猫がびっくりする音とは?苦手な音をしつけに利用するメリット・デメリットとは一体?

猫がびっくりする音とは?苦手な音をしつけに利用するメリット・デメリットとは一体?

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猫は聴覚が優れているため、私たち人間は気にならない物音にもびっくりしてしまうことがあります。そのため、意外と毎日の生活音の中にも苦手な音があるようです。では具体的に猫はどんな音が苦手なのでしょうか、また苦手な音をしつけに利用するのにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。詳しく解説します。

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落ち着く環境を作ってあげる

箱の中に入っている猫

Africa Studio/shutterstock.com

大切な愛猫ですので、健康的に快適に過ごさせてあげたいものです。猫の苦手な音をできるだけ減らして、ストレスフリーな環境を作ってあげましょう。

季節の変わり目や、体調を崩している時期は特に落ち着ける環境づくりをしてあげることが大切です。のびのびと過ごせる環境をつくるために、気をつけるポイントがあります。

高い所

猫にとって高いところや狭いところは、落ち着ける大事なスペースです。冷蔵庫の上や食器棚の上、本棚の上などに登っていることってよくありますよね。猫が高いところに登っているときは、来客中などちょっと警戒しているときや、飼い主さん達の動きを観察しているときです。無理やり降ろさずに、そのまま好きにさせてあげましょう。

猫は一人で落ち着ける場所が必要です。自由にさせておいて良いですが、危険が無いように、棚の上に物を置かないようにするなど、あらかじめ対策をとっておきましょう。

狭い所

また、猫は狭いところも大好きで、本棚のスキマやカバンの中、引き出しの中に入っていたりすることもあります。思わぬところに入り込んでいてびっくりしますが、猫って狭いところが大好きなんです。狭いところに入り込むのも、落ち着きたい時ですので、無理に引っ張り出さずにそのまま入らせておきましょう。

猫にとって高いところや狭いところなどは、安心して落ち着ける大事なスペースです。できるだけ苦手な音を立てないように注意することに加えて、猫が落ちつけるスペースを確保してあげるのも大切です。猫がリラックスできる環境を作って、健康的に快適に過ごさせてあげましょう。

音をしつけに活用?

携帯電話を見ている猫

Sari ONeal/shutterstock.com

猫のびっくりする音・苦手な音をしつけの際に利用することもあるようです。猫がいたずらをしそうになったら、大きな音を出してやめさせるとか、最近では猫が苦手な高音が出るアプリなどもあるようですね。公園やマンション下に猫よけのモスキート音がする場所もありますが、それをスマホからも出せるようにしたアプリです。

これらの苦手な音を利用したしつけにはメリットデメリットがありますので、どちらも考慮してみて利用するかどうか決めると良いと思います。

メリット

音をしつけに使うメリットは、問題行動をしなくなるという点です。びっくりする音や苦手な音を出すと、その行動を止めたりその場を離れたりします。猫がしてはいけないことをした時や、いたずらをしそうになっているときに、しつけとして猫の苦手な音を出すという方法もあります。

入ってはいけない場所に入ろうとしたり、物を噛む癖があることもありますね。そのままにさせてしまうと飼い主さんが困ってしまいますので、上手にしつけて止めさせる必要があります。

飼い主さんが大きな声で叱ったり、物を叩いて音を出すと、飼い主さんの事を怖がるようになってしまうこともありますが、超音波の出るアプリを使用すると、どこから音がしているのか分かりません。アプリをこっそり使用すると、飼い主さんがやっていると気づかれにくいですので、怖がられにくいです。

デメリット

デメリットとしては、飼い主さんとの関係が悪くなってしまう可能性がある点と、猫にストレスがかかってしまうという点です。

飼い主さんがびっくりする音を出していると分かってしまう場合は、飼い主を怖い人、イヤなことをする人と認識してしまいますので、ちょっと避けられてしまうかもしれませんね。「コラ!」とか「○○ちゃん!」と叱ってしまうと、飼い主さんの事を怖い人と感じてしまうかもしれません。

先ほどのスマホのアプリを利用すれば、飼い主さんがしているとは気づかれないかもしれませんが、猫には不快な思いをさせてしまいます。どこから音がしているか、誰がしているか分からないとはいえ、びっくりする不快な音ではありますので、ストレスになってしまいます。

猫の問題行動を止めさせたい場合は、理由や原因を探るのも良い方法です。もしかしたら、普段飼い主さんが不在の事が多く、寂しい思いをしているのかもしれません。ストレスが溜まっていて壁をひっかいたり物を噛んだりすることもあります。飼い主さんの気を引くために、わざと物を落としていたずらをすることもあるようです。

猫と過ごす時間を増やしてみたり、おもちゃで遊ぶ時間を作ってみたりすると、問題行動も落ち着く可能性があります。猫のびっくりする音を出して止めさせるのも一つの方法ですが、その他の方法も試してみても良いかもしれませんね。

猫の問題行動や癖をそのまま続けさせるのも良くありませんが、しつけに音を利用するかどうか、メリットデメリットを考慮して決めてみてください。

まとめ

猫のびっくりしてしまう音は、日常生活の中にいろいろありました。私たちが普段使うドライヤーの音やシャワーの音、くしゃみなどにも驚いてしまうようです。夏の時期は雷の音や花火の音にも注意してあげたいですね。猫と過ごす時間を増やすと、落ち着くかもしれませんね。

長く一緒に生活していれば、猫もだんだんと音に慣れてくることもありますが、慣れずにびくびくしてしまう子もいます。大事な猫にはできるだけ安心してのびのびと過ごしてほしいものですから、びっくりする音を知って、できるだけその音を立てないようにしてあげましょう。

今回挙げた「猫のびっくりする音」も、居心地の良い空間作りの参考にしてみてくださいね。

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