猫が爪切りが嫌い?猫が爪切りを嫌がる理由とその場合の3つの対処法を紹介

猫が爪切りが嫌い?猫が爪切りを嫌がる理由とその場合の3つの対処法を紹介

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室内で飼っている猫は、定期的に爪を切る必要があります。爪を切ることには様々なメリットがあり、猫にとっても飼い主にとっても大事だからです。しかし爪切りが苦手な猫も少なくありません。この記事では爪切り嫌いの猫にどう対処できるかを解説します。

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爪切りを嫌がる猫への対処法とは?

タオルに包まれている猫

Julia Nikitina 85/shutterstock.com

では、愛猫がどうしても爪切りを嫌がる場合、どのように対処すればよいのでしょうか? いくつかの対処法をご紹介しましょう。

対処法1.タオルを使ってみる

猫が爪切りを嫌がる場合、タオルを使用するとうまく切れる確率がアップします。まず手の爪を切るときには、猫の両手だけ出す感じで体全体をタオルで包みましょう。

足がタオルから出ていると、猫が暴れたときに引っかかれてしまう可能性があるので、足もしっかりタオルで包みこむことがポイントです。

両手を切り終わったら、足の爪も切りましょう。足の爪を切る場合は、上半身を中心にタオルで包み込む必要があります。

この際、顔もタオルですっぽり覆ってしまうとことができますが、猫の個体によって、大人しくなる子といきなり暗くなるため驚いて暴れてしまう子の2つの反応が見られます。

驚いて暴れてしまうようなら顔をタオルで隠すのはやめ、両手だけをタオルで巻き付けるようにしましょう。

対処法2.おもちゃで気を紛らわしてみる

愛猫が爪切りを嫌がる場合、もし2人いるならばオモチャで気を紛らしながら爪切りをすることができます。その方法とは人が爪を切っている間に、もう1人が愛猫の好きなおもちゃを使って、気分を紛らわすことです。

特に子猫はおもちゃが大好きなので、子猫の爪切りに有効です。

対処法3.洗濯ネットを使ってみる

爪切りを嫌がる猫を洗濯ネットに入れて爪切りをするという方法は、動物病院でも行われている方法のひとつです。

まず洗濯ネットに猫を入れた後、洗濯ネットをくるくると回します。

こうすることで猫が動けなくなりますが、洗濯ネットの網目から猫の爪を出すことができます。

猫が暴れることなく簡単に爪を切ることが可能です。

猫の爪きりの頻度はどのくらい?

猫の爪を切ってあげる飼い主

Yimmyphotography/shutterstock.com

猫の爪切りは、頻度を考えて定期的行うことが必要です。できれば、月に1~2回の頻度で爪切りを行うことができるでしょう。

しかし、多くの猫が爪切りを苦手をしており、爪切りが好きという猫はほとんどいないことでしょう。

ですから、もし月1~2回の頻度で爪切りをすることが難しい場合は、爪切りの頻度を少し伸ばしても、できるだけ頻度を保ちつつ、1本でも多くの爪を切ってあげるようにしましょう。

動物病院で爪切りをしてもらうメリットとは?

猫の爪を切る獣医師

Lubava/shutterstock.com

愛猫の爪切りがどうしてもできない飼い主さんは、動物病院に爪切りをお願いすることもひとつの方法です。

では、動物病院で猫の爪切りをすることには、どんなメリットがあるのでしょうか?

メリット1.出血するリスクがない

家庭で猫の爪切りをする場合、誤って神経や血管があるところまで深く爪を切ってしまい出血してしまうことがあります。

圧迫により止血することができますが、爪の切り方によっては出血が止まらずに動物病院に連れていかなければならない時もあります。

出血すると痛みも伴うため、猫にとっては痛みを感じるだけでなく、大きなストレスにもなります。このような嫌な思いはトラウマとして残り、猫が爪切り嫌いになる理由になります。爪切り自体させてくれなくなることはもちろん、攻撃的になる子もいます。

爪切りがトラウマになってしまうと、元の状態に戻ることは難しいのが事実です。このようなケースを回避したい方は、猫の爪切りのプロである動物病院の獣医師さんやスタッフさんに爪切りをお願いすることができるかもしれません。

メリット2.猫も飼い主さんもストレスがなくなる

家庭で猫の爪切りをしようとすると、猫が嫌がたり、どこまで爪を切ればいいのか不安になり時間がかかってしまいがちです。

そもそも猫は我慢することが苦手な習性を持っているので、爪切りのために長時間猫を抑えていることはストレスになります。

しかし、動物病院での猫の爪切りは、プロが行うので短時間で済ませることができます。そのため、猫だけではなく飼い主さんも不安やストレスが軽減されるでしょう。

メリット3.猫が動物病院に慣れてくれる

完全室内飼いの猫の場合、外にでる機会はないので動物病院に連れてくることは大仕事のひとつです。猫を検査したくても逃げたり暴れたりするため、思うよう検査が進まず、不可能になるケースも少なくありません。

そのため、いざ検査できるようになった時には、症状が悪化し、難しい状態になっていることがよくあります。

しかし、日頃から定期的に猫の爪切りで動物病院に連れてきているなら、外出することはもちろん、動物病院の雰囲気にも慣れてくるので、万が一体調が悪くなり検査が必要な時には、スムーズに検査が行うことができるでしょう。

まとめ

猫の爪切りの必要性や嫌がる猫への対処法などについてみてきましたが、いかがでしたか?

猫にとって爪はとても大切なものなので、爪切りを嫌がることは仕方がないことですが、爪切りをしないとさまざまなトラブルを招きます。それには人や他のペットを傷つけることや、巻き爪のリスク、家具の損傷などが挙げられます。

ですから、愛猫の爪を定期的に切るようにしましょう。そして、爪切りを嫌がる子には、上記の対処法を是非、実践してみてくださいね。飼い主さんが自分でやるのがどうしても大変なら、動物病院に爪切りをお願いするのもアリです。

是非、愛猫の健康のためにも、定期的な爪切りを行っていきましょう。

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