犬にレタスはOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

犬にレタスはOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

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レタスは犬に与えても問題ない野菜の一つです。95%が水分でできているため、夏の水分補給にも適していますし、低カロリーなのでダイエットを目的として犬に与えることもできます。しかし、レタスを犬に与える際には与え方や量に注意や工夫が必要です。ここでは犬にレタスを与えるメリットや注意点を詳しく解説します。

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犬にレタスを与えても問題ない?

いろんなレタス

neil langan/shutterstock.com

レタスはキク科アキノノゲシ属の野菜で、原産は地中海沿岸です。日本では通年市場に出回っていますが、収穫期は秋と春でその頃に最も価格が安くなります。

レタスはたくさんの栄養も含まれており、サラダとしての定番野菜です。しかし、人間にとって体に良い食材であったとしても、それが犬にも同じ効果があるとはいえず、逆に健康を害してしまう野菜もあります。

レタスは、犬にとってもある程度の健康効果を期待できる野菜であり、食べさせても特に問題はありません。生で与えることもできますし、加熱したものを与えることもできます。

犬にレタスを与えてもいい量

エサをもらう犬

pixabay.com

どんなに体に良い食べ物であったとしても、食べ過ぎや与え過ぎは逆効果になってしまう可能性があるので、与える「量」に気を付けることは大切です。

特に犬は人間とは違って肉食動物であり、必ず野菜を摂取しなければいけないわけではありません。ドッグフードには犬に必要な栄養素がすべて含まれているので、基本的にはドッグフードだけで十分な栄養をまかなうことができます。そのため、犬にレタスを与えるときはドッグフードのトッピングやおやつ程度に与えるようにしましょう。

では、犬にとってレタスの「適量」はどれくらいでしょうか?それは犬の体重や体の大きさによって異なります。では、犬の体重ごとに適正なレタスの量は下記です。

超小型犬の場合

超小型犬とは体重が4kg未満の犬のことをいいます。例えばチワワやトイプードル、ヨークシャーテリア、ポメラニアンなどが超小型犬に含まれます。

超小型犬に与えてもよいレタスの量は15g~25g程度です。外側のレタスの葉が1枚およそ40g程度なので、半分以下くらいが目安の量です。

小型犬の場合

小型犬とは体重が10kg以下の犬のことです。パピヨンやミニチュアダックスフンド、ボストンテリア、ミニチュアシュナウザーなどを挙げることができます。

体重が10kgの犬に与えても良いレタスの量が50g~60g程度なので、体重に合わせてそれ以下の量を与えるようにしましょう。

中型犬の場合

中型犬とは体重が25kg以下の犬のことで、ウェルシュコーギーやフレンチブルドッグ、ボーダーコリーなどが含まれています。

体重が20kgの犬で90g~100gほどのレタスが適量なので、この数字の前後を目安として与えるようにしてください。

大型犬の場合

大型犬とは体重が25kg以上の犬のことをいいます。ラブラドルレトリバーやゴールデンレトリバー、シェパードやドーベルマンなどが大型犬に含まれます。

大型犬に与えて良いレタスの量は、体重が25kgの犬でおよそ100g~110gほどなので、体重に合わせてそれ以上与えることもできます。

子犬の場合は注意が必要

子犬にレタスを与えても大丈夫ですが、子犬に与える際には特に注意が必要です。なぜなら、子犬は消化器官が未発達であるため、腹痛や下痢などを引き起こしやすいからです。

レタスには体を冷やす特性がありますし、水分も多く含む野菜です。子犬の体重に関わらず、与える際は「ほんの少し」にとどめておくか、もしくはわざわざ与えなくても良いといえます。

犬にレタスを与えることで期待できる効果

走る犬

pixabay.com

レタスを犬に与えると様々な効果が期待できます。

水分補給

レタスの95%は水分です。水をなかなか飲んでくれない犬の水分補給に活用できるでしょう。

ダイエット

レタスはとっても低カロリーな野菜です。肥満気味の犬に与えれば、低カロリーながら満腹効果が得られます。

老化防止や血管の強化

レタスはビタミンCやビタミンEが豊富な野菜です。これらには抗酸化作用があるので、老化防止や血管を強くする効果を期待できます。

整腸作用

レタスには食物繊維がたくさん含まれています。ゆえに、おなかの調子を整える効果を期待できます。

自律神経を整える

レタスには「ラクチュコピクリン」と呼ばれる成分が含まれており、この成分には自律神経を整える効果があるといわれています。自律神経が整っていれば、さまざまな病気や体調不良から守られます。

犬にレタスを与えるときの注意点

レタス

pexels.com

レタスには水分や食物繊維、カリウムが含まれているので、一度にたくさん食べ過ぎると下痢や消化不良につながる可能性があります。過剰に与え過ぎないこと、特に初めてレタスをあげるときは適量の半分以下の量を与えて様子を見るようにしてください。

また、微量ではありますがレタスには「キシリトール」と呼ばれる、犬にとっては有毒となる成分が含まれています。通常食べる量であればなんの問題もありませんが、過剰摂取させない理由として覚えておくと良いでしょう。

万が一、愛犬がレタスを口にした後で何らかの体調の変化が見られる時には、自己判断せずに獣医師に見てもらうようにしてください。

サニーレタスやサラダ菜は与えても問題ない?

いろんなレタス

pixabay.com

レタスにはさまざまな種類があります。これまで取り上げたレタスは一般に「玉レタス」と呼ばれるものですが、他にもサニーレタスやサラダ菜、サンチュ、グリーンリーフなど、たくさんのレタスがあります。

どの種類のレタスも犬に与えて大丈夫です。しかし、レタスの種類によっては葉が硬いものもありますし、消化しにくい場合もあるので、与える際には細かく刻む、もしくは茹でて柔らかくしてから与えるようにしてください。

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