犬のフケが気になる!フケが出る4つの原因と対処法を詳しく紹介!

犬のフケが気になる!フケが出る4つの原因と対処法を詳しく紹介!

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愛犬の毛や皮膚に白い粉のようなものがついていることありませんか。この白い粉の正体は「フケ」です。きちんとお手入れしているのにどうしてフケが出るのでしょうか。フケが大量に出る場合は病気の可能性もあるので注意が必要です。フケが出る4つの原因とその対処法について紹介します。

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フケとは?

犬の被毛

Kathie Nichols/shutterstock.com

犬の皮膚は周期的に新しいものに生まれ変わります。健康な犬なら3週間周期のサイクルです。皮膚が生まれ変わると、古い皮膚の角質が自然とはがれ落ちます。このはがれ落ちた角質が「フケ」です。

通常、皮膚の表面にある細菌によってフケは分解されます。そのため、健康な犬であればあまりフケを見かけることはないでしょう。

フケには「乾燥フケ」「脂性フケ」の2種類あります。それぞれ原因が異なれば対処法も異なります。ゆえに、フケの種類にあった対処をしてあげることがとても大切です。

フケの原因と対処法

タオルで体を拭いてもらっている犬

Africa Studio/shutterstock.com

フケが出る原因はいくつかあります。では、フケが出てしまう4つの原因と対処法を見てみることにしましょう。

肌が乾燥している

空気が乾燥する冬の時期になると、人間と同じように犬の肌も乾燥します。肌が乾燥すると「乾燥フケ」が出てしまいます。また、かゆくて肌をかきむしってしまうと、かきむしった傷からばい菌が入ってしまう可能性もあります。ゆえに、きちんとケアしてあげることが大切です。

肌が乾燥している時のケアの方法としては、保湿剤を使用したり、保湿成分やフケ防止の成分が入っているシャンプーを使用することができます。おすすめの商品には以下のものがあります。

ORP 犬猫用グッドスキンデイズモイスト<フケが気になるカサカサ乾燥肌用化粧水> この商品は、ペットの肌のpHに合わせて成分が配合されています。低刺激で、フケを防止する成分も含まれているのでおすすめです。

ゾイック (ZOIC) 薬用シャンプー 続いておすすめなのがゾイックの薬用シャンプーです。医薬部外品なので安心して使用することができます。かゆみ、フケなど皮膚トラブルの改善を期待することができるでしょう。肌の弱いワンちゃんに特におすすめです。

シャンプーが原因になっている

シャンプーした際に、すすぎ残しがあるとフケの原因になります。きちんとすすいでシャンプーが皮膚に残らないようにしてあげてください。また、すすぎ残しはフケ以外の皮膚トラブルの原因にもなります。

シャンプー後はきちんと乾かしてあげましょう。人間の髪の毛も濡れている状態で放置すると毛が傷んでしまいます。同じように犬も濡れたまま放置すると皮膚が乾燥していきます。蒸れて肌荒れの原因にもなるのできちんと乾かしてあげてください。

また、シャンプーのしすぎもフケが出る原因となります。犬の皮膚には乾燥を防ぐための油分があり、肌を保護していますが、頻繁にシャンプーをしてしまうと必要な油分まで洗い流されてしまいます。その結果、肌が乾燥しフケが出てしまいます。

肌を傷つけないように優しく洗うようにしましょう。フケが気になる場合は、シャンプーの回数を減らしたり、フケ防止用のシャンプーを使用することで改善することができます。犬用シャンプーでは以下の商品がおすすめです。

Nolvasan Shampooノルバサンシャンプー0.5 (236ml) 低刺激なので肌の弱いワンちゃんにもおすすめできるシャンプーです。

ストレスが原因となっている

元気のない犬

Africa Studio/shutterstock.com

ストレスが原因でフケが出ることもあります。犬はとても繊細な動物なので、ちょっとした変化でもストレスを感じることがあります。例えば、引越しなどによる環境の変化、運動不足、留守番が増えたなど、ささいな理由でストレスを抱えてしまいます。

ストレスが肌にでる犬の場合、肌トラブルからフケにつながることもあるので特に注意してあげてください。

対処法としては、ストレスをなくしてあげることが一番です。ストレスとなる原因をできるだけ取り除いてあげて、ストレスフリーな快適な環境を作ってあげるようにしてください。

また、愛犬とよくスキンシップをとるようにしましょう。飼い主さんと一緒に過ごす時間は、犬にとっても一番嬉しい時です。飼い主さんと一緒ならワンちゃんも安心でき、ストレスを減らすことができるかもしれません。

ターンオーバーが原因となっている

冒頭でも述べたように、犬の皮膚は3週間の周期で新しいものに生まれ変わっています。これを、「皮膚のターンオーバー」と呼びます。しかし、何らかの理由でターンオーバーの期間が短くなってしまうことがあります。

通常ターンオーバーの期間に、皮膚の細胞は必要な保湿成分や皮脂を作ったりします。しかし、周期が短いと保湿成分が足りていないため、乾燥を防ごうと皮脂が過剰に分泌され、肌がベタベタの状態になってしまいます。このような脂っぽい肌の状態を「脂漏症」と呼びます。

また、通常の周期よりも短い期間で古い角質はがれ落ちるため、脂症のフケがでてしまいます。犬の場合、フケ症の状態も「脂漏症」と呼びます。

脂漏症は生まれつきの体質など先天的な場合もあれば、後天的な要因で起きる場合もあります。後天的な場合は、原因を探して適切な治療を受けることで改善できるでしょう。先天的な場合でも、生活環境を整えたり、食事の管理、基礎疾患の管理をすることで、ある程度症状を改善することができます。上手に付き合っていきましょう。

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