犬に大豆はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

犬に大豆はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

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大豆は日本の文化には欠かせない食材です。さまざまな食べ物にも使用されており、栄養効果も非常に高いといえます。栄養豊富な大豆は犬が食べても基本的には問題ありません。しかし与え方に工夫が必要です。また、与える量にも気を付けなければなりません。ここでは犬に大豆を与える効果や注意点を取り上げます。

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犬に大豆を与えても問題ない?

大豆

Bohbeh/shutterstock.com

「畑の肉」とも呼ばれる大豆は、体に必要な栄養素をバランスよく取り入れることができる食べ物です。豆乳や豆腐、きなこや納豆などさまざまな調理に使用されています。節分の豆まきにも使われる食材です。

茹でたり、煎ったり、発酵させたり、どんな状態にしても栄養豊かでおいしく食べることができるので、日常の食生活に取り入れている方も多いことでしょう。

犬にも大豆を食べさせることができます。生でも加熱したものでも大丈夫ですが、生の大豆は硬くて消化が良くないので、できれば煮てペースト状にしたり、小さく砕いたりしてあげるのがベストです。

犬に大豆を与えてもいい量

大豆

pixabay.com

どんなに体に良い食べ物であっても、与え過ぎは逆効果になってしまうことがあります.

犬にとっての適正量は犬種やその犬の体重によって異なります。ここからは、犬の体重ごとに与えていい大豆の量を解説します。

超小型犬の場合

超小型犬とは体重が4kg未満の犬のことをいいます。チワワやトイプードル、ポメラニアン、ヨークシャーテリアなどが有名です。

大豆をおやつや間食として取り入れる場合の1日の目安量は3~7粒程度です。

小型犬の場合

小型犬とは体重が10kg以下の犬のことで、ミニチュアダックスフンドやパグ、キャバリアキング、柴犬、日本スピッツなどが挙げられます。

10kg以下の小型犬に与えていい大豆の適正量は10粒~17粒程度です。

中型犬の場合

中型犬とは体重が25kg以下の犬のことです。フレンチブルドッグやコッカースパニエル、ブルテリア、ボーダーコリー、ウェルシュコーギーなどの犬種がいます。

体重が15kgの成犬の場合で大豆の目安量は23粒程度20kgの体重の犬で30粒程度です。愛犬の体重に合わせて増減してください。

大型犬の場合

体重が25kg以上の犬を大型犬といいます。代表的な犬種としてゴールデンレトリーバーやラブラドルレトリバー、グレーハウンド、アイリッシュセッター、シェパード、ドーベルマンなどがいます。

体重が30kgの犬の適正量はおよそ40粒ほど40kgの体重で50粒程度です。犬の体重に合わせて量を調節してください。

子犬の場合は注意が必要

子犬に大豆を与える時は特に注意するようにしましょう。子犬は消化器官がまだ未発達なので、うまく消化できずに下痢や嘔吐しやすいからです。

大豆を与える場合は、子犬の大きさや体重に関わらず「ごく少量だけ」にしてください。また、加熱したものでもそのまま与えると消化不良を起こしやすいので、できればペースト状にしたもを少量与えてみて様子を見てみてください。

犬に大豆を与えることで期待できる効果

散歩する犬

pexels.com

大豆には「サポニン」という成分が含まれていて、そのサポニンには体脂肪を減らしたり、活性酸素を取り除いたりする役割があります。それは、がんを予防したり動脈硬化を防いだりする効果につながります。

また、大豆に含まれる「レシチン」と呼ばれる成分は老化を予防する働きをしてくれます。ほかにも、大豆はコレステロール値を下げて健康を維持する効果を期待できる食べ物です。

犬に大豆を与えるときの注意点

エサをもらう犬

pexels.com

犬に大豆を与える時には注意点もあります。どんなに体に良い食べ物であっても特定の食材にアレルギー反応を示す犬もいて、中には大豆に反応する個体もいるかもしれません。特に初めて大豆を食べさせるときはよく観察してください。

他にも、大豆に含まれている「グリシニン」という成分が鉄の吸収を妨げてしまうことがあります。貧血症状を持つ犬や何らかの疾患で鉄剤を処方されている犬などには大豆を与えないほうが良いでしょう。

いずれにしても、もし愛犬に大豆を与えた後で何らかの体調の変化が見られるような時は自己判断するのではなく、動物病院に連れて行き獣医師の判断を仰ぐようにしてください。

納豆や枝豆は与えても問題ない?

枝豆

pixabay.com

大豆を発酵させて作る納豆も安心して与えていい食材です。ただし「そのまま与える」ようにしてください。つまり、醤油やからしなどで味付けされたものは与えてはいけません。また、犬にとって害となるネギなどの薬味が入っているものも絶対にダメです。

納豆のネバネバを嫌がる犬も多いので、与えたい場合はフリーズドライのタイプや納豆サプリメントがおすすめです。また、納豆菌が含まれた犬用のおやつやふりかけもあるので上手に活用しましょう。

大豆が未成熟な状態の時の豆、いわゆる枝豆も大豆と同じくらい栄養素が豊富ですし、与えていい食材です。大豆と同じようにゆでたものをあげるようにしましょう。与える際は、塩は加えてはいけません。皮やさやは消化不良を起こすので取り除いてから与えてください。

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