猫にとって廊下は寒い場所!7つの寒さ対策で猫を守ってあげよう

猫にとって廊下は寒い場所!7つの寒さ対策で猫を守ってあげよう

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寒い季節は廊下に出ることが嫌だと感じる人は多いですよね。実は猫にとってもそれは同じです。猫が寒さを感じ続けると体調不良の原因になることもあるので、飼い主は適度な寒さ対策をしなければなりません。この記事では、廊下が寒くなる理由や、猫を寒さから守ってあげるための7つの対策を解説します。

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猫が寒さを感じるとどうなるの?

体温計を手に持っている子猫

undefined/shutterstock.com

廊下が寒い理由が分かりましたね。夏の時期は涼しくて良いかもしれませんが、冬は寒さと冷たさで猫に悪影響を与えることがあります。猫が寒さを感じるとどうなるのでしょうか?

トイレを我慢する

家によってはトイレを廊下に設置しているかもしれません。そのような環境で生活している猫は冬場にトイレを我慢する傾向があります。寒い廊下に出てトイレをしたくないのでしょう。

猫がトイレを我慢するとどうなるでしょうか?膀胱炎などの泌尿器系の病気にかかりやすくなります。実際、冬になると泌尿器系の病気になる猫は増えるようです。

清潔さやニオイの関係でトイレを廊下に設置し続けたい場合は、寒さ対策が必要になるでしょう。

風邪をひく

冬場でも猫が廊下を通ることはあるでしょう。トイレの度に廊下で時間を過ごすかもしれません。また暖かい部屋から閉め出されることもあるでしょう。部屋の扉がしまっていたなら猫たちは廊下で過ごすしかありませんよね。

廊下の寒さは猫の体調に影響を与えます。猫も風邪をひくことがあります。室温が低かったり、寒い場所で寝てしまったりすると風邪をひいてしまうのです。

猫を飼っているお家では、猫が風邪にならないように廊下の寒さに対策を行なう必要があります。

猫が快適に感じる温度は?

実際に寒さ対策をする前に、猫が快適に感じる温度を知っておきましょう。

猫にとって快適な温度は20℃~23℃と言われています。若い猫は比較的低めの温度でも大丈夫ですが、老猫はもう少し温かい方が良いかもしれません。

廊下の温度もこの温度に近づけるのがベストでしょう。室温ほど温度を上げることが出来なくとも、20℃よりもはるかに下回る温度になっているなら要注意です。

猫のための廊下の寒さ対策7選

カーペットの上で座っている猫

Brita Seifert/shutterstock.com

廊下が寒い理由や、猫にとっての適正な温度が分かったところで、それに合わせた対策を立てるようにしましょう。これから猫のための廊下の寒さ対策をご紹介しますね。

絨毯やカーペットを敷く

部屋の中には絨毯やカーペットを敷いている人が多いでしょう。廊下の冷たさが気になるのであれば、絨毯やカーペットを敷いてあげると良いでしょう。絨毯やカーペットの素材としては毛の短いものが良いでしょう。長すぎるなら猫の爪などに引っかかってしまいます。

絨毯やカーペットの繊維は互いに絡み合うためその中に空気の層を作り出してくれます。この空気が断熱材の役割を果たしてくれるので、冷たい床や、床下からの冷気をシャットアウトしてくれるのです。

コルクマットはおすすめ

廊下にはコルクマットを敷くことをおすすめします。とくにフローリングの廊下であれば、コルクマットで暖かくしましょう。

コルクマットはコルクで出来たマットです。コルクの中には気泡がたくさん含まれているため、その空気が断熱材としての役割を果たします。コルクは断熱性だけでなく保湿性にも優れているので、床の冷たさをカバーし廊下の温度を下げないためには最適です。

コルクマットであれば、猫の爪が引っ掛かることもないでしょう。猫を飼っているとフローリングに傷が入ってしまうのが悩みですよね。滑るので猫の足にも良くありません。こうした点もコルクマットならカバーしてくれるのです。

まさに猫の寒さ対策のためのマットと言えるでしょう。

部屋の扉を開けておく

部屋の扉を開けておくなら、部屋と廊下の温度差が小さくなり、廊下の寒さも軽減されるでしょう。もちろん、部屋の中には廊下からの冷たい空気が入ってくるので、一長一短な方法です。

部屋の中で暖房器具を使用しているかもしれません。扉を開けておくなら暖房効率は悪くなりますが、廊下の空気も暖めることができます。

廊下にも暖房器具を設置する

廊下を暖めるために、廊下にも暖房器具を設置することが出来るでしょう。廊下で生活するわけではないので、高い温度が必要なわけではありません。廊下が寒くなりすぎない程度の設定にすると良いでしょう。費用と暖めるメリットを比べながら設置を検討してみてくださいね。

断熱カーテンを取り付ける

玄関からの冷気を遮断するためにも、断熱カーテンを活用できるでしょう。

玄関と廊下の間に断熱カーテンを設置するだけで、廊下には冷気が流れなくなります。断熱されるので、廊下の空気の熱が奪われにくくなります。簡単に行える対策の1つですので、是非試してみてはいかがでしょうか?

モヘアシールで隙間を埋める

「モヘアシール」とは家の隙間などをふさぐためのシールです。すきま風が寒さの原因となっているのであれば、モヘアシールを活用しましょう。特に玄関まわりには隙間ができることが多いようです。その場所から風が入ってきているなら埋めてしまいましょう。

猫を廊下に出さない

極端な方法ですが、猫を廊下に出さないようにするのも1つの手です。暖かくした部屋の中ですべてが完結するようにします。トイレや食事も部屋の中で行なえるようにしましょう。

部屋の扉を閉めておくなら熱が逃げてしまうことが無いでしょう。もちろん猫の行動範囲が狭まりますので、ストレスや運動不足との兼ね合いが大切です。

まとめ

猫は廊下の寒さから悪影響を受けることがあります。そのための対策を紹介することができました。

冬の時期はどうしても廊下が寒くなります。廊下には他の部屋よりも冷たくなる理由が詰まっています。廊下で過ごす時間が長くなると猫も体調を崩してしまうでしょう。紹介した7つのポイントを意識しながら廊下の寒さ対策を施してあげましょう。中でもコルクマットは簡単でおすすめです。

廊下の寒さなどの細かな点にも気を遣ってあげるなら、きっと猫たちも幸せに生活できるでしょう。

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