【獣医師監修】犬にレバーを与えてもOK!レシピ・調理方法や注意点について解説【最新版】

【獣医師監修】犬にレバーを与えてもOK!レシピ・調理方法や注意点について解説【最新版】

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頼定 大和

獣医師

頼定 大和

日本獣医生命科学大学卒。大学卒業後、沖縄の病院にて臨床経験を積み、関東、北陸で動物病院の院長として病院経営を行う。 現在は企業病院およびペット関連事業のコンサルティングに携わる。 また、猫の感染症や遺伝病の分野において大学と共同研究に取り組んでいる。講師歴:広島アニマルケア専門学校、日本獣医生命科学大学 動物病院経営学etc. https://okinawa-ahg.com/

愛犬の健康を考えて、手作り食をしている飼い主さんは少なくありません。メニューを考えるとき、犬に与えても大丈夫な食材なのか悩むことがありませんか?今回は、犬にレバーを食べさせても大丈夫なのかを特集します。

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犬にレバーを与えるときは食べ過ぎ注意!

犬にレバーを与えるときは食べ過ぎ注意

pixabay.com

結論から言うと、犬にレバーを食べさせることは問題ありません。

ただし食べ過ぎると、身体に良いどころか悪い影響を及ぼすことがあります。

レバーを食べさせるメリット、食べ過ぎた時の注意点を解説します。

レバーは栄養満点

人間だけでなく、犬にとってもレバーは栄養満点の食材です。

貧血の改善に役立つ鉄分が豊富に含まれているというのはよく知られていますが、その他にビタミンや葉酸も多く含まれています。

中でもビタミンA は、人参の10倍の含有量だといわれています。

皮膚や粘膜の健康に役立つビタミンAは、犬も積極的に摂取したい栄養素ですね。

食べ過ぎるとビタミンA過剰になる?

「レバーは犬の身体に良くない」と聞いたことのある飼い主さんもいるかもしれません。

その根拠はレバーを食べ過ぎるとビタミンA過剰摂取になり、犬の身体にとって害になりかねないという説からきています。

確かにレバーには人参の10倍、そしてささみの2800倍ものビタミンA が含まれていますので、心配になるのも分かりますね。

しかし実際には、体重10kgの犬で例えるなら毎日9kg近いレバーを食べてやっと過剰症が見られる程度だと言われています。

現実的に考えても、そんなに大量のレバーを毎日のように与える飼い主さんは、まずいないでしょう。

食べ過ぎなければ、レバーは犬にとっても健康に役立つ食材なんです。

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