猫は雷が怖い?!猫が雷を怖がる理由と怖がっている時にすべき対策を紹介していきます!

猫は雷が怖い?!猫が雷を怖がる理由と怖がっている時にすべき対策を紹介していきます!

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猫は、突然の大きな音や光などにびっくりした反応を見せることがあります。特に雷がゴロゴロ鳴ると落ち着きがなくなったり、どこかに隠れたりなどいつもとは違った行動をとったりすることがあるでしょう。猫はどうして雷が怖いのでしょうか?今回は、猫が雷を怖がる理由と、猫が怖がっている時にできる対策を紹介します。

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猫が雷を怖がる4つの理由

夜空に光る稲妻

Sasa Prudkov/shutterstock.com

猫が雷を聞いた時の反応について見てきました。猫が雷を怖がるのは普通の事です。ではここからは猫が雷を怖がる理由について解説したいと思います。理由が分かれば正しい対策をしやすくなります。

これから猫が雷を怖がる4つの理由をご紹介したいと思います。皆さんの猫に当てはまるものがあることでしょう。

音が怖い

猫が怖がるのはどんなときですか?お家の中にいて雷の光が届かない場合でもびっくりして怖がっているでしょうか?大抵の場合はそうでしょう。猫は雷の音にびっくりしたり、恐怖を感じたりするからです。

私たち人間でも「雷の音が嫌いだ」という人は多いでしょう。大きな音ですからそれに恐怖を感じてもなんら不思議ではありません。雷の大きな音は普段聞くことが出来ません。大きな音が急に降りかかってくるのですから、猫が恐怖を感じたとしても、それは普通の事です。

では雷の小さな音に反応している場合はどうでしょうか?

雷は落ちるときに大きな音を轟かせます。しかし、そうなる前にも空で「ゴロゴロ」と定期的に音を鳴らしますよね。あまり大きな音ではないので、人間が恐怖を感じることは少ないかもしれません。しかし、猫はそれでも恐怖を感じてしまうことがあるのです。

猫の聴力は人間の数倍あると言われています。人間よりも聴力が鋭いので、小さな音にも敏感に反応してしまします。あまり大きな音でないとしても雷の音に恐怖を感じてしまうのも無理はないことです。

光にびっくりする

雷は通常落ちた時にフラッシュを発します。雷が近くに落ちた場合は音と同時にフラッシュが届きますが、遠い場合には時差があります。まずフラッシュが届いた後に、音が聞こえます。これは音速と高速の差が原因ですね

雷の音が鳴る前に、フラッシュだけで猫がびっくりすることもあるかもしれませんね。急なフラッシュですから猫が驚くのも無理はありません。その後に大きな音もなるので、雷の恐怖は光と音セットで刻み込まれるのです。雷嫌いの猫は、雷の光だけでも身体がビクッとなります。

気圧の変化

雷が発生する時には気圧に大きな変化が生じているものです。人間でも気圧の変化で体調や気分が悪くなったりします。敏感な猫は気圧の変化でも嫌な気持ちになっているかもしれません。

恐怖症

前述の点と少し重複しますが、猫が強い反応を見せる時、それは音恐怖症かもしれません。恐怖症ですから、精神疾患ともとれるほどの症状です。雷だけでなく、車の音などに対しても過剰に反応してしまいます。

逃避行動をしたり、パニックになったりと過剰な反応を引き起こします。体調崩れたり、ごはんを食べなくなったりするなら、音恐怖症が原因かもしれません。

音恐怖症ではなく、雷に対してだけ恐怖症となる場合もあります。この場合は、他の音には反応せず雷の音や光に強く反応します。

雷恐怖症の猫は、雷が鳴る前だったとしても気圧や空気の微妙な変化によって強い拒否反応を示すことがあります。途端に元気がなくなったり、急に吐いたりすることがあれば、雷恐怖症かもしれません。

猫が雷を怖がる時にすべき6つの対策

飼い主に抱っこされて安心した様子の猫

Africa Studio/shutterstock.com

猫が雷を怖がる理由を知ることが出来ましたね。これらの理由に合わせた対策を行なってみると良いでしょう。ではこれから猫が雷を怖がる時にすべき6つの対策をご紹介しますね。

飼い主が慌てない

まず、飼い主が慌てないことが大切です。飼い主が雷を怖がってしまうと、猫にもその気持ちが伝わるようになります。猫も「雷は怖いもの」というイメージを持ってしまうからです。猫がパニックになっている時にはなおさら、飼い主さんが慌てないことが大切です。

安心できる場所を提供する

猫が恐怖心を抱いているわけですから、安心できる環境を作り出してあげることは大切です。猫は薄暗くて狭い場所でより安心できます。無理やり飼い主さんの元に引っ張ってくるよりも、猫の意志を尊重しましょう。

普段から猫の住処には狭くて薄暗い場所を作ってあげるようにしましょう。猫の自分のニオイが染みついた場所であればより安心しやすいでしょう。

雷の音がなるべく聞こえないようにする

多くの猫は雷の音に反応して恐怖を抱くようになります。できるだけ雷の音が聞こえない場所に連れて行ってあげましょう。外にいるのであれば、室内に連れていきましょう。

室内でも音の響かない場所はあるものです。猫をケージに入れているのであればその上から分厚い毛布などを掛けてあげると防音効果が見込めます。薄暗くもなるので、落ち着きやすいでしょう。

一緒に遊んであげる

一日中天気が悪く、雷が定期的になっている場合もあります。猫をずっと引きこもらせるわけにもいきませんよね。そんな場合には、猫のストレスを発散させつつ、雷を怖がらせないよう訓練することが出来ます。

雷がゴロゴロとなっていたとしても平常心を保って一緒に遊んであげましょう。一緒に遊んであげることで猫は楽しい気分に浸れます。遊ぶことに集中出来るので恐怖心を抱きづらいですし、ストレス解消にもなります。

飼い主さんが側にいてあげる

猫の近くにいてあげることで安心感を抱かせることが出来るでしょう。ずっと構ってあげなくとも、猫が飼い主の存在を感じることが出来る範囲に居てあげてください。

恐怖症と言えるほどの強い反応が見られる場合も、飼い主さんが近くにいることは大切です。猫も安心できますし、何かトラブルが生じた際にも飼い主さんが気付いてあげやすいでしょう。

獣医さんに相談する

音恐怖症や雷恐怖症である場合、獣医さんに相談することは大切です。時にはお薬などで落ち着かせる必要が生じるかもしれません。恐怖症を和らげる方法も専門的な知識を持っている人からアドバイスしてもらいましょう。

まとめ

猫が雷を怖がる時の反応と理由を知ることが出来ました。それらを元にしっかりとどのように対策することが出来るかも紹介できました。

もし今度雷が鳴った時は、ぜひ紹介したポイントを意識しながら優しく扱ってあげてくださいね。

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