メインクーンってどんな猫?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

メインクーンってどんな猫?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という異名を持つ猫、メインクーンはその名の通り、大きな体と穏やかで優しい性格が魅力です。 今回は、「メインクーンと暮らしてみたい!」というあなたのために、性格や特徴、しつけや飼い方のことまで解説します!

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メインクーンの飼育環境と飼い方のコツ

猫なのに犬のように人懐っこくて人気の高いメインクーン、飼うとしたらどんなことに気を付けたらいいのでしょうか。

メインクーンのしつけ方や飼育環境について説明します。

メインクーンのしつけ、どうしたらいい?

Maine Coon kitten

Kachalkina Veronika/shutterstock.com

メインクーンは頭のいい猫で、こちらのいうことをよく理解してくれるため、しつけをするのも楽だとされています。

他の猫と同じように、トイレや爪とぎ、お留守番などのしつけをきちんとしておけば大丈夫です。

ただし、知能が高く器用なので、しばしば飼い主もびっくりするようないたずらを仕掛けてくることもあるようです。

小さなものを持ち上げたり、蛇口をひねったりすることを覚えるメインクーンもいるので、留守番をさせる時は注意が必要です。

メインクーンの飼育環境は?

Maine coon

Dmitry A/shutterstock.com

遊び好きで体格のいいメインクーンは普段はもの静かな性格の猫ですが、遊ぶ時には思い切り遊ぶなど、運動する時間も必要です。

体が大きいため、運動するためのスペースが取れないような狭い室内で飼うと、ストレスがたまってしまうので気をつけましょう。

おもちゃで遊ぶのも好きですが、高いところも好きなのでキャットタワーを用意してあげると喜びます。

キャットタワーは体の重さで倒れてしまわないように、突っ張り棒で固定するなど転倒対策をしましょう。

また、体が大きく筋肉質なので、食事も他の猫よりたくさんの量が必要です。

メインクーンは他の猫より成長するのに時間がかかり、完全な成猫の体型になるまでに4〜5年を必要とする傾向があります。

成長のスピードに合わせて、カロリー計算もきちんとしてあげることが大切です。

メインクーンの毛色・被毛

maine coon cat on a colored background

dezy/shutterstock.com

ふわふわでゴージャスな毛並みをしていますが、これは寒冷地の厳しい環境を生き抜くために必要なものでした。

保温効果がある下毛と体を守るための上毛があるダブルコートで、被毛には耐水性があります。

肉球の間にも毛が生えていて雪の中でも滑らないようになっています。

毛色で一般的なのはブラウンやシルバーのタビーですが、ホワイトやブラックなどの単色、2色のバイカラーや三毛なども存在しています。

実際のところ毛色の種類は豊富で、バリエーションは30種類以上あるとも言われています。

メインクーンの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

Maine Coon tabby - He sits on the owners lap

Jaroslaw Kurek/shutterstock.com

愛猫にはできるだけ長く健康に暮らしてもらいたいですね。

健康管理方法や気を付けたい病気、必要なお手入れについて説明します。

メインクーンの健康管理方法

健康管理次第で長生きすることも可能なので、できるだけ大切に飼育したいですね。

メインクーンは太りやすい体質なので、食事と運動のバランスをしっかりとることが大切です。

筋肉質なので成長期には高カロリーで高タンパクのキャットフードを与える必要があるでしょう。

しかし成猫になると肥満にならないようにカロリーが低めのキャットフードに変えるようにしましょう。

子猫の時は1日3回、成猫になったら1日2回が食事回数の目安になります。

運動不足も肥満の原因になります。

ストレス解消にもなるので、定期的に運動できる環境を用意してあげましょう。

遊ぶときは走ったりジャンプしたり、高いところに上ることもあるので、それなりのスペースが必要になるでしょう。

メインクーン、気をつけたい病気

立派な体を持つメインクーンですが、遺伝の関係から、以下の病気にかかりやすいと言われています。

・肥大性心筋症

メインクーンにもっとも現れやすい遺伝的疾患です。

心不全や後ろ足の麻痺などにつながり、突然死の原因にもなることがあります。

特に中年期から老年期になったら注意が必要です。

遺伝子検査によって発見も可能だそうです。

・脊髄性筋萎縮症

胴や四肢の筋肉を動かす脊髄の神経が消失してしまう病気で、筋肉の萎縮や筋力低下、短命などにつながります。

この症状は、通常、生後3〜4ヵ月で発症しますが、遺伝子検査によって発見することも可能です。

・多発性囊胞腎

ペルシャ系の品種に現れやすい疾患で、腎臓に嚢胞が発生します。

進行の遅い病気ではありますが、腎不全を発症する原因となるため注意が必要です。

メインクーンに必要なお手入れ

Maine Coon Cat reading a book

Artbox/shutterstock.com

寒冷地で生きてきた猫なので寒さや乾燥に備えて皮脂の分泌が活発です。

被毛がベタついてしまわないように、できれば毎日ブラッシングを行いましょう。

ふかふかで量が多いため少し大変かもしれませんが、汚れを落とし、皮膚病やフケ、ダニの対策にもなるのでブラッシングをサボらないようにしてくださいね。

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mofmo掲示板

5 名無しさん
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世界でいちばん大きなイエネコがメインクーンだとは知らなかったので、そのサイズにびっくりしています。昔は、ワーキングキャットとして飼われて、ネズミハンターとして活躍していたなんて、ちょっとかっこいい猫ちゃんですね。

4 名無しさん
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メインクーンは成猫になると10kg近くにもなるというのに驚きでした。子猫の時にどの猫にするか選ぶときは、大人になった時の体に耐えられるかどうかを見極めるようにするといいですね。肉付きもそうだし、骨格も大事だよね。

3 名無しさん
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ペルシャ猫もメインクーンもどっちも魅力に溢れている種類だと思います。オーラが素敵というか、お嬢様のようというか。言葉にするのがすごい難しいですけど、とにかく大好きです。もう大好きの一言に尽きます。これ以上はありません。

2 名無しさん
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お上品な雰囲気に癒しを感じます。佇まいが他の猫とは違いますもん。見た目が素敵と思ったら、頭までいいなんて、中身も外見も素晴らしい。ビギナーでも飼いやすいそうで、性格を聞くと納得です。

1 さすらいの猫マニア
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メインクーンって最強だよね。大きいは正義でしょ。家猫なのにでかい。思いっきりモフれる。もう最強。うちはメイクーンを3匹飼ってるけど、もう最強に可愛いよ。