【獣医師監修】猫がすぐ横になるのはどうして？考えられる理由や注意点を解説【2023年版】

猫がすぐに横になるときの注意点

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猫がすぐに横になると、病気かもしれないと心配する飼い主さんもいるようです。上記の理由でゴロンと横になるのであれば問題はありませんが、そうでないと心配ですよね。猫がすぐに横になるときに注意するべき点を挙げてみましょう。

調子が悪そうだったら病気かも

猫が横になるときだけでなく、普段からよく観察することはとても大切なポイントです。横になってリラックスしているのか、それとも息苦しそうにしているのかは、愛猫を観察するだけで見分けることができるでしょう。

いつもと同じ様子ですか？それともいつもとは違う仕方でゴロンと横になりましたか？愛猫の邪魔をしない程度に様子を観察しましょう。

いつもと様子が違って調子が悪そうにしていたら、動物病院に連れて行ったほうがいいかもしれません。病気にかかっているのかもしれませんし、何かを誤飲してしまい苦しいのかもしれません。早期発見によって解決できる病気もたくさんあるので、できるだけ早く動物病院で診察してもらうようにしましょう。

シニア猫になって疲れやすくなると、すぐに横になることがあります。そんな時はゆっくりと横になって休めるようにしましょう。横になりやすいスペースを確保してあげると、愛猫もゆっくりと休むことができます。肥満が原因で足腰に負担がかかって疲れやすくなっている可能性もあります。体重管理はこまめに行うようにしましょうね。

触ってほしいわけではない

遊んで欲しい時や構ってほしい時にゴロンと横になることがあると述べましたが、横になったら触ってほしいというわけではないことも忘れないでくださいね。

猫によってはお腹を見せるくせに触られるのを嫌がる子もいます。お腹を見せたからといって触ろうとすると、噛みつかれたり引っ掻かれたりすることがあります。思わぬケガにつながりますから注意しましょう。

触ってほしい場合でも、いきなりではなくゆっくりと触るようにしましょう。触られても大丈夫なところや、触ると気持ちよさそうにする場所からはじめます。

早い動きをするとビックリして攻撃されてしまうことがあるので、できるだけゆっくりと動くようにしましょう。愛猫の性格や行動パターンをよく知るようにすると、思わぬ攻撃をされないようにできます。

リラックスしている時や気分転換をしている時、冷たい床の上で涼んでいる時などは、どちらかというと相手にしてほしくない時です。お腹だけでなくどこを触っても嫌がる場合があります。

しつこく構うと猫にとってストレスになるのでやめましょうね。触ってほしい時は猫のほうから寄ってきますし、飼い主の目の前でアピールするので、その時は相手をしてあげるようにしましょう。

愛猫が横にならないのはもしかして…

猫が横になるかならないかは飼い主を信頼しているかどうかが関係していることがあります。愛猫が横にならないのはまだ飼い主に対して心を開いていないのが原因かもしれません。

これは、成猫になってから家に迎えるときによくあることです。警戒心が強いので慣れるまでに時間がかかることでしょう。じっくりと世話をして、猫が安心して過ごせるように努力しましょう。

毎日の生活の中で飼い主が優しい母猫のような存在だということに気づいたら、きっと心を開いてくれるようになるに違いありません。

猫の性格を知るように努力し、嫌がることはしないように気をつけましょう。猫のペースを大切にして合わせてあげると、猫もだんだんとリラックスして飼い主を信頼するようになります。

居心地が悪くて緊張しているとなかなか横にならないことがあります。部屋替えをしたり引っ越しをしたりすると、猫は新しい環境に慣れるのに時間がかかることがあります。新しいペットを家に迎えた時も、愛猫は慣れるまで緊張してしまうことがあります。

この場合は早く環境に慣れることができるようにしましょう。愛猫のプライベートスペースを作ってあげると良いかもしれませんね。

まとめ

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猫がすぐに横になる理由について調べることができましたがいかがでしたか？様々な理由がありますが、状況に合わせて相手をしてあげたり放っておいたりすることができます。

猫は気まぐれでマイペースな生き物です。飼い主の思い通りにならないことがほとんどですが、しっかりと尽くしてあげれば、信頼していることを態度で示してくれることがありますよ。

信頼の証として目の前でゴロンと横になってくれたらうれしいですね。愛猫の行動とその理由を理解することによって信頼関係を築いていきましょう。