犬は赤ちゃん言葉をどう感じている?犬に言葉を理解してもらうコツを紹介!

犬は赤ちゃん言葉をどう感じている?犬に言葉を理解してもらうコツを紹介!

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犬や猫を飼っている方であれば、可愛いペットに向かってついつい”赤ちゃん言葉”で話しかけてしまうという経験があるのではないでしょうか?犬は赤ちゃん言葉をどう感じているのでしょうか?喜んでいるのでしょうか?この記事では、犬は赤ちゃん言葉をどのように感じているのかについて詳しく解説していきます。

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犬は赤ちゃん言葉をどう感じている?犬に言葉を理解してもらうコツを紹介!

犬は赤ちゃん言葉をどう感じている?

犬に話しかける飼い主

Daxiao Productions/shutterstock.com

犬や猫を飼っている方であれば、可愛いペットに向かってついつい”赤ちゃん言葉”で話しかけてしまうという経験があるのではないでしょうか?

犬は赤ちゃん言葉をどう感じているのでしょうか?喜んでいるのでしょうか?この記事では、犬は赤ちゃん言葉をどのように感じているのかについて詳しく解説していきます。

人間の赤ちゃんによく似ている子犬

米国の生物学者や大学教授を中心としたチームが、子犬10匹と成犬10匹を対象に、赤ちゃん言葉にどのように反応するかの実験をしました。

まず30人の女性に協力してもらい、犬に呼びかけるために赤ちゃん言葉を録音しました。女性たちは犬の写真を見ながら、赤ちゃん言葉でゆっくりと高い声で話しかけるパターンと、脚本を読んでいるかのように普通に話しかけるパターンの2タイプの話し方で録音します。

そしてニューヨークにある動物保護センターで、子犬10匹と成犬10匹に録音した女性たちの声を聞かせその反応をビデオ録画し分析したところ、次のような結果が出ました。

赤ちゃん言葉でゆっくりと高い声で話しかける録音を子犬に聞かせると、10匹中9匹が興奮状態に陥り、中には吠える子もいました。一方、成犬は10匹すべてが全く反応せず、ほぼ無視状態でした。

この結果は何を示しているのでしょうか?そもそも人間が赤ちゃんに対し、赤ちゃん言葉を使って話しかけるのは、赤ちゃんが上手に話すことができないからです。赤ちゃん言葉を使うことで興味を惹かせ、高い声のトーンで話しかけることで、言葉を学ぶように促しているのです。

それと同じように子犬も人間の言葉が話せないため、赤ちゃん言葉を使って注意を向けさせ、言葉を理解してもらおうとすることで、人間の赤ちゃんのような反応を子犬も示すといえます。つまり、人間の赤ちゃんのように子犬も好奇心旺盛で、赤ちゃん言葉が有効ということです。

犬はどのくらい人間の言葉を理解している?

話をする犬と飼い主

BublikHaus/shutterstock.com

人間だけが”言葉”でコミュニケーションを図ることができます。つまり、犬を含めてほかの生物は言葉を話すことができません。

しかし、犬は古くから人間の良きパートナーとして現代に至るまで生活を共にしています。深い信頼関係や絆が築けるのは、犬が言葉を話さなくても人間の言葉を理解できるからです。

そのため飼い主さんがしつけをしっかり行うなら、飼い主さんがして欲しいことを行うようになります。

犬の知能は幼児ほど

犬種にもよりますが、犬は人間の幼児程度の知能を備えていると言われています。その知能は2~3歳ほどと考えられており、個体差にもよりますが200個以上の言葉を覚えることができる犬も中にはいるようです。

人間と一緒に生活している多くの犬は、基本とも言える”お座り”、”お手”、”待て!”などのしつけに必要な言葉だけでなく、ボディランゲージも一緒に覚えることができます。飼い主さんの顔やジェスチャーなどを目で見ながら、声のトーンと言葉を注意深く聞いて学んでいます。

さらに、犬はモノを記憶する能力や場所を覚える能力も備えています。このような知能を備えているため、犬は人間の良きパートナーとして古くから親しまれているのでしょう。

環境の影響

すべての犬が言葉を覚え、理解しているわけではありません。人間の赤ちゃんの場合、家族や周囲の人が頻繁に話しかける環境にあればあるほど、言葉を早く覚えられると言われています。

これと同じように家庭で飼われている犬も、飼い主さんやその家族が愛犬にたくさん話かければかけるほど犬は言葉を聞く回数が増えて、その言葉を理解するようになっていきます。

つまりどのくらいの言葉を理解できるかは、飼育されている環境が大きく関係してくるというわけです。

犬種によって差がある犬の知能

ボーダーコリー

xkunclova/shutterstock.com

さまざまな犬種が存在していますが、各種類によって大きな格差があるわけではありませんが、それでも犬種によって知能に差があると言われています。

犬の中で最も高い知能を持っている犬種はボーダーコリーです。ある研究によると、人間が出した命令の98%従うことができるほど言葉を正確に理解し、頭が良いことが報告されています。

ボーダーコリーは犬種として知能が高いことで知られていますが、個々の性格や環境も知能に影響を与えるので、すべてが知能が高いという保証はありません。

犬の脳について

犬は言葉を理解するだけでなく、その言葉に含まれている”真意”、つまり”感情”も理解していることが近年の犬の脳の研究によって明らかになりました。つまり犬はただ単に言葉を聞き取るのではなく、相手の微妙な声のトーンや表情なども脳で判断し、言葉を理解しているのです。

この研究をしたハンガリーにある大学のチームは、犬13匹の脳を対象に行いました。脳の活動を調べる必要があったため、MRIの台の上に乗せても動かないよう犬を訓練する必要がある、とても大変な研究だったようです。

実験はいくつかのパターンで犬に言葉を話しかける方法で行われました。ほめ言葉を抑揚をつけて話す、ほめ言葉を抑揚なしで単調に話す、褒め言葉以外を抑揚をつけて話す、ほめ言葉以外を抑揚なしで単調に話すの4パターンです。

脳の活動を分析してみると、左脳では単語、右脳では抑揚に反応していることが明らかになりました。つまり犬は声のトーンの違いで、褒められていることが嬉しくて何かいいことであると理解しているのです。

感情をこめて愛犬をしつけよう!

犬の脳の研究結果で明らかにされたように、犬は人間の声のトーンで褒められていることを理解しています。

人間の子どもの教育方法のひとつに、”褒めて伸ばす”という教育法を見聞きしたことはありませんか?

人間だけでなく、犬も褒められると嬉しい感情になるのです。ですから犬をしつける際には、ほめ言葉を述べるときは声のトーンを変えて高めの口調で言葉を発するなら、犬は言葉を理解しやすくなるでしょう。

しつけをするときには感情をこめることも大切です。犬は飼い主さんの気持ちを読み取ることができるので、感情をこめて言葉を発してしつけるなら、愛犬の幸福感はさらに増すことでしょう。

犬にとって飼い主さんに褒めてもらえることは、何にもかえがたい喜びのひとときです。ですから愛犬をしつけるときは、感情のこもったほめ言葉を述べるようにしましょう。

犬に言葉を理解してもらうコツ

犬のしつけ

Page Light Studios/shutterstock.com

犬に言葉を理解してもらうためには、覚えやすい言葉を選ぶことがポイントです。次の点を意識して愛犬に話しかけてみましょう。

”号令”は必ず統一すること

愛犬に言葉をかけるときは、飼い主さんとその家族で”号令”を必ず統一することが大切です。

たとえば”おすわり”、”すわれ”、”シットダウン”はどれも同じ意味ですが、家族がそれぞれ言いやすい言葉で号令をかけるなら愛犬が混乱してしまいますし、言葉もなかなか覚えることができなくなってしまいます。

声のトーンを高くすること

上記でもみたように、犬は飼い主さんの声のトーンで言葉の背後にある感情を読み取っています。少し高めの声のトーンで話しかけてみましょう。

ハッキリと話すこと

愛犬に言葉を話しかけるときはなるべく短い単語を選び、明瞭な発音でハッキリ話すことがポイントです。短くてハッキリした言葉であれば、犬も聞き取りやすいでしょう。

主従関係をしっかりすること

犬は自分より下位にいると認識している家族の命令は従わないので、しっかりと主従関係を確立させることは基本です。犬は家族の中で順位づけをする傾向がありますので、自分がリーダーであることをしっかり教えましょう。

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