ラムキンってどんな猫?性格や見た目の特徴から飼い方まですべて紹介します!

ラムキンってどんな猫?性格や見た目の特徴から飼い方まですべて紹介します!

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アメリカが原産国のラムキンは、巻き毛が可愛い猫種です。まるで子羊のようなやわらかな巻き毛と小さな体つきが特徴で、その美しさと愛らしさに虜になる人が続出です。今回はそんなラムキンの歴史や性格、そして飼育する際のポイントなどの魅力をたっぷりご紹介します。

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ラムキンの飼い方

ブラッシングした毛

Anton Gvozdikov/shutterstock.com

先ほどご紹介したとおり、ラムキンは活発な猫種です。特に若い時期にはカーテンにもよじ登るなど、高いところにも登るのが好きですので、上下運動ができるような環境を整えてあげる必要がありそうです。体は小さいので、それほど大きなものではないキャットタワーで十分でしょう。

また、巻き毛にはお手入れが必要となります。お手入れ不足だと毛玉ができてしまったり、毛球症になったりすることもあります。それで一日一回ほどのブラッシング、またはコーミングが必要になります。

皮膚も敏感で弱い子が多いともいわれています。皮膚疾患になりやすいようですので、特に被毛と皮膚のケアをこまめにしてあげる必要があります。

ブラッシングが嫌いな猫もいますが、ラムキンは触られるのが嫌いなタイプではないので、ブラッシングの時間も飼い主さんとの楽しいコミュニケーションの時間になることでしょう。シャンプーやトリミングにも定期的に連れていきましょう。

また感染症を起因とする疾患のリスクも高いといえます。それで衛生的な環境で飼育することも大切です。毎日お部屋の掃除をするとともに、トイレや寝床などを清潔に保つようにしてください。

体が小さいのでケガもしやすいかもしれません。活発で上に上るのも好きですので、物を落としたりすることもあります。ガラスや陶器などの落ちたら危険なものを置かないことや、ケガの原因になりそうなものは片付けておくようにしましょう。

また定期健診を行い、いつも触れ合いながら様子をしっかりと把握しておくようにしましょう。いつもと歩き方が違うとか、様子の変化に敏感に気づいてあげることが大切です。少しおかしいなと思ったら獣医師に見せましょう。

ラムキンを迎える際の注意点

検査を受ける猫

Stephane Bidouze/shutterstock.com

ラムキンはとても新しい猫種です。それで、まだまだ健康面は遺伝子面でのリスクなどはわかっていないことも多いのが事実のようです。

新しい猫種というのは人為的な交配によって作出された場合、長い期間をかけて安定した遺伝子プールの確立、無理な繁殖ではないことの証明を行い、新しい猫種として公認されていくことになります。

現在TICAとTDCAでは公認されているとはいえ、まだまだ新しい猫種です。それでラムキンを飼育したいと思う方としては、新しい猫種は前例が少ないことから、病気や遺伝に関して情報が少ないことを理解しておく必要があります。つまり、ラムキンをもらってきたとしても、その子が足が短くなかったとか直毛だったということもあり得るということです。

実際に直毛だったり足が短くなかったりする子もいます。ラムキンの特徴は短足で巻き毛で超小型というものですが、まだ安定した育種ができていないということを覚えておく必要があるのです。

特に、ドワーフキャットと言われるラムキンのような小さく作られている猫種は、先天性の疾患が心配されている猫種といえます。それで、健康で遺伝性の疾患を持たないラムキンを見つけるためには、しっかりと健康管理や無理な繁殖を行っていない信頼できるブリーダーを探す必要があります。

中にはあまりにも小さすぎるサイズの子もいます。短足すぎる子もいます。その場合には、関節異常や骨格異常がみられることが多いことも覚えておきましょう。赤ちゃんのころのような見た目を保持できる魅力はありますが、極端に小さすぎるのはリスクがあるのです。

病気について

まだどんな遺伝性の疾患があるのかということが詳しくわかってないのですが、皮膚が弱いことに加え、マンチカンとセルカーク・レックスの持つ病気などに注意しておくと良いでしょう。

例えばマンチカンは太らせすぎに注意する必要があります。筋肉質な体つきとはいえ、短い足には負担がかかります。そして関節炎などにもかかりやすいといわれています。

セルカーク・レックスは基本的に健康な猫種として知られていますが、品種育成のためにペルシャ猫が導入されていて、ペルシャ猫に特有の肥大型心臓病、多発性のう胞腎などをおこしやすいといわれています。

もちろんどんなに気を付けていても病気になることはありますし、ラムキンの場合は前例が少ない分どんな病気になる可能性が高いのかがまたわからないので、心配も多いかもしれません。しかしできることとして、日頃からラムキンがストレスを感じないように必要な運動ができる環境や新鮮な水、食事、そして必要なコミュニケーションを図るように心がけましょう。

まとめ

いろんな猫種

Eric Isselee/shutterstock.com

ラムキンは小さな体とふわふわの巻き毛がとってもかわいい新しい猫種です。短足で少しずんぐりとした体型がコロコロとしていてたまりません。甘えん坊で人と一緒にいることや触れ合うことが好きという性格も、愛猫とたくさん触れ合いたいという人には魅力的ですよね。活発で明るい性格なので、家族みんなをいつも笑顔にしてくれることでしょう。

小さい個体の場合、ほんの2㎏しかないことを考えるととても小さいですよね。子猫のような可愛さをそのまま残す品種と言われています。

新しい品種ゆえになかなか手に入らないことや、病気や遺伝的な疾患についてはまだわかっていないことも多いということは少し心配ですが、これから育種が進んでいくことでさらに安定した繁殖が行われていくことでしょう。

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