犬が首を傾げる理由や考えられる病気について詳しく解説!

犬が首を傾げる理由や考えられる病気について詳しく解説!

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ある日突然、愛犬が首を傾けたまま元に戻らない。その理由にはどういったものもしくは病気があるのでしょうか?また、傾いた首は元に戻るのでしょうか?今回は、犬が首を傾けたまま戻らない理由とそんな状態から考えられる病気について紹介したいと思います。

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犬が首を傾けるのはなぜ?

Australian Shepherd Dog in Studio on Yellow Background

Jess Wealleans/shutterstock.com

犬が、ある日突然首を傾げるとまま元に戻らなくなる事があります。

この症状を斜頸や捻転斜頸と呼びます。

犬が首を傾げる斜頸は、内耳炎や脳炎、先天性やケガなどの様々な病気が理由となって発現する症状の1つです。

なので、斜頸だけで病気を1つに特定する事はできません。

また、犬が首を傾げる斜頸は内耳の前庭と呼ばれる部分に異常が生じて起こります。

前庭

前庭は、犬の内耳の構造の一部で平衡感覚に関する役割を担っています。

前庭の内部にはリンパ液で満ちていて、リンパ液の流れなどを感じ取っています。

このリンパ液の循環障害は突発性前庭障害の理由と考えられていますが、明らかにはなっていません。

また、平衡感覚に異常が生じると、犬が首を傾げる斜頸の他にも眼球が揺れる眼球振盪や食欲不振や嘔吐などが引き起こされます。

まっすぐに歩けなくなったり、フラフラしたりの症状も見られ、そちらが目立つため首を傾げることよりも異常に気づくきっかけになることが多いです。

犬が首を傾げる理由

犬が首を傾げる(斜頸が起こる)理由には病気以外にも存在します。

斜頸には、先天性と後天性とがあります。

先天性の斜頸の理由としては、犬が胎児期や生まれる時に異常な姿勢をしたことが理由となり、首やその周囲の筋肉の拘縮が起こる為に発現する事が多い傾向にあります。

また、後天性の場合の理由としては、犬が打撲や落下などにより首の頸椎の外傷性の障害によって起こります。

その他にも筋肉リウマチやジステンパーなどによって発症する事があり、さらに、犬が首を傾げる理由となる病気としては、内耳炎やパグ脳炎、前庭症候群などがあります。

犬が首を傾げる理由となる病気

内耳炎

犬の内耳炎という病気は、外耳炎や中耳炎から進行して生じる場合があります。

また、中高齢の犬に発症しやすい傾向があります。

内耳は、聴覚に関する蝸牛とバランス感覚に関する三半規管から構成されています。

また、内耳炎の原因としては、中耳炎や外耳炎、内耳の病変、ウイルスや細菌の感染症といったものがあります。

また、外耳炎や中耳炎の治療の1つとして、洗浄液を利用するというものがありますが、この洗浄液が内耳まで入ってしまい、炎症を引き起こす場合もあります。

症状としては、初期には耳に違和感を覚え頭をしきりに振ることが見られます。

続いてうまく歩けずによろめいたり、転倒したりするといった症状が起こったり、首を傾げることや、旋回したり、眼球振盪などが発現します。

また、吐き気や嘔吐、食欲不振が発現する事もあります。

症状が進むと熱が出ることもあるので、愛犬の平熱を日頃から把握しておきましょう。

首を傾げることがあっても、まったく心配がない場合もありますが、このように次々に症状が出て来ると犬の苦痛もかなり ありますので、安静を保って動物病院に連れて行く必要があります。

近くでも犬を歩かせて行くのではなく、自動車を利用するかペットカートを使用しているのであれば乗せて行きます。

治療は薬を飲んで安静にすることが殆どですが、家庭では犬が休養できるようにしっかりケアしてあげましょう。

突発性前庭疾患

突発性前庭疾患という病気は原因不明の前庭疾患で、中高齢の犬に起こり、犬種に関係なく発症します。

前庭系の病気の中では内耳炎の次に発症が多いといわれます。

発症後24時間以内にピークを迎える事が多く、平衡感覚や体のバランスを保つ事ができなくなり、眩暈やよろめきといった症状を発現する疾患です。

また、犬の首の筋肉の収縮力が低下する為に、首を傾げる斜頸や眼が上下左右に動く眼球振盪などが認められます。

これらの症状は3~6週間ほどで徐々に回復に向かいますが、後遺症として斜頸が一生涯続く事があります。

パグ脳炎

パグ脳炎という病気は、正式には壊死性髄膜脳炎という病気で、パグで発症が多い事からパグ脳炎と呼ばれる病気です。

ただ、ペキニーズ、シー・ズー、フレンチ・ブルドッグ、チワワなどの小型犬でも発症報告があるので、パグ以外は発症しないわけではありません。

また、原因はわかっていないので、治療法もなく、できるのは延命治療だけです。

この病気は、1980年に初めてパグで発症が報告された割と新しい病気です。

症状としては、発作や運動失調、旋回運動、視力障碍などが認められ、脳の絵師を制御できないと、斜頸や起立不能、飲水障害、昏睡などの神経症状が発現します。

また、一般的には発症から1日~数週間で死に至るか、安楽死を選択せざる負えない状況になってしまうといわれています。

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15 名無しさん
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首をかかげたままでいるっていうのは要注意ですね。どんな行動にしろ、異常に感じられるほどその行為をしているなら何かしら異変が起きていると考えた方が良さそうです。

15 Dカン
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パグ脳炎にかかると首を傾げるってあるけど、そのパグ脳炎っていう名前、勘違いしてしまいそうな名前ですよね。実は、私もパグがかかりやすいんだと思ったんですが、その後のパグ以外でも発症するというのを目にして、勘違いに気づいたんです。

13 フォックス
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犬が首を傾げたからといって、すぐに病気を疑う事ってなかなかないと思うので、すごく衝撃的でした。いろんな病気が考えられるそうですので、「あれ?首の向きがおかしいな」とちょっとでも感じたら、すぐに対応を取りたいと思いました。

12 じろ
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怖いいいぃぃ…。愛犬が首をかしげたまま元に戻らなくなることなんてあるんだ。うちの子はなったことないけど、もしなったら速攻で病院に連れていかなくちゃですね。こんなことがあるなんて先に知っておいてよかった~。知らなくてなんでだろ~って時間が経過しちゃったら怖すぎるもんね。

11 名無しさん
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うちの子は病気ではありませんが、小さいころに首輪が重かったのか、傾けたままの癖がついてしまって外しても少し傾いています。かわいそうなことをしたなと思いました。病気になって傾いていることも知ったのでこれからも注意してみてあげたいです。

10 ワッペン
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病気になることで、首を傾げるようになるケースがあるんですね。傾げる理由として挙げられる理由はどれも恐ろしいと感じたので、首の傾けには早く気づいてあげる必要があると思います。毎日、スキンシップを取っていたら、気づきやすくなりそうですよね。

9 ベンチ
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こわいこわい!傾けたまま戻らないことなんてあるんですね…。よく観察しててあげないと!!物音がした時に、一時的にかしげる物とは違いますよね??

8 ラッコ
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犬が首をかしげる理由って、記事にあるとおりならどれも放置できないじゃないですか。何とかしてあげないとダメなレベルですよね、理由とか言ってる場合ではありません。うちの子は首を傾げたりはしませんけど、今後は注意してみていきたいと思いました。

7 名無しさん
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犬が一時的に家事を傾げているのはよく見ますが、傾けたまま戻らないということが起こるんですね…しかも様々な病気の可能性があると怖いです。注意して見てあげて、早期治療してあげたいですね。

6 アルマジロ
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犬の首が急に傾いたままになったら驚きます。様々な病が引き金となって、この様な症状が現れるんですね。ちょっとした変化にいち早く気づける様、普段から様子を注視した方が良いと思います。手遅れにならないうちに、手を打つことが求められると考えます。

5 名無しさん
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読んでいて恐ろしい気がしました。病気の兆候が少しでもあったらすぐに気付けるように普段から、愛犬の歩行の仕方や耳や表情に違和感を感じているような素振りを見せたときに発見できるようにしてあげたいと思いました。深刻な状況にまで至らないように普段から見ていってあげたいと思います。

4 名無しさん
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人間と同じように、犬や他の動物たちにも色々な病気があるんですね…。病気にかかるかどうかは、飼い主にはどうしようもできない分野かもしれないですが、ペットのことをよく観察したり、お世話してあげて、少しでも早く変化や異常に気づいてあげれるようにしないといけないですね。

3 コップ
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首を傾けるのが病気のサインだっていうのは大事なことですね。我が家の犬は首を傾けるようなことはありませんが、というより傾けているのかどうか意識したことがないです。どっちにしても病気の可能性が高いというのであれば、見つけ次第動物病院へGOするしかないです。

2
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どの原因だとしても、早めに病院に連れて行って治療したいですね。自分のペットがそんなことになるなんて考えもしたくありませんが、何かが起こる前にこうした症状が出たらどうしたらいいのかあらかじめ考えて置くことが大切ですね…。よく観察していきたいと思います。

1 リボン
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病気を早期発見するためにも、普段から歩き方や食欲、顔色、体温などを注視しておいた方が良いかもしれないですね。犬の健康をサポートするのは飼い主さんの役割だと思うので、ちょっとした変化や異常に気づく事がポイントになると思います。

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