アビシニアンってどんな猫？性格と特徴から考える飼い方のコツ！

アビシニアンの毛色・被毛

アビシニアンの毛色は4種類あります。

「フォーン」は、ベージュがベースで、ココアブラウンのティッキングが入っていて、暖かみと気品あふれる雰囲気があります。

「ルディ」は、アビシニアン代表カラーでもあります。

オレンジブラウンがベースで、黒いティッキングがあり、耳と尻尾が黒です。

クレオパトララインが特徴的で、原種に最も近いカラーと言われています。

クレオパトラのようなくっきりとしたアイラインが目の下に入っているので、目がとっても印象的で美しいです。

「レッド」は、アプリコットベージュがベースで、レッドブラウンのティッキングをもちます。

「ソレルアビシニアン」とも言われています。

近年、一番人気となっているのが「ブルー」です。

ブ淡いルーのベースに、灰色がかったストレートブルーのティッキングがあります。

前脚の内側やお腹はベージュですが、耳と尻尾がスチールブルーになっています。

全体として神秘的な雰囲気です。

それぞれ、ティッキングの出方が違うのでその子その子によって魅力が違います。

アビシニアンの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

少しだけ、猫の一般的な寿命よりも短い寿命を持つ猫種なので、健康管理には気を付けてあげたいものですよね。

健康に気を付けてあげれば、それだけ元気に一緒に過ごすことができます。

では、どんな点に気を付けていく必要があるでしょうか？？

アビシニアンの健康管理方法

アビシニアンがかかりやすい病気の中に、重症筋無力症というものがあります。

これは、猫には珍しい疾患なのですが、アビシニアンは比較的に発症しやすく、3歳以上に発症しやすいです。

この場合、足がもつれたり、起き上がれなくなったりしますので、歩き方がいつもとちがったり、あるいは動かない様子だったりしたら、すぐに医者に連れて行きましょう。

そして、歯周病にもかかりやすい猫です。

歯磨きは簡単ではありませんが、人懐っこい性格ですので、小さいころから歯の手入れに慣れさせておくとよいでしょう。

さらに、シニアになりますと腎不全を起こしやすくなります。

腎不全になっている場合、多飲多尿が見られます。

もし、異変に気づいたらすぐに病院で見てもらってください。

食事管理などで進行を遅らせることができるかもしれません。

もともと、砂漠で暮らしていた猫という背景を持つゆえに水分を摂取する習慣がないようで、それで腎臓の病気にかかることが多いみたいですね。

ペットショップなどで購入するときにも、尿や便の状態などを教えてもらって、病気をもっていないかどうかを確認するとよいでしょう。

アビシニアンに必要なお手入れ

アビシニアンは、短毛ですのですごく抜け毛が気になるという事はないと思いますが、ダブルコートなので抜け毛はあります。

それで、定期的なブラッシングとコーミングをしてあげてください。

しかし、長毛種のようにお手入れが大変という事はないので、初心者さんでも比較的お手入れしやすい猫種だと思います。

そして、猫の中でも比較的珍しく、水が好きです。

犬みたいに泳ぐことだってできちゃいます。

それで、シャンプーなどもしやすいでしょう。

基本的に猫は自分で体をキレイにできるので、頻繁なシャンプーは必要ありませんが、シャンプーをするときにあまり苦労しない猫ですね。