犬にぎんなんはNG!致死量ともしも食べた時の対処法!

犬にぎんなんはNG!致死量ともしも食べた時の対処法!

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秋の味覚でもあるぎんなんには、中毒症状を引き起こす危険な成分が含まれているので、絶対に犬に与えてはいけません。この記事では、犬がぎんなんを食べてしまった時に出る症状や、万が一食べてしまった場合の対処法について解説します。

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犬にぎんなんを与えてはいけない理由とは

イチョウ並木の下を散歩している犬

noranoranamona/shutterstock.com

ぎんなんには、中毒症状を引き起こす「メチルピリドキシン(ギンコトキシン)」という成分が含まれています。この成分は、神経毒の一種で、ビタミンB6の作用を妨げます。ビタミンB6は神経伝達物質の合成に関与しているため、メチルピリドキシンを一定量以上摂取すると、神経伝達物質の抑制がされず、痙攣やてんかん発作を引き起こしてしまいます。

さらに、ぎんなんの外種皮には、皮膚炎を引き起こす「ギンコライド」という成分が含まれています。そのため、外種皮に触れると皮膚炎や発疹などを起こすことがあります。特にイチョウ並木の下を愛犬と散歩する場合、落ちたぎんなんの殻を犬が踏んで、足の裏や肉球に皮膚炎を起こすことがあるので注意が必要です。

犬がぎんなんを食べてしまった時の症状

ぐったりして元気のない犬

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

食べた量や犬の個体差にもよりますが、犬がぎんなんを食べると、中毒症状として次のような症状があらわれます。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 元気がない
  • 痙攣
  • 呼吸困難
  • めまい
  • 発熱
  • 消化不良
  • 意識混濁

これらの症状が見られる場合は、犬がぎんなんを食べていると考えられるかもしれません。多くの場合、1時間~12時間以内に症状があらわれ、24時間ほど症状が続くと言われています。最悪の場合、死に至ることもあるので注意が必要です。

犬に危険が及ぶ摂取量

殻付きのぎんなん

Amawasri Pakdara/shutterstock.com

ぎんなんを食べて中毒症状が出るのは犬だけではありません。人間もぎんなんを食べ過ぎると中毒症状が出ることがあります。人間の場合、子どもは7粒以上、大人は40粒以上食べると危険とされています。

犬の場合、どのくらいの量のぎんなんを食べたら致死量になるのか、はっきりとしたことは分かっていません。犬の体の大きさや、解毒能力によっても異なります。1粒食べただけで中毒症状が出る犬もいれば、2~3粒食べても平気な犬もいるようです。個体差はありますが、一般的には大型犬より小型犬の方が中毒症状を引き起こしやすいと言われています。

しかし、犬の体重や大きさに関係なく、犬にぎんなんを与えるのはNGです。症状が出なかったからといって、ぎんなんを与え続けることも絶対にしないでください。また、誤飲誤食を避けるためにも、犬の近くにぎんなんを置いておくことがないよう十分注意しましょう。

ぎんなんを誤って口にしてしまった事例(口コミ)

うちの犬が銀杏を食べました。

先ほど、うちの犬(M.ダックスフント/3才/オス)が、目を離した隙に殻付きの生の銀杏をガリガリと食べてしまいました。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133302176
犬が銀杏を皮ごと食べてしまいました

昨日なんですが私の不注意でテーブルの上に置いておいた銀杏を犬が食べてしまいました
器用に皮をむいているのが大半でしたが、やはり皮も少しは食べていると思います。
銀杏の皮は固いので体の中で消化されるのか心配です。
大丈夫なんでしょうか…
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1476263964
犬が銀杏を食べてしまいました、、
それもかなりたくさん、、、
皮をむいて、塩茹でしてあるものです。。
心配ないでしょうか…?
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13140038443

子犬の場合はさらに要注意

子犬の場合、体が小さく、解毒能力もまだ発達していないので、少量であっても中毒症状を引き起こす可能性があります。最悪の場合、死に至る危険もあるので、子犬が誤ってぎんなんを口にすることがないよう十分注意してください。

犬がぎんなんを食べてしまった場合の対処法

犬が誤ってぎんなんを食べてしまったとしても、落ち着いて対処するようにしましょう。飼い主さんが慌ててしまうと、犬もパニックになってしまいます。まずは、口の中にぎんなんが残っているか、それとも飲み込んでしまったかチェックしてください。まだ口の中に残っているようであれば、すぐに取り除いてあげましょう。

また、すぐに中毒症状があらわれないからといって安心するのは危険です。すぐに症状が出なくても数時間後に容体が悪化することもあります。ゆえに、犬が誤ってぎんなんを食べてしまった場合は、すぐにかかりつけの動物病院に連絡し、獣医師の指示を仰ぐようにしましょう。自己判断で無理に吐き出させようとするのは絶対にやめてください。

病院に連れて行く場合は、「いつ食べたか」「どのくらい食べたか」「食べてからどのくらい時間が経過したか」「どのような症状が出ているか」など、詳細に伝えるなら獣医師がスムーズに処置することができます。

ぎんなんは加熱調理しても与えてはダメ

器に盛られたぎんなん

Thanthima Lim/shutterstock.com

加熱調理したものや加工されたものであっても、犬にぎんなんを与えてはいけません。なぜなら、中毒症状を引き起こす「メチルピリドキシン」は熱に強いので、加熱したとしても中毒症状を引き起こすからです。

ゆえに、生でも加熱したものでも、ぎんなんが含まれている食べ物は絶対に犬に与えないでください。少量であっても、犬にぎんなんを食べさせるのは危険です。

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