飼いやすい猫は飼い主のタイプによって違う!状況別のベストな猫の選び方を伝授!

飼いやすい猫は飼い主のタイプによって違う!状況別のベストな猫の選び方を伝授!

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猫をこれから飼いたいと思っている人は、どんな種類の猫にしようか迷ってしまう事があるでしょう。できれば飼いやすい猫を選びたいところですが、どの猫が飼いやすいかは飼い主の希望や状況によって異なります。この記事では、状況別の猫の選び方を解説したいと思います。

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小さいアパートなどに住んでいる人にとって飼いやすい猫

手のひらの中にある小さい家の模型

Jakub Krechowicz/shutterstock.com

狭いアパートに済んでいたり、大きな猫ちゃんを抱っこできない人の場合には、成長しても体が小さい猫ちゃんを選んだ方が、飼育しやすいと言えるでしょう。一般的に、「小型猫」と呼ばれるのは、成長しても体重が3㎏未満の猫ちゃんです。

最近では、品種改良によって小型化された猫ちゃんも多く存在します。小型の猫ちゃんは、意外と活動的で運動することが大好きなタイプが多いです。しかし、身体が小さいので騒音にならず、一緒に遊んでいる飼い主にとっても扱いやすいのでお勧めです。

しかし、小型猫の多くは、甘えん坊で寂しがり屋の性格なので、家を留守にすることが多い人にはお勧めできません。一人で留守番をさせることが多いと、ストレスを抱え込んでしまう可能性があります。

小柄な体格をしている猫について

では、小柄な体格でおすすめの猫ちゃんをご紹介します。

1.「シンガプーラ」 「シンガプーラ」は、別名「小さな妖精」とも呼ばれていることから分かる通り、小さな体と可愛らしい姿で人気の猫ちゃんです。

「THE CAT FANCIERS’ ASSOCIATION, INC.(猫種登録を行っている世界最大の団体)」によって、純血種の中では世界最小の猫と認定されています。ギネスブックでも、先最小の品種に登録されている猫です。

「シンガプーラ」は成長しても、体重が2㎏から3㎏にしかなりません。体形は小型猫にしては筋肉質な体つきをしています。小型の猫は活発なタイプが多いと言われますが、「シンガプーラ」はおとなしい性格です。

2.「ラムキン」 「ラムキン」は、「セルカーレックス」と「マンチカン」を交配して作られた品種です。「マンチカン」も小型の猫として有名ですが、「ラムキン」は「マンチカン」よりもさらに一回り小さく、成長しても2㎏から3㎏です。

「ラムキン」は、「マンチカン」の特徴である短い足と、「セルカーレックス」の特徴である特徴的なカールした被毛を持っているのが特徴です。

性格は非常に社交的で、飼い主と遊ぶのが大好きです。一人にしてしまうと寂しく感じてしまうので、一緒に過ごす時間をしっかり確保してあげる必要があります。

静かに生活したいタイプの人にとって飼いやすい猫

青い目が特徴のロシアンブルーの子猫

Petr Jilek/shutterstock.com

集合住宅などに住んでいる人の場合、騒音などのご近所トラブルを避けるために、静かに生活したいと考える人が多いようです。

猫ちゃんが夜泣きなどをすると、苦情を言われる可能性もあるでしょう。それで、あまり鳴かないタイプの猫ちゃんや、鳴き声が小さな猫ちゃんが飼いやすいと感じるでしょう。

猫ちゃんにとって、鳴くことは大事なコミュニケーション手段です。それで、まったく鳴かない猫ちゃんはいません。しかし、猫ちゃんは種類によって性格が大きく異なります。

お腹がすいた時などに、大きな声で鳴いてハッキリと意思表示するタイプもいれば、おとなしく待っていることができて、鳴き声をほとんど聞いたことがないというタイプもいます。

また、猫は夜行性の生き物なので、活発なタイプの猫ちゃんを飼ってしまうと、夜中に走り回ってしまいます。大人しい性格の猫ちゃんを選ぶ方が騒音問題になる可能性が少ないと言えます。

鳴き声が静かな猫ちゃんについて

では、鳴き声が静かでおすすめな猫ちゃんをご紹介します。

1.「ロシアンブルー」 「ロシアンブルー」は、「ボイスレスキャット」という別名で呼ばれることがあるくらい、あまり鳴かないことで有名な猫です。非常におとなしい性格です。集合住宅に住んでいても、鳴き声を気にすることなく飼育することができます。

静かに生活をすることを好む猫なので、逆に騒がしい環境で生活させられると、ストレスを感じてしまいます。そのため、育ち盛りの元気なお子さんのいる家庭では、飼育が難しい場合があります。

心を許した飼い主には忠実に尽くすタイプですが、警戒心が強くて人見知りするタイプなので、見ず知らずの人には近づこうとしません。信頼した飼い主と二人だけでまったりと生活したいというタイプの猫です。

2.「ペルシャ」 「ペルシャ猫」はとてもおとなしい猫です。走り回ったり、「いたずら」をすることは、ほとんどありません。鳴き声はとても小さくて、発情期になったとしても、あまり鳴かない猫と言われています。

家族思いの愛情深い猫ちゃんなので、一緒に生活している飼い主や家族と友好的な関係を築くことができます。飼い主さんに甘えるのも大好きです。

性格も非常におっとりとしていて、マイペースなタイプの猫ちゃんです。のんびり過ごすことを好むので、あまり飼い主がかまいすぎてしまうと、ストレスを感じてしまうことがあります。

それで、いつも猫ちゃんと一緒にいて遊びたいと考えている人には、あまりお勧めできません。逆に、一人でのお留守番は問題にならない猫ちゃんなので、外出することが多い人でも飼育しやすい猫です。

まとめ

いかがでしたか。言うまでもありませんが、動物を飼うことには責任が伴います。自分の時間や愛情を、たっぷり猫ちゃんに注いであげる必要があります。きちんとお世話をする覚悟がないのに、安易な気持ちで猫ちゃんを飼うべきではありません。

しかし、猫には色々な種類があり、特徴や性格が異なります。それで、自分と相性の良い猫ちゃんを探すことは可能です。自分にとって飼いやすい猫ちゃんを探すためには、自分のライフスタイルや生活環境などについて、事前にしっかり考えてみることが大切です。

猫ちゃんを飼うにあたって、どんな点が自分にとって問題になりそうかイメージするようにしましょう。そして、その懸念が最も少ない猫ちゃんはどんなタイプなのかを考えるようにしましょう。

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