ブリタニー・スパニエルの性格・特徴・飼い方｜ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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名称：ブリタニー・スパニエル 性格：社交的、利口、活気がある 寿命：12～14歳 体重：13～18kg 体高：48～50cm 毛色：ホワイト＆オレンジ、ホワイト＆ブラック、ホワイト＆レバー（パイボールド）、ローン、トライカラー 値段相場：ペットショップ35～40万、ブリーダー20～30万、ブリーダー直販のペットショップ20～25万

ブリタニー・スパニエルの性格

犬の品種の認定をはじめ、犬種標準の指定を行うジャパンケネルクラブ（JKC）によると、ブリタニー・スパニエルの祖先は、フランスのブリュターニュ地方で17世紀ごろから鳥猟犬として活躍していた最古のスパニエル種の1つと考えられています。

ポインティング・ドッグの中では最小の犬種ですが、どのような環境にも適応する能力と優れた狩猟能力が評価されていました。 20世紀初頭にイングリッシュ・セッターやイングリッシュ・ポインターと交配され、1908年には原産国のフランスでスタンダードが採用されました。

ブリタニー・スパニエルは活発で利口な性格で、家族に対して愛情深く接します。陽気で社交性もあるので、子どもがいる家庭や多頭飼いにも向いています。飼い主に従順ですが、猟犬らしい独立心の強さも持ち合わせています。

ルーツにあるイングリッシュ・セッターやイングリッシュ・ポインターに外見が似ていますが、ブリタニー・スパニエルの方が少し小柄です。

ブリタニー・スパニエルの平均寿命

ブリタニー・スパニエルは中型犬で、平均寿命は12～14年です。中型犬全体の平均寿命は13年ほどなので、ブリタニー・スパニエルは平均的な寿命と言えます。

ブリタニー・スパニエルの平均体重

ブリタニー・スパニエルの平均体重は13～18kgほどです。オスとメスに大きな体重の差はありません。

ブリタニー・スパニエルの平均体高

ブリタニー・スパニエルの体高はオスが49～52cm、メスが48～49cmが理想的です。ただし、それぞれ上下2cmまでは許容されます。

ブリタニー・スパニエルの毛色（カラー）

パイボールドやローンの個体は、マズルの上部や側部、脚にティッキングと呼ばれる小さな黒ブチがある場合も許容されます。 単色の毛色は認められず、どの毛色でも細いブレーズが好ましいとされています。

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ブリタニー・スパニエルが成犬になるまでの期間

犬はサイズによって成長期の長さが異なります。中型犬のブリタニー・スパニエルは、約10～12か月かけて成犬になります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

ブリタニー・スパニエルの鳴き声

ブリタニー・スパニエルは大きく力強い鳴き声をしていますが、社交的で知らない人や犬に対してもフレンドリーに接するので、あまり吠えることはありません。

ブリタニー・スパニエルがかかりやすい病気

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

ブリタニー・スパニエルは厚い被毛に覆われているダブルコートの犬種で、夏でも湿度の低いフランスが原産の犬種なので、高温多湿な日本の暑さに弱いです。 気温が22～23度、湿度が60％を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。

真夏の散歩は日中を避け、朝夕の涼しい時間帯に水分補給をさせながら行いましょう。 真夏以外でも熱くなりやすい車内や室内でも熱中症になることがあるので、室温には気をつけてください。

ブリタニー・スパニエルの体臭

ブリタニー・スパニエルはダブルコートなので、シングルコートの犬種に比べると体臭がこもりやすいです。 被毛についた汚れを放置していると臭いが発生するので、キレイに拭き取ってあげましょう。 垂れた耳は通気性が悪く、汚れが溜まると臭いの原因になるので、こまめに掃除する必要があります。

ブリタニー・スパニエルの飼い方

ブリタニー・スパニエルは飼い主と一緒に過ごしてコミュニケーションをとることが好きなので、室内での飼育に向いている犬種です。 中型犬用のケージやサークルを用意して、床は滑らないようにシートなどを敷いて環境を整えましょう。 従順で温厚な性格をしているので、子どもがいる家庭でも飼育できます。

狩猟犬として活躍してきたルーツを持っており、活発で体力があります。毎日長時間の運動をさせる必要があるので、世話の時間を確保できない方には飼育は難しいです。 毎日の散歩に加えて、ドッグランで走らせたり、ボールなどを追いかけさせるゲームなどで狩猟本能を満たさせるような運動も取り入れてください。 ドッグスポーツに挑戦させたり、愛犬と一緒にアウトドアを楽しむのも良いでしょう。

ドッグフードの量・回数

子犬と成犬、シニア犬では必要な栄養素やカロリーが異なるので、ドッグフードはライフステージにあった中型犬用の総合栄養食を与えましょう。活動的で消化器官がデリケートな傾向があるので、消化しやすいフードを選択しましょう。

子犬は免疫機能が発達する時期なので、ビタミンEなどを含む抗酸化物質を含んだフードが適しています。骨を発達させるカルシウムやリン、マグネシウムなどがバランスよく含まれているフードもおすすめです。 ただし、成長期に過剰にカルシウムを与えると必要以上に吸収されて成長に悪影響を与えるので注意しましょう。 被毛や健康な皮膚を維持するために、EPAやDHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸を含むフードも適しています。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3～4回に分け、ふやかして与えます。成犬になれば基本的は1日2回与えましょう。 フードやおやつを与えすぎると肥満になってしまいます。肥満になるとブリタニー・スパニエルがかかりやすい股関節形成不全や骨折のリスクが高まるので、フードは適量を与えるように注意しましょう。

食べさせてはいけないもの

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物！食べてしまった時の対処法もご紹介！

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

ブリタニー・スパニエルは短毛のダブルコートの犬種ですが、抜け毛はあまり多くありません。 ただし、春と秋にある換毛期には通常よりも多くの毛が抜けます。

通常時は週3回程度、換毛期には毎日ブラッシングをして抜け毛のケアをしましょう。 ブラッシングは主にスリッカーブラシで抜け毛を処理して、ラバーブラシやコームで被毛を整えます。

お風呂の入れ方

シャンプーの頻度が高すぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい皮膚病の原因にもなるので、月1～2回を目安に洗ってあげましょう。被毛が短いので、シャンプーやドライの時間はあまりかかりません。

シャンプー前にあらかじめブラッシングをして抜け毛を処理しておくと、スムーズに洗うことができます。

シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。

最適な散歩時間

ブリタニー・スパニエルは必要な運動量が多く散歩が好きな犬種なので、1回1時間の散歩に毎日2回連れて行ってあげましょう。散歩に加えて、定期的にドッグランで走らせたりボールなどを使って運動をさせてください。

猟犬のルーツがあり、動いている小動物を見つけると飛び掛かろうとすることもあるので、散歩中は特に注意しましょう。

散歩が十分に足りていないと、運動不足でストレスが溜まって無駄吠えやイタズラなどが増える可能性があります。肥満になることもあるので、しっかり運動させましょう。

ブリタニー・スパニエルのしつけ方法

ブリタニー・スパニエルは頭が良いので、しつけを覚えるのが得意な犬種です。 ただし、猟犬らしい自立心の高さも持ち合わせているので、飼い主がリーダーシップを発揮して毅然とした態度でしつけを教える必要があります。

飼い犬が“言うことを聞かないから”と感情的に怒鳴りつけたり、暴力で押さえつけようとしては「虐待」になります。 犬はトレーニングを重ねることでしつけを覚える生き物なので、繰り返し教えてください。

トイレのしつけ方

トイレのしつけの開始が遅れてしまうと、勝手に排泄場所を決めてしまい、矯正するのが大変になります。ブリタニー・スパニエルの子犬を家に迎えたら、すぐにトレーニングを始めましょう。

1歳以上のブリタニー・スパニエルにトイレのしつけをする場合も子犬と同様の方法でトレーニングしますが、覚えるのに時間がかかる傾向にあります。

多頭飼いの場合は他の犬とトイレを共有する方法がありますが、犬のストレスになるようなら個別のトイレを用意しましょう。

無駄吠えのしつけ方法

ブリタニー・スパニエルは温厚で友好的なので、基本的に他の人や犬に対して警戒したり吠えたりすることは少ないです。 しかし、運動不足などでストレスが溜まっていると無駄吠えをすることもあるので、しっかり運動させることが大切です。

噛み癖のしつけ方法

ブリタニー・スパニエルは家族と遊ぶことが好きな犬種ですが、噛み癖がついていると遊んでいるつもりでも相手にケガをさせてしまうかもしれません。特に、子どもがいる家庭では注意が必要です。 甘噛みがエスカレートして噛み癖になってしまうこともあるので、子犬の甘噛みの段階でトレーニングをしましょう。

かつては狩猟犬だったルーツを持つため、狩猟本能が残っています。噛むという行動は本能的なものなので完全にやめさせることはできませんが、噛んでもよいものといけないものの区別を教えることは可能です。

歯が生え替わる時期は、しきりにものを噛もうとします。これは乳歯が抜ける前の違和感による行動で、通常は永久歯が生え揃えば落ち着くため問題ありません。 噛んでもいいおもちゃなどを与えましょう。

待てのしつけ方法

「待て」は病院や散歩中など、さまざまな場面で役に立つコマンドです。 ブリタニー・スパニエルは落ち着いた性格をしていますが、鳥などの小動物を見つけると追いかけてしまうこともあります。興奮したときには「待て」をさせて落ち着くまで待機させましょう。

留守番のしつけ方法

留守番に慣れていないと、不安になって家具を噛んだり暴れたりなどの問題行動を起こすことがあります。エネルギッシュなブリタニー・スパニエルが暴れると、被害が大きくなることも考えられます。 犬を飼育するうえで、留守番をさせるシチュエーションは避けることができないので、子犬の頃から慣れさせていきましょう。

保護犬の里親情報をチェック！

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家族として犬を迎えることを検討されている場合は、「保護犬の里親になる」という選択肢もぜひご検討ください。 新たな飼い主さんのお迎えを待っている子たちがたくさんいます。

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