スカイテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

スカイテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

7213
update

スカイテリアと聞いても、どんな犬なのかすぐに思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。 日本で見かけることはほぼないと言ってよいほど稀少な犬種なので、珍しい犬を飼いたい方にはぴったりの犬です。 スカイテリアの特徴や性格、しつけ、飼い方までご説明します。

7213
update

スカイテリアの特徴

www.flickr.com

イギリスのスコットランドのスカイ島原産の犬種で、まっすぐと流れるように生えている優雅な被毛に全身覆われていることが非常に特徴的です。

スカイテリアは古いテリア種としての血統を守ってきた犬種で、今でも昔からの姿のまま残っています。

洗練された姿のスカイテリアですが、元々は狩猟犬として働いていました。

この犬種特有の長い胴体と短い四肢は、スカイ島の起伏に富む地形で狩りをする時に大いに活躍しました。

スカイテリアは世界的に人気のある犬種でしたが、現在では残念なことにその頭数を減らしていて、イギリスのケンネルクラブに登録されている「絶滅してしまう可能性のある犬種」の一つに数えられています。

スコットランドで忠犬を聞くと、まず名前の挙げられる「グレーフライアーズ・ボビー」という犬はこのスカイテリアなので、愛好家からは今の状況を残念がる声が上がっています。

スカイテリアの外見的特徴

スカイテリアと言ったら、まず全身を覆っている、長く美しい艶やかな被毛が挙げられるでしょう。

これはヨークシャーテリアが作られる時にも取り入れられたほどで、美しさに非常に定評がある被毛です。

顔周りを覆っている長い飾り毛は、狩りの時にイバラや薮、追い詰めた獲物の攻撃から保護する防具ともなってきました。

スカイテリアの耳はたれ耳と立ち耳の2種類あり、同じ犬種ながらも雰囲気に違いを出しています。

猟犬として働いていた時にはたれ耳タイプが多くいましたが、19世紀にビクトリア女王の影響で立ち耳のタイプの方が人気になっていき、現在も立ち耳の方が人気が高いとのことです。

しっぽは長く、耳と同様に優雅な飾り毛で覆われており、スカイテリアの気品のあるシルエットを作り出しています。

また小型犬ながらも猟犬として働けるがっしりとした体格と、体長が体高の2倍ほどある長い胴体と短めの手足で、獲物を追っていくのに有利な体型をしています。

スカイテリアの寿命・体型

スカイテリアの平均寿命は12~14年前後です。

基本的には丈夫な体を持っていますので、長寿なタイプが多いと言われています。

体高は、オスが25~27センチくらい、メスが23~25センチくらいです。

体重は、オスが9~11キロくらい、メスが8~10キロくらいです。

骨格がしっかりしているので、小型犬ですが少しずっしりとしているんですね。

スコットランド版忠犬ハチ公「ボビー」

スコットランドには、ボビーという名のスカイ・テリアの銅像が建てられています。

ボビーはスコットランドの首都エディンバラのグレーフライアーズに実在した犬で、エディンバラ市警のジョン・グレイに飼われていました。

当時エディンバラ市警の巡査は、武器のを携帯する代わりに警察犬を連れて巡回しており、ボビーは生後6か月の頃からジョン・グレイと共に巡回をして共に働いていました。

それから2年間、1人と1匹はいつも一緒にいたそうです。

しかし飼い主であるジョン・グレイは結核に掛かり、45歳という若さで死去してしまいます。

1858年にジョン・グレイはエディンバラの旧市街にあるグレイフレイアーズ教会墓地に埋葬されましたが、ボビーが14年間毎日その墓の傍らで過ごし、スコットランド版の忠犬ハチ公として有名になりました。

飼い主のいない犬は処分されるべきであるという世論が起こったこともありましたが、1867年に当時のエディンバラ市長であり、スコットランド動物虐待防止協会の理事でもあったウィリアム・チェンバースが、エディンバラ市議会をボビーの新たな飼い主として登録し、保護されました。

ボビーは亡くなるまで主人の墓の傍らに寄り添い続け、16歳で亡くなった後も主人の側にいられるように取り計らった人々により、飼い主のジョン・グレイの墓のある墓地の門の外側に埋葬されたそうです。

スコットランド・ドッグ・エイド協会によって贈られたボビーの墓には、「彼は、主人への忠誠と愛情とは何かということを私たちに教えてくれる。」と刻まれているそうです。

スカイテリアの歴史

The statue of Greyfriars Bobby in Edinburghs old town who spent 14 years guarding the grave of his owner until he died himself. Edinburgh, Scotland, UK

Ulmus Media/shutterstock.com

スコットランドのスカイ島を故郷としていること以外、詳しい歴史的背景などはまだ分かっていません。

しかし16世紀頃の記録にスカイテリアは出ており、それ以前からキツネや野ウサギ、またカワウソなどの狩猟犬として活躍していたようです。

18世紀にイギリスの上流階級で人気となり、ビクトリア女王もスカイテリアを寵愛していたといいます。

また動物画家であるエドウィン・ランドシーアの絵の題材になったことでも知名度が上がり、あっという間に人気が上がっていきました。

さらに「スコットランド版ハチ公」のボビーの死後、その忠犬ぶりが広まったこともスカイテリア人気を後押ししました。

さらに1800年代後半にアメリカに渡って、この特徴のある美しい被毛のゆえに話題となり、ショードッグとしての人気も出ていきました。

1887年にはAKC(アメリカンケネルクラブ)の公認を受けましたが、最近では頭数を減らし、絶滅が危惧される犬種となってしまいました。

原産国のイギリスでも2016年に登録された子犬はたったの28匹、全世界でも3000匹程度(イギリスでも600~800匹)しか飼育されておらず、日本でも年間登録件数が未登録または1ケタ台を行き来している存続が危ぶまれる状況が続いています。

この記事が気に入ったらシェア♪
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

フォロー

忙しいあなたはSNSでmofmoをフォロー