猫部屋をDIYしてみよう!猫が過ごしやすい快適な部屋の7つのポイントを紹介

猫部屋をDIYしてみよう!猫が過ごしやすい快適な部屋の7つのポイントを紹介

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愛猫が快適に過ごせる部屋づくりは、猫特有の習性や行動形態を把握した上で、猫にピッタリの空間を提供してあげることが大切です。ちょっとした工夫をするだけで、多少部屋が狭くても猫にとって快適な部屋を作ってあげることは可能です。ここでは簡単にできる猫部屋のオシャレなDIYのポイントをご紹介します。

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猫が過ごしやすい快適な部屋のポイントとは?

部屋でリラックスする猫

Africa Studio/shutterstock.com

近年、猫を完全室内飼いする方が増えています。いつも猫が家でくつろいでいる姿を見て飼い主が癒されるのはもちろんのこと、猫にとっても外出しないことで安全で快適な毎日を送ることができます。

愛猫が快適に過ごせる部屋づくりは、猫特有の習性や行動形態を把握した上で、猫にピッタリの空間を提供してあげることが大切です。住宅環境によっては、”部屋が狭い・・”などの悩みを抱えている飼い主さんもいるかもしれません。でもちょっとした工夫をするだけで、多少部屋が狭くても猫にとって快適な部屋を作ってあげることは可能です。

猫がより快適に過ごせる部屋とはどのような空間なのでしょうか?この記事では猫が快適に過ごせる部屋作りのポイントと、簡単にできるオシャレなDIYをご紹介していきます。では猫が好むDIYをご紹介する前に、猫がどのような部屋を好むのか猫の習性をみていきましょう。

ポイント①猫が部屋を自由に行き来できる空間にすること

猫は好奇心が旺盛で束縛されることを嫌がる気質をしています。そのため、”行きたいのに行くことができない”とか、”閉じ込められている”と感じさせるような環境は大きなストレスになります。

ですから、猫に入られたくない部屋以外は出来るだけオープンにし、自由に行き来することができる環境を整えてあげるようにしましょう。ドアや引き戸が閉まらないようストッパーを使ったり、猫専用のくぐり戸を取り付けてあげたりすることができるかもしれません。

ポイント②特等席は日当たりの良い場所を!

猫にとって理想の場所は、日の差し込む高い場所から誰にも邪魔されずに外などの景色を眺めることです。日光浴も大好きで、日の当たる場所を求めて、朝、昼、夕方と太陽を追いかけるように部屋を移動する猫も少なくありません。

もし可能であれば、異なる方角ごとの窓際に、愛猫がゆっくりくつろげるようベッドなどの寝床を置いて居場所を作ってあげることができるでしょう。ただし、真夏は熱中症になる危険性もあるので、日光を調整できる日よけシェードなどを使って暑さを和らげてあげましょう。

ポイント③外がよく見える場所を作ること

室内飼いの猫にとって、外を観察できる環境は良い刺激になります。庭やベランダに来る昆虫や空を飛んでいる鳥などを観察できると、好奇心を満たせます。ですから、窓のそばにキャットタワーやソファーなどを設置し、外が良く観察できる場所を用意してあげましょう。

また、風や外の匂いが感じられる場所にしてあげるならとても理想的です。ただし、猫によっては網戸などを破ったり、窓を開けたりするなどして脱走する子もいますので、鍵を付けるなどの脱走防止対策が必要になることもあります。さらに窓の場所によっては、安全防止のため防止柵をつけると安全対策にもなります。

キャットタワーでくつろぐ猫

Africa Studio/shutterstock.com

ポイント④高い場所を自由に行き来できる空間が必要

猫はジャンプ力やバランス能力に長けている動物です。そのため、上下運動や空間を立体的に使って生活することが求められています。

ですから猫を室内飼いする場合は、猫が室内でも十分運動できるように安心できる高い場所を用意してあげることは大切です。そうすることで、遊び場としてはもちろん、運動不足の解消ともなりストレスが溜まることを予防できるでしょう。

おすすめはキャットタワーの設置です。キャットタワーに登れば部屋全体を見渡すことができるので、欲求を満たすことが可能です。

住宅環境によってはキャットタワーを置くことが難しい方もいるかもしれません。そんなときは、高さの異なる家具を並べるだけでも運動不足解消になるので、ぜひ工夫して家具を並べてみましょう。ただし、愛猫に落とされて困るものは家具の上に置かないようにしましょう。

さらに、事情が許すならば高い場所にお気に入りの寝床スペースを作ってあげることができるかもしれません。冷蔵庫や本棚などの家具の上に飛び乗れるよう家具の配置をアレンジしてあげるなら、運動不足やストレス発散につながります。爪とぎやハンモックなども合わせて用意してあげるなら、最適な空間になることでしょう。

ポイント⑤隠れられる狭くて暗い場所も必須!

猫は外敵から身を守るため、狭くて暗い場所に隠れて休む習性を持っています。室内飼いの場合は外敵はいませんが、猫特有の習性は残っていますので、猫が隠れることができる狭い場所をいくつか用意してあげましょう。

特に猫を多動飼いしている方は、多くのベッドや寝床を用意してあげる必要があります。段ボールを積み重ねるDIYもいいですし、押し入れやベッドの下、ソファーの下など隠れてゆっくりできる場所があるなら、家の中で快適に過ごせることでしょう。

ポイント⑥爪研ぎを設置して被害を最小限に!

猫にとって爪を研ぐことは毎日行う習慣のひとつです。爪は敵から攻撃されたときの武器として、また獲物を捕らえるときの道具として活躍します。そのような状況にいつ遭遇しても良いように、猫は爪を研ぐことにより毎日お手入れをしています。

それに加え、爪を研ぐとき足の裏の臭腺からフェロモンを分泌して、自分のニオイを残すマーキングも行っています。そのため、敵よりも自分を大きく見せようとする習性から、爪研ぎをする時は背伸びをして少しでも高い場所に自分のニオイを残そうとします。

家の中で暮らす猫も縄張り意識は野生の本能が残されているため、爪研ぎをします。爪研ぎを用意しないと、ソファーやカーペットなどの家具、壁、床などで爪を研ぎはじめるため、家の中が傷つけられてしまいます。ですから、爪研ぎは家の中に数ヵ所用意してあげることを忘れないようにしましょう。

また完全室内飼いの猫の場合、外敵はいませんし獲物を捕る必要もないので、爪を尖らせておく必要はありません。爪切りをすれば爪を研がなくなるということはありませんが、爪を定期的にカットするなら、家の中の被害を最小限にとどめることができるでしょう。

ポイント⑦トイレの清潔さをキープ

トイレは、飼育している猫の数にプラス1個した数が理想的と言われています。飼育している住宅環境にもよりますが、家が広かったり階数が分かれたりしていて猫が自由に行き来できる環境なら、数ヵ所トイレを設置してあげることができるでしょう。

猫はトイレに入っている時は無防備な状態になるため、人目が少ない場所を好みます。猫が落ち着いて用が足せる場所に設置するのが大切です。また、猫用のトイレにはサイズや砂など豊富な種類が用意されていますので、愛猫の好みに合ったものを選んであげましょう。

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