
愛猫が飼い主の隣に座るのはどうして?猫の行動の理由や心理に迫ります!
猫ちゃんが飼い主さんの隣に座ってくつろぐ様子を見ると心が和みますね。愛猫がどんな気持ちで飼い主さんの隣に座ってくるのか、不思議に思うこともあるでしょう。この記事では、愛猫が飼い主の隣に座る理由と心理について考えます。

猫が隣に座ることには理由がある!

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猫が飼い主さんの隣に座ることには、様々な猫の心理が考えられます。主な心理の幾つかをご紹介します。
飼い主さんに甘えている
飼い主さんの顔をジッと見つめて隣に座ってくる場合、飼い主に甘えたいという心理が考えられます。ジッと見つめるだけでなく、体をくっつけてくるならば、飼い主さんに心を許している証拠です。
猫が子猫の時に避妊手術をした場合は、精神年齢が子猫のままでストップしていることがあります。そのため、飼い主さんを母親のように感じていることがあります。
飼い主さんに子猫のように甘えたいという気持ちになる時に、隣に座ってジッと見つめてくることでしょう。 そんな時は、撫でてあげると猫ちゃんは喜び、喉をゴロゴロと鳴らします。
興味のあるものがある
飼い主さんの隣に座る心理の一つに、飼い主さんが猫ちゃんの興味を引く行動をしている可能性が挙げられます。
例えば、勉強していたり、ゲームをしていたり、パソコンで作業していたりなどです。最近はインターネットを使って会議することもありますが、会議中に愛猫が隣に座ってくることもあることでしょう。
猫ちゃんにとっては、飼い主さんが何か楽しいことをしているように感じ、興味を持ちます。また、飼い主さんが集中してパソコンなどで作業している空間そのものが猫にとっては居心地よく感じるため、隣に座っているということもあるでしょう。
寒いと感じている
冬の季節は特に、部屋の中が寒い時などに、暖をとるために猫が飼い主さんの隣に来ることがあります。
飼い主さんの温もりを感じたいだけ、という場合もありますが、本当に寒い場合は猫ちゃんの体調を崩す恐れがあります。愛猫が寒いと感じているようであれば、ヒーターをつけるなどして体を暖めてあげるようにしましょう。

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飼い主さんのそばから離れたくない
愛猫の中には、飼い主さんのそばから離れたくないという心理ゆえに隣に座ることがあります。そのため、飼い主さんのそばに座り、飼い主さんに撫でてもらえる位置に座ります。そばから離れず、飼い主さんのぬくもりを感じていたいと思っています。
飼い主さんに適度に甘える程度の距離感ならば可愛いものです。しかし、飼い主さんにあまりに依存するような、甘えんぼうの猫ちゃんは少し問題があるかもしれません。
猫が隣に座るのは基本的に飼い主を信頼している証拠!

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猫ちゃんが飼い主さんの隣に座ろうとするのには様々な理由がありますが、基本的には飼い主を信頼している証拠です。猫は信頼していない人間や、嫌いな人のそばに寄り付くことはないからです。
そもそも猫は警戒心が強い生き物です。信頼できない人間に背中やお尻を向けて座ることもありません。そんな猫ちゃんが飼い主さんの隣に座るのは、それだけ飼い主さんを信頼しているからです。
飼い主さんの隣に座るのではなく、飼い主さんの手の届かない場所に座る猫の場合、飼い主さんを信頼しているけれども、あまり触られたくないと感じています。
しかし、愛猫が飼い主さんの隣に座る場合、それは信頼しているだけでなく、触られてもいいなと感じているといえるでしょう。
ただし、猫ちゃんが死角である背中やお尻を向けて座っている時に突然飼い主さんが触ってしまうと、びっくりする猫もいますので気をつけましょう。
愛猫が飼い主の隣に座る心理は、猫によってそれぞれ異なることでしょう。しかし、猫ちゃんが飼い主さんの隣に座るということは、基本的に飼い主を信頼している証拠です。
また、飼い主さんのそばが心地よく感じていると考えることができるでしょう。これからも猫ちゃんとの良い信頼関係と距離感を保っていきたいものですね。