ボースロンってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ボースロンってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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ボースロンの見た目は黒くて大きな犬ですが、実は温和な性格で従順な飼いやすい犬です。 ボースロンの特徴や、これからボースロンと生活するにあたっての性格、そして注意点やしつけの方法などをまとめてみました。 ドーベルマンの原種犬として度々名前が上がるこのボースロンを今日はとことん堪能してみよう♪

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ボースロンの特徴

www.flickr.com

顔良し、頭良し、体格良しのイケメン犬、ボースロン。

フランス北部原産の牧羊犬種のボースロンは、現在もフランスでは追跡追及犬や遭難救助犬などのレスキュードッグとしても活躍しています。

ボースロンは19世紀、ドーベルマンの作出にかかわった犬種のひとつと言われており、日本ではあまり馴染みのない犬種ですが、海外のドーベルマンに関する書籍の中では、原種として度々紹介される犬種です。

ボースロンの外見的特徴

すらりと長い脚に、引き締った体がボースロンの大きな特徴の大型犬です。

見た目は黒くて強そうですが、足先には赤い靴下を履いているように見えることも特徴の一つになっていて、別名「レッドストッキング(赤い靴下」)とも呼ばれています。

がっしりとした体型ですが怖いイメージではなく、顔つきは優しい雰囲気があります。

スッとした細めの鼻先は上品さを出していて、耳は丸みのある垂れ耳または半垂れ耳ですが、断耳して立ち耳にすることもありました。

最近では動物愛護のため断耳することは少ないでしょう。

尾は飾り毛の少ない、長く垂れた尻尾をしています。

ボースロンの最も有名な特徴は、後ろ足に2本の狼爪(ろうそう)が生えていることです。

犬が狼だったころの名残と言われていて犬の親指部分に生えており、立った時には地面につかない位置にあります。

狼爪があるのがボースロンのスタンダードとして規定されているので、切除することは禁止されています。

ボースロンの寿命・体型

ボースロンの寿命は、10~12年です。

比較的に丈夫な犬種なので、上手に健康管理してゆければ寿命を全うすることができるでしょう。

体高は、オスが66~70センチくらい、メスは64~66センチくらいなので、大人の太ももから腰の間くらいのサイズです。

体重はオスが32~45キロくらい、メスは30~39キロくらいです。

ボースロンの歴史

French shepherd dog head with tongue hanging out, black background. Beauceron, Berger de Beauce

Lenar Nigmatullin/shutterstock.com

ボースロンの起源ははっきりと分かっておらず、1587年にフランスで執筆された本にボースロンを思わせる犬の記述があることから、少なくともルネッサンス期からフランス国内で牧羊犬として活躍していたと推測されています。

もともとはフランス北部で羊を誘導・管理するのに使われていた牧羊犬でしたが、性格と外見の良さからショードッグとしても活躍しました。

1800年代以前のボースロンには特に決まった名前がありませんでしたが、1809年にアベ・ロジエという司祭が牧羊犬の違いを詳述したことから、フランス北部の名も無き牧羊犬種に名前をつける作業が行われ、他の犬種と区別できる名前が付けられました。

そして長毛種は「ブリアード」(ベルジェドブリ=ブリー地方の牧羊犬)、短毛種には「ボースロン」(ベルジェドボース=ボース地方の牧羊犬)と名付けられました。

ボースロンがドッグショーに初出場したのは1900年のことで、その後1911年に公式なボースロンの犬種クラブが設立されました。

第一次世界大戦が開始されると、ボースロンはその従順な性格からフランス軍が軍用犬として徴兵しました。

戦火の中を伝令犬としてメッセージや補給物資を運んだり、ケガ人を安全な場所に誘導して仲間に知らせたり、爆発物や地雷の探知やスパイや隠れたゲリラ部隊を見つけ出したりして働きました。

中には飛行機からパラシュートを使って落とされ、地上へ降りてメッセージを運んだりという危険で過酷な仕事を行わされたボースロンも少なくなかったそうです。

第一次世界大戦の時にその優秀さが知られたボースロンは、その後第二次世界大戦時にも軍用犬として働くことになりました。

フランス以外では無名だったボースロンがヨーロッパで有名になったのは、ボースロンの頭数が減るきっかけとなった2つの世界大戦だというのは、何とも皮肉な話ではないでしょうか。

フランス軍が伝令犬として採用したことから各国で知名度が高まり、オランダやベルギーまたドイツで有名になっていったそうです。

しかしこの時期にボースロンの子犬の死亡率が上がったため、ボースロンの頭数は激減してしまいました。

理由としては、戦時中全ての犬種のブリーディングが困難だったこと、衛生環境の悪化、また痛ましいことに軍用犬として戦禍の中で倒れるボースロンが多かったためと言われています。

ボースロン愛好家たちが努力された結果、現在は徐々にその頭数は増えてきていてヨーロッパで人気の犬種になっています。

1980年代にアメリカに渡ったボースロンは、アメリカでも犬種クラブが設立され、2001年にAKC(アメリカンケネルクラブ)に公認された犬種となりました。

ボースロンのアメリカでのドッグショーデビューは遅く、2008年のウェストミンスターケンネルクラブドッグショーが初めてで最近のことでした。

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