猫もいびきをかく?猫がいびきをかく原因と対処法を解説します!

猫もいびきをかく?猫がいびきをかく原因と対処法を解説します!

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猫を飼っている人なら、愛猫がいびきをかいている場面を見たことがあるかもしれません。どんな時に猫はいびきをかくのでしょうか?そこで今回は、猫がいびきをかく原因について考えてみたいと思います。さらに、いびきが原因で引き起こされる猫の病気にはどんな病気があるのか、またいびきの対処法についても解説します。

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いびきの原因となる猫の病気とは?

鼻水が出ている猫

RJ22/shutterstock.com

では、いびきの原因となる病気にはどんなものがあるのでしょうか?ここでは4つの猫の病気についてご紹介したいと思います。

鼻炎

鼻の粘膜が炎症を起こすことで、鼻水の量が増えます。さらに鼻腔内が炎症することで腫れあがることもありますし、膿が溜まることがあります。このように多くなった鼻水や、腫れた鼻腔内が原因で空気の通り道が狭くなり、いびきをかいてしまうのです。

鼻炎による鼻水なのかよく観察してみましょう。粘り気のある黄色い鼻水をしていれば、鼻炎の可能性が高いでしょう。症状の進行具合によっては炎症に伴う出血で、鼻水に血液が混じることもあります。

鼻炎の原因もいくつか考えられます。アレルギー性鼻炎や感染症による鼻炎です。アレルギー性鼻炎はアレルゲンが猫の身体に入ることで過剰反応を引き起こすことが原因です。

鼻腔内腫瘍

鼻腔内腫瘍(びくうないしゅよう)とは猫の鼻腔内に腫瘍が出来る病気です。鼻の中に腫瘍が出来てしまうので、鼻腔内が刺激され鼻水の量が多くなることがあります。また空気の通り道も狭くなるので、鼻水と合わさっていびきに結び付くことが多いようです。

腫瘍が大きくなることで鼻水だけでなく涙がでたり、呼吸がしづらくなったりする場合があります。もし愛猫が、普段から呼吸を辛そうにしているのであれば要注意です。腫瘍がさらに大きくなると、腫れあがって顔面が変形したり神経系にトラブルを生じさせたりすることもあります。

鼻腔内腫瘍は恐ろしい病気です。腫瘍が悪性であるなら命にかかわる場合があるからです。早期発見と早期治療がとても大切な病気でもあるので、いびきが続くようであれば早めに診察を受けるようお勧めします。

猫風邪

猫風邪が原因でいびきをかくこともあるでしょう。猫風邪は外部のウィルスや細菌に感染することで生じる感染病です。この感染病が原因で鼻炎になるのです。

猫風邪を引くと、くしゃみや鼻水が生じます。また鼻炎によって鼻孔が塞がれるので、鼻が詰まったようないびきをかくようになります。猫風邪が治るならいびきもおさまりますが、病院に連れていくなら早く治すことが出来るでしょう。

心筋症

心筋症が原因でいびきがひどくなることもあります。心筋症になると心臓が肥大化して気管や気管支を圧迫してしまうことがあります。気管が直接圧迫されるので非常に苦しそうないびきをかきます。

いびきの最中に呼吸が止まったり、大きな音でいびきをかいたりしているなら、心筋症の疑いがあります。非常に危険な症状ですから、すぐに病院に連れていきましょう。

猫のいびき対処法5選

ごはんを食べている猫

Aaron Amat/shutterstock.com

ここまでで猫のいびきの原因を知ることが出来ましたね。原因が分かったなら、それぞれの原因に合わせて対処することが出来るでしょう。こらから猫のいびきの対処法を5つ紹介しますね。

ストレスや休息を十分与える

猫のいびきが軽いものなのであれば、体調やストレスなどが原因かもしれません。一時的にいびきをかいているだけなのかもしれませんので、十分な休息を与えましょう。またストレスを解消させるためにも、運動させたり一緒に遊んであげたりすることもできるでしょう。

いびきの根本的な原因が他にあるとしても、この点をいつも意識することは大切です。

運動

肥満が原因であれば運動することを意識しましょう。もしかしたら高齢になって運動量が減っているのかもしれません。

老猫が運動しなくなると一気に筋力が低下していきます。そうなると運動不足と筋力低下の負のスパイラルに陥ることになります。出来るだけ歩かせたり広いところで走らせたりするようにしましょう。

食事量の制限

肥満を改善するためには食事量を制限することも効果的です。明らかに脂肪が多いのであれば、食事の量を減らしましょう。

最初のうちは物足りなさを感じるので、減らした量をこまめに分けて複数回与えるようにしましょう。そうするなら空腹になっている時間が少なく、少量の食事にも慣れていくことができます。

環境を変更する

アレルギー性の鼻炎が原因なのであれば、生活環境を変えることも一つの手法です。ハウスダストやダニ、ノミ、花粉などがアレルゲンとなっているのであれば、原因を取り除いてあげることでいびきをかかなくなるかもしれません。また空気清浄機を設置することもおすすめです。

病院に行く

いびきの原因として病気の可能性が高いのであれば、動物病院で診てもらうようにしましょう。病気かどうか判断できないとしても、念のため診察を受けることをおすすめします。

なぜなら、仮に重大な病気だった場合、早期治療が非常に大切になってくるからです。いびきについてご紹介してきましたが、素人判断しないことは大切です。一度先生に診てもらうだけでリスクをかなり軽減させることができます。

まとめ

猫がいびきをかく原因についてお伝えすることができましたが、いかがでしたか?

猫は鼻が詰まっていびきをかくことが多いですが、他にも人間のように喉の周辺が圧迫されることでいびきをかくこともあります。もしいびきの音が大きい場合には少し注意が必要です。何らかの病気が原因でいびきをかいている可能性が高いからです。

一時的であれば心配しすぎる必要はありません。しかし、猫の健康と将来を考えて、念のため病院に連れていくことも大切です。ぜひ、猫の健康を見守ってあげてくださいね。

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