
スフィンクスってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?
非常に珍しい猫種のため、ペットショップで見かける事は滅多に無いスフィンクスですが、一度触れてみるとスエードのような滑らかな触り心地にファンになってしまう人も多い不思議な魅力を持つスフィンクス。 かなり個性的な見た目と犬のように人懐っこい性格のギャップにはまる人が全世界に急増しています。

スフィンクスの特徴を知ろう!
名前のイメージから実はエジプト出身と思われがちですが、実はカナダ原産の猫種なので「カナディアン・へアレス」とも呼ばれています。
カナダ生まれのスフィンクスは、あの「E.T」のモデルになった猫だと言われており、他にも「オースティン・パワーズ」やアニメーション映画「ペット」にも登場しており、映画界にもその人気が及んでいます。
スフィンクス特有のつるりとした皮膚には被毛がほとんどない猫種のため、猫アレルギーに悩んでいる方でも比較的症状が出にくいタイプの猫となっています。
そのため、猫と一緒に遊びたいけどアレルギー持ち…という方にはぴったりの猫と言えるのではないでしょうか。
スフィンクスの一番の特徴と言えば無毛な事ですが、その名前の由来は諸説ありルーブル美術館にある、エジプトの石像スフィンクスと同じ姿勢をしていたからと言われています。
また、エジプトの彫像は「Sphinx」ですが、猫のスフィンクスは「Sphynx」で綴りも違います。
スフィンクスは中型猫に分類されていて、オスは約4.0kg~6.5kg、メスは約2.8kg~5.5kgが一般的です。
大体一般的な猫と同じくらいの大きさですね。
フレンドリーで遊ぶことが大好きなので、お子さんが家庭でも飼いやすく、かわいい遊び仲間になってくれるでしょう。
身体的な特徴
スフィンクスの一番の特徴と言えば、色素がついている部分もある大きなのシワのある無毛な体ですが、一切毛が生えていないという事ではなく、全体にうっすらと桃の表面のような産毛のようなふわふわした毛がが生えています。
体格は、毛がほとんどないために細身に見えますが、しっかりとした筋肉質の中型の猫です。
尻尾は長めで、先端にいくにつれて細くてつるりとした個性的な尻尾をして、尻尾や手足の先などところどころにわずかに毛が生えることがあります。
特徴的なレモン型の大きな目や大きな耳、額は広く頬骨が高いことも独特の雰囲気を出していて魅力的です。
猫には珍しくヒゲはほとんど生えていないことも特徴的ですね。
寿命や体質
スフィンクスの寿命は約12~14年と言われているので、一般的な猫の平均寿命の15歳前後とほぼ一緒です。
遺伝病のリスクも持っているスフィンクスですが、上手に体調を管理してあげると長生きするケースもあるようです。
フランスの家庭で飼われていた1998年に亡くなったオスのスフィンクスは、なんと34才2か月と大変長生きして、ギネスブックに載りました。
人間でいうと、なんと150歳近くなのでかなりの長寿ですね。
スフィンクスの歴史は?

Sylvie Corriveau/shutterstock.com
1966年にカナダで生まれた「プルーン」という名の無毛の猫がスフィンクスの始まりだと言われており、突然変異によって産まれました。
ちなみに無毛の猫は決して奇形ではなく、自然発生する突然変異であることがすでに判明していますが、遺伝的な疾患などの影響でプルーンの子孫は数代しか続かずに途絶えてしまいました。
その後ブリーダーたちは遺伝子の多様性を高めるため、プルーンの子どもを基礎にさまざまな猫と掛け合わせ、10年以上かけて現在のスフィンクス猫になりました。
現在いるスフィンクスは、1970年代に見つかった4頭の無毛の猫が基礎になって猫種として確立されていきました。
TISA(The International Cat Association)に認定されたのは、比較的最近の1980年代でした。