急所であるあごをのせることはありません。

ですから、腕枕を好む猫にとっては飼い主さんの上では安心で安全な場所と認識されていると言えるでしょう。

縄張りだから

猫のあごの下からは、フェロモンがでています。そのため、縄張りや所有権をアピールしたいとき、対象物の上にのせてにおいをつけマーキングをしています。

つまり、自分に所有権があることを意味しているので、飼い主さんを独占している行動と言えます。

猫が膝の上に乗る理由とは?

飼い主の膝の上でくつろぐ猫

Africa Studio/shutterstock.com

猫にとって飼い主さんの近くは、安心でき落ち着ける場所です。飼い主さんの身体の上に乗って、寝てしまうのは、飼い主さんが自分のことを守ってくれる存在として認識しているので、ぐっすり安心して眠ることができます。

ところで猫は寝るわけでもなく、よく座っている人の膝の上に乗りたがることがありますよね。あれは何故なのでしょうか。以下のような理由が考えられます。

飼い主さんを独占したいから

独占欲の強い猫の場合、ほかの猫を押しのけてでも飼い主さんの膝の上にのってこようとする子もいます。飼い主さんに体をくねくねさせてにおいをつけ、甘える仕草をしながら膝の上に乗ってきます。そんな時は、優しく撫でて話しかけてあげましょう。

かまってほしいから

飼い主さんが自分の方を向いてくれないため、猫の方から飼い主さんの膝の上に乗って存在をアピールすることがあります。それにはごはんが欲しいとき、遊んで欲しいとき、飼い主さんから注目されたいときなどが挙げられます。

膝の上に乗ってきたら、スキンシップをとってあげましょう。そして、愛猫の欲求に応えてあげましょう。

愛猫が乗ってくるにはどうしたらいい?

猫とコミュニケーションをとる飼い主

Africa Studio/shutterstock.com

猫が飼い主さんの上に乗ってくることで、さまざまな心理が見えることが分かりました。

しかし飼い主さんの中には、愛猫が自分の上に全く乗ってくれない、もしくは一緒に寝てくれない・・と寂しい気持ちになっている方もいるのではないでしょうか?

愛猫が乗ってこないのは、その子の性格も関係しています。たとえば警戒心が強い、自立心が強い、飼い主さんとの信頼関係が築かれていないなどの理由が考えられます。

また、愛猫が一緒に寝てくれない・・という理由から、無理矢理布団の中に入れたり、抱きしめて一緒に寝ようとする行動は、かえって逆効果となり避けられてしまいますので注意しましょう。

愛猫が自分の上にのってくるようにしたいなら、まずは愛猫との信頼関係を築きましょう。自分はすでに信頼関係が築かれていると思っていてるなら、この機会に確認してみましょう。

また、愛猫と一緒に寝たいなら、愛猫が気まぐれでベッドに近づいてきたときに、さりげなく誘ってみましょう。焦らずに少しづつ長い目をみて実践すれば、いつの日か愛猫が乗ってくれる日がくることでしょう。

まとめ

猫が飼い主に乗せてくるパーツによって、心理や気持ちが異なっています。しかし、共通して言えることは信頼関係が強いほど安心感や甘えが強くなります。

猫は警戒心が強い生き物なので、知らない人や嫌いな人には近づくことはまずありません。ですから、体の一部を乗せてくれる仕草は好意があることの証拠と言えるでしょう。

まだ愛猫との信頼関係が弱いと感じるなら、是非、その関係を強化していきましょう。またすでに信頼関係が築かれているなら、その関係を維持できるよう毎日のコミュニケーションとスキンシップを続けていきましょう。

猫は自分が乗ることで飼い主さんが重たく感じることを知っているため、飼い主さんから降ろされても不満を感じていません。ですから苦しくなったら下ろしても大丈夫です。

しかし、飼い主さんのことが大好きなのでコミュニケーションをとりたいために乗ってきます。是非、愛猫を優しく撫でて甘やかしてあげましょう。

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