猫が後ずさりできないって本当?猫が後ずさりすることがある状況とは

猫が後ずさりできないって本当?猫が後ずさりすることがある状況とは

update

「猫は後ずさりできない」と聞いたことがあるかもしれません。確かに猫が後ずさりをしている場面を見たことが無い人は多いでしょう。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?今回は猫が後ずさりできないのは本当なのかどうかを調べてみました。

update

嫌なものがある

進行方向に怖いものではなく、不快なものがある場合でも同様の反応をすることがあります。怖いから目を離せないというよりも、嫌なものに遭遇して、思わず後ずさりしてしまったというシチュエーションでしょう。

私たち人間でも経験があるのではないでしょうか?苦手な人や、苦手なものに遭遇したときに思わず「ウッ」と声がでて2、3歩後ずさりしてしまうのです。猫でもそのような仕草をするのは興味深いですし、なんだか親近感がわいてくるのではないでしょうか?

助走のため

猫は助走のために数歩だけ後ずさりすることもあります。イメージとしては高跳びや幅跳びをする選手でしょうか。後ろに若干下がってから走り出してジャンプするのです。助走をつけるための勢いをつけることが目的です。

猫も同じように高跳び選手のような動きをすることがあります。猫はジャンプがとても得意です。自分の身体の何倍もの高さや距離を飛ぶことが出来ます。そのためには助走も大切なのでしょう。歩数調整なのか、勢いづけなのか、数歩後ずさりしてから走り始めることがありまね。

猫の驚異的な身体能力には驚かされます。お家の中でもそのような身体能力を披露してくれることがあるでしょう。猫を飼育している人であれば、猫の運動会や体操競技会を見かけることがあるはずです。

身体に違和感がある(病気の可能性も)

後ずさりに見える行動をする場合もあります。後ろに下がることが目的なのではなくて、身体に違和感があるので身体をもぞもぞさせることがあります。その動きが後ずさりに見えることがあるのです。

また、身体が思うように動かずに後ずさりすることもあります。これも病気やケガなどの痛みや麻痺が原因です。これらは特殊な原因ではありますが、背後に大きな病気が隠れている場合があります。

手術後などであれば飼い主さんも納得できますが、特に病気などを患っていない時に、後ずさりをするようなことがあれば、少し注意して観察してください。

もしかしたら、後ずさりしたいのではなく、身体が思うように動かないのかもしれません。猫は人間のように言葉で意思を伝えることが出来ません。飼い主さんは猫の仕草の微妙な違いで判断する必要があります。

違和感があるなら、すぐに獣医さんに相談してください。病気の早期発見につながることがあります。

まとめ

猫の後ずさりについて解説しました。

猫は後ずさりできないと言われていますが、答えはNOです。猫は滅多に後ずさりしませんが、出来ないわけでもしないわけでもありません。

猫が後ずさりするのはコミカルな場面が多いように感じます。思わずクスッと笑ってしまう場面もあるでしょう。他にも怖い相手に相対したときに後ずさりしたり、身体に違和感があって後ずさりしているように見える場合もあります。

猫を観察していると楽しい発見がたくさんあります。観察力を鍛えると、病気の早期発見にもつながることがありますから、これからも猫の仕草に興味を持ってくださいね。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板