犬も拗ねることがある?犬が拗ねる原因や拗ねているときの仕草を解説!

犬も拗ねることがある?犬が拗ねる原因や拗ねているときの仕草を解説!

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犬を飼っている方なら、時々愛犬が拗ねているような行動や仕草をとるのを見たことがあるかもしれません。人間と同じように、犬も拗ねるような行動や仕草をとることがあります。犬が拗ねてしまうのはなぜでしょうか?今回は、犬が拗ねる原因や拗ねているときの対処法について解説したいと思います。

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はじめに

「犬が拗ねる」のを見たことがあるかもしれません。犬が拗ねるときには特有の行動や仕草を行なうようです。今回は犬が拗ねる原因やその時の対処法をご紹介します。また、犬が拗ねないようにするために出来ることもご紹介したいと思います。

犬は拗ねることがあるの?

拗ねた様子の犬

fongleon356/shutterstock.com

人間は拗ねることがありますよね。特に感情を制御しきれていない子どもたちは、自分の希望通りにならないとふてくされて、拗ねてしまうことが多いものです。

犬も拗ねるような行動をとることがあります。その時には人間と同じような気持ちなのでしょうか?では犬の「拗ねる」ときの状態について考えてみましょう。

拗ねるとは?

そもそも「拗ねる」とはどんな状態の事を指すのでしょうか?辞書によると「拗ねる」とは、不平や不満などが原因で、素直な態度を示さず、投げやりで反抗的な態度を示すことです。相手に対してわざとよそよそしく振舞うこともあるようです。

拗ねることには、当人の不満が大きく関係しているようですね。自分が抱いていた期待が果たされない時には満たされない気持ちになってしまうものです。期待が裏切られるので、反動で投げやりな態度を示してしまうのでしょう。

犬も拗ねているように見える

犬も人間と同じように拗ねているような反応をしめすことがあります。素直な態度を示さなかったり反抗的な態度をとったりするのです。

多くの場合は飼い主さんに対しての反応であることが多く、飼い主さんに対して普段とは違った態度で応じることもあるでしょう。そのような態度を「拗ねている」と表現する人は多いようです。

では、実際には犬は「拗ねている」のでしょうか?単に拗ねているように見えるだけなのでしょうか?

本当の気持ちは?

「拗ねる」とは感情が大きく関係する表現です。拗ねることは態度に表れるものですが、そこには感情が関係しているので、感情と行動を切り離して考えることはできません。

私たち人間は犬の本当の気持ちを知ることはできません。犬の態度や行動、表情などから察することは出来ますが、断言することはできません。

ですから、犬が「拗ねている」様な行動をしたとしても、はっきりと拗ねているとは言い切れないのです。実際に専門家たちも「犬は拗ねることがある」とは断言しない人もいるようです。

しかし、多くの飼い主さんが観察して感じるように、犬にも感情があります。期待することもあれば、それが叶わないこともあります。その時には当然感情が動くはずですし、同時に拗ねたような行動を取ることもあります。

ですから、あくまでも個人的な意見ですが「犬は拗ねることがある」と考えても良いと思っています。では、犬が拗ねてしまったときの行動や仕草について見てみましょう。

犬が拗ねてしまったときの行動や仕草

飼い主を無視している犬

Sjale/shutterstock.com

皆さんの愛犬も拗ねてしまったような行動や仕草を取ることがありますよね。どんな行動や仕草があるでしょうか?ポピュラーな仕草をご紹介します。以下の仕草が見られたときには、「拗ねている」と思っていいでしょう。

飼い主の呼び声に反応しなくなる

普段であれば、飼い主さんが大好きなので呼び声にすぐにでも答え応じます。それが、ちょっと嫌なことがあった後だと、あからさまに飼い主さんの呼び声を無視することがあるでしょう。

寝ているわけではありません。犬は耳が良いので、飼い主さんの声も聞こえているはずですが、全く反応しないのです。何度か呼ぶと「静かにして」と言わんばかりに尻尾を床に叩きつけることもあるでしょう。明らかに機嫌が悪いことが分かりますね。

ふて寝する

私たち人間も、気に入らないことがあったり、嫌なことがあったりすると、すべてを投げ出したようにふて寝することがあります。特に眠たいわけではないですし、寝ることで解決するわけではないのが特徴です。

犬も自分の希望が通らなかったときや、楽しくない時にはふて寝することがあるでしょう。普段であれば寝ている時間帯ではないのに、途中で投げ出したように眠ってしまうのです。

犬は耳が良いので、眠っていても飼い主の声が聞こえればすぐに起きて近づいてくるものです。しかし、ふて寝しているときはなぜか音に鈍感で、飼い主さんの声でも起きません。

確信犯なのか、本当に聞こえていないのかは分かりませんが、どちらにせよ普段とは違った眠り方なのは間違いありません。

犬が拗ねる原因とは?

飼い主に怒られている犬

Pixel-Shot/shutterstock.com

犬が拗ねてしまうのはなぜでしょうか?犬は猫と違って気分屋ではありません。拗ねてしまう時には何かしらの理由があるはずです。拗ねてしまう前の状況を思い出してみると、原因がはっきりするかもしれませんよ。

これから犬が拗ねてしまう原因をいくつかご紹介します。犬の感情や仕草に敏感であるなら、きっと拗ねてしまった原因が分かるに違いありません。

嫉妬

多頭飼いしているのであれば、犬が嫉妬して拗ねてしまう可能性があります。同じ家に住んでいるとしても、犬同士には明確な上下関係があります。大抵の場合は先住犬の立場が高く、力を持っていることが多いです。

犬同士の上下関係は、優先順位がしっかりと決まっているものです。立場が高い犬がすべての事において優先されるものなのです。これは犬同士もはっきりと分かっています。

もし、飼い主さんがこの優先順位を無視してしまうと、それがトラブルの種になってしまうかもしれません。

新しく入ってきた犬は可愛らしいものです。先住犬よりも構ってしまうことがあります。そうすると、先住犬は嫉妬してしまいます。「僕のご主人様だぞ」と怒ってしまうのです。

嫉妬はケンカへと発展することがあります。お互いに飼い主さんをめぐって攻撃しあったり、一方が片方をいじめたりするかもしれません。

構ってくれない

どんな犬でも「飼い主さんと一緒に遊びたい」「コミュニケーションをとりたい」「構ってほしい」と感じるものです。愛犬の方から近づいてきて構ってほしいアピールをすることもあるでしょう。

そんな時に飼い主さんが構ってくれないなら、愛犬たちは拗ねてしまうことがあるようです。子どもっぽいと感じるかもしれませんが、飼い主さんが大好きだからこそ拗ねてしまうのでしょう。

愛犬が「構ってくれない」と感じるのは、飼い主さんが忙しすぎるのが原因かもしれません。愛犬の「構ってほしいアピール」にすべて応える必要はありませんが、出来るだけ時間をとってお世話してあげてくださいね。

また、飼い主さんは適度に構ってあげているのに、愛犬がワガママな場合もあります。いつも甘やかしてばかりいたり、飼い主さんとの主従関係をしっかりと構築できていなかったりすると、いつでも構ってもらえると思い込んでしまうでしょう。自分の要求が通らないとすぐに拗ねてしまうのです。

怒られた後

飼い犬だからこそ、飼い主さんに怒られてしまうこともあるでしょう。イタズラ好きの犬もいますし、失敗ばかりしてしまう犬もいます。しつけには叱ることも含まれます。必要なことではあるのですが、だれでも怒られるのは好きではありませんよね。

怒られてしまったことでショックを受けて、拗ねてしまうこともあるのです。今までは楽しそうな表情をして元気だったのに、怒られた途端しょんぼりとして元気がなくなってしまうこともあるでしょう。飼い主さんの呼びかけにも応じなくなってしまうかもしれません。

叱ることは大切ですが、やりすぎないように注意しましょう。叱る時にも、暴力をふるったり怒鳴ったりするのではなく、大きめの声で分かりやすく「ダメ!!」と言ってあげるようにしましょう。

また飼い主さんは普段から愛犬をよく褒めてあげるようにしてくださいね。

欲しいものがもらえない

「ごはんをもっとたくさん食べたい」「おやつが食べたい」「おもちゃが欲しい」など、愛犬たちは飼い主にいろいろな物を要求してくることがありますね。

大抵の場合は、その要求に応えてあげることが出来ないでしょう。愛犬の欲求に従っていたなら、ワガママになってしまいますし、健康管理も出来ないからです。

欲しいものが手に入らない犬は拗ねてしまうかもしれません。「じゃあ、もういいよ!」「なんでダメなの?もう知らない!」という気持ちになるのでしょう。これまでの積極的な態度から一変して消極的な態度をとるようになるのです。

拗ねてしまった愛犬を見るのは飼い主としても辛いものがありますが、ワガママにさせないためにも、要求に応えたい気持ちをぐっとこらえましょう。

楽しくない

飼い犬は1日のほとんどを限られた空間で過ごします。室内犬であれば、お部屋の中から出ることが出来ません。室外犬であれば、リードで繋がれている範囲か庭の範囲に限られるでしょう。

飼い主さんがお出かけしてしまうことも多いでしょうから、犬が「楽しくない」「つまらない」と感じてしまうのも無理はありませんね。

犬たちも楽しくない状態が続くと拗ねてしまうでしょう。飼い主さんが近くに来たとしてもそっけない態度をとってしまうことがあるのです。本当は飼い主さんに遊んでほしいのに、「もういいよ」なんて拗ねた態度をとるのです。

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