トイプードルのシャンプーの仕方を紹介!シャンプーする際に注意したいこととは

トイプードルのシャンプーの仕方を紹介!シャンプーする際に注意したいこととは

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日本でも大人気のトイプードルは、被毛がクルクルとカールしているのが特徴的です。そのため、定期的にシャンプーをして清潔さを維持し、皮膚トラブルを予防することが必要です。そこで今回は、トイプードルのシャンプーの仕方について、またシャンプーする際の注意点について詳しく解説していきます。

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はじめに

今でも大人気のトイプードルは、被毛がクルクルとカールしているのが特徴的です。そのため、定期的にシャンプーをして清潔さを維持し、皮膚トラブルを予防することが必要です。

この記事では、トイプードルのシャンプーの仕方について詳しく解説していきます。

トイプードルをお風呂に入れる前に

愛らしい顔でカメラを見つめるトイプードル

mohitseb/shutterstock.com

肌トラブルを予防するためには、たくさんシャンプーをして清潔さを維持すればいいのでは?とお考えの飼い主さんもいることでしょう。

しかし、シャンプーのし過ぎは、肌の乾燥を招き、かえって皮膚病になるリスクを高めてしまうことになります。また、愛犬の体質に合ったシャンプーを見つけることは、簡単なことではありません。

特に生後6ヶ月未満の子犬のシャンプーは、特に注意が必要です。なぜなら、予防接種やワクチンなどをまだ受けていない子犬の場合は、抵抗力がないため、ちょっとした風邪が体調不良につながる危険性があるからです。

トイプードルのシャンプーの仕方とは?

洗面台の中にいるプードル

ThamKC/shutterstock.com

では、どのようにシャンプーしてあげたら良いのでしょうか。みていきましょう。

ステップ①お風呂前のブラッシング

まずシャンプーをする前に、しっかりブラッシングをして毛玉を取り除きます。

毛が絡まったまま水に濡れてしまうと、取り除くのが難しくなるだけでなく、最後にドライヤーで乾かす際にも多くの手間と時間を必要とするからです。

ですから、シャンプー前には必ずコームなどを使って、毛のもつれを取り除きましょう。

ステップ②プレシャンプー

続いて、シャワーで体を濡らし、大まかな汚れを洗い流すプレシャンプーをします。なぜなら、トイプードルの皮膚はとてもデリケートなので、直接シャンプーをするとトラブルを招く可能性があるからです。

シャワーのお湯の温度は、36~38度程度のぬるま湯に設定しましょう。そして、飼い主さんの手の甲で温度を確認しましょう。

また、各家庭のシャワーヘッドにもよりますが、水圧が強すぎると皮膚に刺激を与えてしまいますので、水圧の強さにも注意することは大切です。

身体を濡らす際には、シャワーヘッドを愛犬の体に密着させて、頭部からお尻に向かって濡らしていきます。

シャワーヘッドを密着させることで、犬の体に付いた汚れを落ちやすくしたり、犬が苦手とするシャワー音の軽減になるなどさまざまなメリットがあります。

そして、頭部や顔付近を濡らす際には、鼻にお湯が入らないように顔を上に向けてシャワーしましょう。

また、耳は皮脂が多い部位ですので、耳の穴にお湯が入らないように気を付けながら、根元までしっかり濡らすようにしましょう。

プレシャンプーは毛の表面だけでなく、皮膚までしっかり濡らすことがポイントです。

ステップ③シャンプー

シャンプーは、犬用のシャンプー剤を使って、プレシャンプーと同じように頭からお尻に向かって、上方から下方に向かって全身をマッサージするように洗っていきます。

脂分の多い耳、洗い忘れをしやすいお腹や脇の下など隅々まで洗った後、肛門腺を絞ります。

シャンプーをする際、泡が目や鼻、耳の穴に入らないよう十分注意しましょう。

特に顔周りをシャンプーする際、シャンプーの刺激成分が目に入ってしまい、そのまま目に残ってしまうと目が開きにくくなってしまう危険性があります。もちろん、多くの飼い主さんが目の周りは慎重に洗っていると思いますが、万が一、目に入ってしまったら、すぐに水でシャンプー剤を洗い流しましょう。

シャンプー剤が身体全体に行き届いたら、シャワーを使って頭部から後方へ向かってしっかりとすすいでいきます。

指の間など細かい部位に泡が残らないように、しっかり洗い落としましょう。すすぎをするときも、犬の体にシャワーヘッドを密着させると効率よく泡を流し落とすことができます。

ステップ④リンスもしくはコンディショナー

リンスやコンディショナーは、被毛の毛並みや毛艶、保湿などをサポートします。リンス剤は上方から下方に流れていくので、体高の高いところからつけていくのがポイントです。

身体全体リンス剤が行き届いたら、毛になじむよう被毛を揉んでいきましょう。最後のすすぎは、毛の流れに沿って、頭からやさしく丁寧に流していきます。

シャンプーと同じように、リンス剤の流し忘れがないようにしっかりすすぎをしましょう。

ステップ⑤乾燥

シャンプーの後は、自然乾燥ではなくドライヤーを使ってしっかりと乾かしていきます。

ドライヤーをする前に、しっかりタオルで水分をとるなら、ドライヤーの時間短縮にもつながり、効率よく乾かせます。

通常のタオルでも問題ありませんが、ペット用の吸水タオルは吸収力がとても優れているのでおすすめです。

タオルで拭く際には、ゴシゴシと力を入れるのではなく、タオルに水分を染み込ませるようなイメージでやさしく拭いていきましょう。

タオルでしっかり水分を拭き取ったら、いよいよドライヤーを使って乾かしていきます。

少しでも被毛に水気が残っていると、そこから細菌が増殖し、皮膚のトラブルが発生する危険性がありますので、しっかり乾かすことはとても大切です。

また、ドライヤーを使用する際は、トイプードルがやけどしてしまわないよう適度な距離を取り、低めの温度の風で乾かしましょう。人間用のドライヤーの温風は、温度が高すぎて犬にとっては刺激となりますので、”クール”機能を使って低温で乾かしましょう。

そして、可能であれば、犬のために開発された犬用のドライヤーの使用をおすすめします。特にトイプードルのようにふわふわの被毛を特徴としている犬種の場合、ドライヤーに時間がかかるので、犬用のドライヤーは必須アイテムと言えるかもしれません。

トイプードルの子犬はいつからシャンプーできる?

プードルの赤ちゃん

Armen Kosyan/shutterstock.com

トイプードルを家族として迎えると、”いつからシャンプーをすればいいのだろう?”と思われることでしょう。

トイプードルの子犬はいつから、またどのようにお手入れをしていけばよいのでしょうか?

トイプードルの子犬にとってのシャンプーとは?

トイプードルの場合、ほかの犬種と比較すると、体臭が少なめと言われています。

ただし、しっかりお手入れをしている場合の話しです。汚れを長い期間放置しておくなら、それなりにニオイも体臭もキツクなってきます。

多くの方がトイプードルを家族として迎える場合、ペットショップやブリーダーを通して迎えることでしょう。

たいていキレイな状態のトイプードルを迎えることができますが、散歩でついたホコリや家の中のハウスダストなどで、徐々に汚れは蓄積されていきます。

また、子犬の頃はトイレのしつけがまだ上手にできていないため、おしっこやうんちを失敗してしまう頻度も多く、どうしても汚れがちになってしまいます。

さらにモコモコした被毛が魅力的なトイプードルですが、抜け毛がもつれて毛玉になってしまうというデメリットもあります。そのため、犬のシャンプーには汚れや皮脂、抜け毛を取り除く、皮膚の清潔さを維持するなどの大切な役割があります。

トイプードルの子犬は自宅でシャンプーできる?

トイプードルの子犬のシャンプーは、自宅ですることもできますし、プロのいるペットサロンにお願いすることも可能です。

ペットサロンに連れていけば、プロがしてくれるのでキレイな仕上がりを期待できるでしょう。

でも、子犬のシャンプーのコツをしっかり掴んでしまえば、飼い主さんが自宅でシャンプーを行えます。

子犬にとっては、見慣れない環境のペットサロンでシャンプーをされるよりも、自宅で飼い主さんがシャンプーをする方がストレスや緊張なくできるでしょう。

子犬のときから自宅でのシャンプーに慣れておくなら、いざという時に安心です。特に散歩で泥まみれになったときや、身体にうんちがついてしまったなどのシャンプーが必要な緊急事態が生じたとしても、自宅でのシャンプーに抵抗なく応じてくれるでしょう。

トイプードルの子犬のシャンプーはいつから始める?

上記でもみたように、トイプードルのお風呂はプレシャンプー、シャンプー、コンディショナー、ドライヤーで乾かすという一通りの過程となっており、手間と時間を必要としています。

そのため、ずっと身体をいじられている状態は、子犬にとって大きなストレスになるに違いありません。

ですから、家に迎えたばかりの日や数日以内、飼い主さんに慣れていない時期のシャンプーは控えることをおすすめします。

また、免疫力が不足している子犬は、少しの刺激ですぐに体調を崩してしまいますので、子犬に必要なワクチンや予防接種がすべて済んだ後から約1週間程度経過した時期までは、シャンプーは控えましょう。

なぜなら、ワクチンや予防接種後は、身体に何かしらの副作用が生じているため、シャンプーをして身体にダメージを与えることはストレスになるからです。

でも、子犬の時期は、ワクチンや予防接種がすべて終了するまでに、身体が汚れてしまうことが多いことでしょう。そんなときは、ワクチンや予防接種を受ける動物病院で、シャンプーのアドバイスを受けることができるかもしれません。

また、足やおしり付近など汚れが集中しているなら、ぬるま湯で流してキレイにしてあげることができるかもしれませんね。生後半年が経過すれば、自宅でシャンプーをしても問題はありません。

それ以前にシャンプーをしたい場合は、獣医師さんに相談してみましょう。

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