猫のひげ袋って何?ひげ袋が膨らむ理由と機能について徹底解説します!

猫のひげ袋って何?ひげ袋が膨らむ理由と機能について徹底解説します!

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猫のひげ付近を見ていると、ぷくっと膨らんでいる袋のようなものに気づくことがあります。これは「ひげ袋」と呼ばれるものですが、この袋は時々膨らむことがあります。この記事では、ひげ袋が果たしている役割や、膨らむ理由について解説したいと思います。

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猫のひげ袋の正式な名称は?

ひげ袋がかわいい猫

PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com

猫のひげ袋ですが、正式には「Whisker Pad(ウイスカーパッド)」という名称になります。ウイスカーには「ネズミや猫などの頬ひげ」という意味があります。パッドには「枕や詰め物」といった意味があります。

ひげ袋には頬ひげが詰まっていますので、頬ひげが詰まっている部位という意味で、ウイスカーパッドと名付けられたのではないかと考えられます。

ウイスカーパッドと似たような用語として、「ウイスカーブレイク」という用語もあります。この、ウイスカーブレイクは、ウイスカーパッドとは異なり、頬の間のくぼみのことを表わしています。

ちなみに、犬のひげには猫のようなセンサーの機能はありません。そして、ウイスカーパッドもありません。うさぎには、猫と同じようなウイスカーパッドがあります。うさぎも狭い場所に入り込む性質があるようですので、ひげをセンサーとして使う必要があるのでしょう。

猫のひげ袋をなでてあげても大丈夫?

ひげ袋は繊細な部分ですので、ひげ袋を触ると嫌がる猫もいます。ですから無理してなでるのはNGです。ただ嫌がらないようであれば、首回りやあごの下から触れるようにして、少しずつひげ袋に触れるのに慣れさせることはできるかもしれません。

もしなでるチャンスがあったら、猫の顔は中心から外側に向かって毛が流れていますので、毛の流れに沿って指先で優しくマッサージするようになでると良いでしょう。猫は子猫の時代に母猫に顔を舐められます。そのため、飼い主さんのことを母猫のようにみなしていれば、ひげ袋を撫でても怒らないでゆったりしてくれるかもしれません。

まとめ

猫を見ていると、ひげが生えている部分がプクッと膨らむことに気づくことがあります。このひげまわりの膨らみが好きという方も多いのではないかと思います。この猫の膨らみの部分は「ひげ袋」と呼ばれています。ひげ袋はとても重要な役割を果たしています。ひげを守る大事な部分です。猫にとっては生活してゆくのに大切な体の一部で、ひげをしっかりと支えて抜けないようにしています。

ひげ袋は筋肉でできていて、そこから生えているひげを支え動かすことができます。1本ずつの根元には袋と内側に血液が満たされていて、ひげのちょっとした振動も察知し、センサーのような役割を果たしています。人間では感じないようなわずかな振動も猫は察知できると考えられています。

このように猫のひげやひげ袋は猫にとって非常に重要な器官ですので、絶対にひげを抜いたり切ったりすることがないようにしましょう。

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