【最新版】ポメ柴ってどんな犬種？ポメ柴の性格や特徴からしつけの方法まで詳しくご紹介！

ポメ柴をしつける方法

dreamnikon/shutterstock.com

ポメ柴のしつけは、他の犬種と比べると少し難易度が高いと言えます。ポメラニアンも柴犬も賢い犬種なので、しつけするのは簡単そうに見えますが、一度飼い主さんを下に見てしまうようになるとなかなか言うことを聞いてくれなくなるという難点があるからです。

そのため、まずは飼い主さんが毅然とした態度でしつけをするという心構えが必要となります。可愛いからと言って怒らずいたずらを許したり、コロコロと指示を変えたりするようであっては、飼い主さんをリーダーとして認識しないままになります。しつけは子犬の時が肝心ですので、主従関係をよく教え込む必要があります。

しつけの仕方も、ポメラニアン寄りなのか柴犬寄りの性格なのかによっても多少変わってくることがあります。

ポメラニアンよりであれば、甘えんぼの性格を上手に用いましょう。飼い主さんの事が大好きなので、飼い主さんに褒めてもらえる！と思えば嬉しくなり、しつけたことをすぐに行ってくれます。ですから叱ることも大切ですが、褒めて伸ばすと言うことが重要となってくるでしょう。

では柴犬寄りであればどうでしょうか？柴犬は頑固なところがありますから、しつけの際には飼い主さんに忍耐強さが求められるかもしれません。飼い主さんがリーダーであることを理解してもらう必要があります。警戒心が強いため、飼い主さん以外には懐きにくいので、子犬の時から社会化トレーニングを行う必要があります。

飼い主さん以外の人間やワンちゃんに慣れさせて、社会に順応する力を養うことを「社会化」と言います。柴犬寄りの子に関わらず、ポメ柴全体に必要な特質と言えます。

この社会化を身につけるのに一番適している時期は生後三ヶ月までと言われています。この時期に経験したことが多ければ多いほど、飼い主さん以外の人やワンちゃんとも仲良くする事ができるようになります。

ポメ柴の幼少期に、どのように社会化を身につけさせることができるのでしょうか？

家の中にいる時には、テレビの音やラジオなど様々な音を聞かせてあげましょう。外に出たらいつも同じ人やワンちゃんにではなく、老若男女問わず様々な人やワンちゃんに会わせて交友を持ってもらいましょう。他にも自動車、自転車、電車やお店のライトや音、またワンちゃん以外の動物などを見せるのもいいかもしれません。

こうした社会化トレーニングの際に気をつけて欲しいのは、ワンちゃんが怖がっているのにしつけだからと無理に経験させてしまうことです。そうしてしまうとかえってトラウマとなり、その音や光などを見ると怖がり余計に内気になったり、他の人や物を寄せ付けないようになったりしてしまいますので気をつけましょう。

大切なのは徐々に慣れさせていくことです。様子を見ながら少しずつでいいので、範囲を広げていってあげてくださいね。

あまりにも問題行動を起こす子ならば、しつけそのものよりも生活環境などを見直した方がいいのかもしれません。

例えば、ポメ柴は活発な犬種ですから運動不足になっていないか、退屈してストレスがたまっていないか、ご飯はしっかり足りているかなど、何がしつけの妨げになっているのかを考えてあげましょう。

もし問題点が見つかったのならすぐに改善してあげましょう。改善してあげると自然と問題行動はなくなり、しつけもグンとしやすくなります。

ポメ柴は個体差はありますが、初めてワンちゃんを飼う方もしつけはできると思います。その際にはポメ柴の知識や飼い主さんの覚悟が必要になるでしょう。初めてワンちゃんを飼う方にとっても、しつけさえきちんとできれば決して気難しい犬種ではありませんので、ポメ柴との生活を楽しんでもらいたいと思います。

ポメ柴の平均寿命と健康

ibreakstock/shutterstock.com

愛犬を大切に育てて、少しでも長生きして欲しいと飼い主さん誰もが思うはずです。少しでも長生きしてもらうためには、ポメ柴特有の病気を知って未然に防ぎながら、健康を維持できるように心掛けたいものですね。

ポメ柴の平均寿命は12年から15年ほどです。ワンちゃん全体の平均寿命は14.85歳なので、通常のワンちゃんと変わらない平均寿命といえます。ワンちゃんは体が小さければ小さくなるほど寿命は伸びると言われています。

ポメ柴は小型犬の種類に入りますので、小型犬と同じくらいの平均寿命となっています。しかし、飼い主さんがワンちゃんの生活環境に気を配ってあげるならば、平均寿命よりもっと長生きしてくれることでしょう。

どのような点に気を付ければ長生きさせることができるでしょうか？そのコツとしては十分な運動をさせてあげること、ストレスを出来るだけ軽減させてあげることなどが必要となります。

先ほども触れましたが、ポメ柴は快活で運動が大好きな犬種ですから、十分な運動量がないとストレスが溜まってしまいます。小型犬なので室内で十分運動量が足りているのではないかと考える方も多いですが、それだけでは不十分なようです。できれば散歩は1日2回、10分から20分ほどを目安に連れて行ってあげる必要があるでしょう。

まとめ

ポメ柴の魅力が少しでも伝わったでしょうか？甘えん坊な性格の反面、飼い主さんには忠実で冷静さも持ち合わせている犬種という事がわかりましたね。

しつけには少々手間取ることもあるかもしれませんが、飼い主さんも一緒に楽しみながら行っていってほしいと思います。ポメ柴との信頼関係を築くことになり、ポメ柴を飼ってよかった！と思える毎日を送れることでしょう。