夏と冬で猫の飲み水の適温は違ってくる?猫が一日に必要な水分量や与え方の工夫を紹介!

夏と冬で猫の飲み水の適温は違ってくる?猫が一日に必要な水分量や与え方の工夫を紹介!

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みなさんは猫の飲み水の温度を気にしたことがありますか?暑い夏と寒い冬では猫にとって水の適温は変わってくるのでしょうか。今回は、夏と冬で猫に適した飲み水の温度について紹介したいと思います。さらに猫が一日に必要な水分量や、猫が水を飲んでくれないときにどんな工夫ができるかについても取り上げていきます!

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猫が水を飲んでくれない時はどうしたらいい?

水を飲んでくれない

Impact Photography/shutterstock.com

ではそもそも猫が水分を摂ってくれない時にはどうしたらよいでしょうか?

水をこまめに替える

まずできることは、水をこまめに替えることです。

きれい好きの猫は水が汚れていると飲みたがらないかもしれません。ほこりが浮いている、フードが入ってしまっているなど水が汚れていると、飲まないことがあります。

ですから水は定期的にきれいなものへ交換しましょう。

器を変える

猫がなかなか水を飲んでくれない原因に「水の容器」が関係していることもあります。例えば、水を飲むときにひげが器に当たるのが嫌いという猫の場合は、深さのある器では飲みたがらないでしょう。

他にも容器の材質によっても飲まないことがあります。好みがわかれるところではありますが、陶器の器が好みだったり、プラスチックの器が良かったり、ガラスの方が良いなどいろいろです。猫の好みに合わせて器を用意しましょう。

水飲み場をいくつか用意する

猫にいつでもどこでも水を飲んでもらえるように、水飲み場をいくつか設けてみてはいかがでしょうか?

特に寒い冬場になると寒いので、猫も移動したがりません。ですから遠くに水飲み場があるとわざわざ水を飲みに行くことを面倒に感じるかもしれません。近くに水飲み場があれば飲んでくれるかもしれないので設置場所を工夫してみましょう。

水の種類を変える

猫が水を飲まない理由は、もしかしたら水が気に入らないのかもしれません。そんなときは下記のような工夫を凝らしてみましょう。

■ぬるま湯にしてみる 上記でも紹介したように、特に冬場は猫も冷たい水は飲みたがりません。温かいお湯が好きな猫は多く、お風呂のお湯を飲む猫も少なくないようです。ですから猫の体温に近いぬるま湯にしてみましょう。

■流れる水を試す 猫は動いている水が好きです。そのため蛇口から水を少し垂らしてみたり、流れる水飲み器を試したりするのも一つの方法です。

■カルキ臭を消す もしかしたら水道水に含まれているカルキ臭を苦手にしているのかもしれません。カルキ臭を飛ばすために、水道水に竹炭や木炭を入れて一晩おいておくとカルキ臭が抜けます。

■ウェットフードを利用 どうしても水を飲まない場合は、ウェットフードを利用するのも一つの方法でしょう。ウェットフードは約80%も水分を含んでいるため、食事をすることで自動的に水分摂取ができます。特に高齢になった猫にはおすすめです。

■ドライフードをふやかす ウェットフードを与えることと似ていますが、ドライフードを与える際に一回ぬるま湯などでふやかしてから与えてみてはいかがでしょうか?

ドライフードは水分量が10%以下と少ないため、ドライフードだけでは水分不足になってしまいます。そこで水分を加えてふやかしたものを与えることで、食事から水分もとることができます。また、ふやかすことで風味がよくなるので、なかなかフードを食べてくれない場合にも有効です。

■魚や鳥のゆで汁を与える 鳥や魚などをゆでたときのゆで汁には鳥や魚のにおいがあるため、猫の興味をそそります。香りに誘われて飲むようになるでしょう。

ここで気を付けてほしいのは、ゆで汁に塩分が含まれていないものを与えることです。塩分が含まれているものは塩分摂取過剰になって病気になるリスクが高まります。

運動させる

愛猫を思いっきり遊ばせてはいかがでしょうか?運動しなければのども渇きません。適度に運動させることによって、のどが渇いて水を飲むようになるでしょう。

適度な運動は肥満防止にもなりますので、ぜひ毎日少しの時間だけでも遊ばせるようにしましょう。

猫に与えてはいけない水とは

ミネラルウォーター

Shark_749/shutterstock.com

猫が水を飲むことは大切なのですが、中には猫が飲んではいけない水もあります。

ミネラルウォーター

上記でも触れましたが、ミネラルウォーターはミネラル分が調整されているため、過剰なミネラル摂取により尿路結石を引き起こしてしまう可能性があります。

特に硬水のミネラルウォーターは絶対に与えないようにしましょう。一番良いのは水道水です。

花瓶の水

猫は私たちが思ってもいないところから水を飲んだりします。お風呂の水やテーブルに置いてあるコップの水、また花瓶の水などです。

しかし花瓶の水の場合、肥料や植物安定剤が入っていると猫にとって危険です。また猫には「百合中毒」というものがあり、ユリ科の植物を口にすると急性腎不全のような症状を起こすため大変危険です。百合の花を活けていた花瓶の水を飲むことでも百合中毒を起こす可能性があるため、十分注意してください。

まとめ

猫と水

AltamashUrooj/shutterstock.com

今回は猫が飲む水の適温についてみてきました。

夏は猫にも冷たい水を与えたくなりますが、猫の体のことを考えたら常温の水道水が一番理想的だということが分かりましたね。また、冬場は人間と同じようにぬるま湯の方が好まれることも分かりました。

なかなか水を飲んでくれない時にできる対策についても取り上げたので、ぜひ参考にしてみてください。適量の水分摂取で病気予防にもつながりますよ。

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