犯罪を防ぐ!麻薬捜査犬の仕事内容や訓練法は?

犯罪を防ぐ!麻薬捜査犬の仕事内容や訓練法は?

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麻薬捜査犬は、社会を犯罪から守るために大きな仕事しています。とても利口で、よく訓練された犬であるという印象を受けます。しかし、どのようにして麻薬捜査犬として活躍する資格を得るのでしょうか?仕事の内容や訓練方法について考えましょう。

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麻薬捜査犬とは?

シェパード 麻薬捜査犬

Vladimirkarp/shutterstock.com

流入が止まらない麻薬類を密輸入させることを防止する目的で導入されました。日本の税関では、1979年から導入されています。

今では全国の税関で、入国する旅客の携行品や外国からの郵便物の輸入検査などで麻薬捜査犬が犯罪を防止するために活躍しています。麻薬捜査犬は申し分のない実績を残してきていて、大量の覚せい剤や大麻などの不正薬物の摘発に多大な貢献をしてきました。 現在では銃器や爆発物まで探知することまでできる麻薬捜査犬も導入されています。

海外では嗅覚が鋭いビーグル犬が大活躍していますが、好奇心が旺盛で、現場で遊んでいるようにも見受けられるので、国内では、ジャーマン・シェパードやラブラドール・レトリバーが多く活躍しています。シェパードやレトリバーのような犬種は、無駄な動きが大きくなく、まじめに仕事に取り組んでいる印象を与えるので、日本では麻薬捜査犬として好んで用いられます。

またどんな場所でも恐れないこと、いつも生き生きとした行動がとれること、持ち飼った物への独占欲が強く、人に対して攻撃的ではないことが求められます。麻薬探知犬の嗅覚は人間の1000倍から1億倍とも言われています。

麻薬捜査犬にたいして専属のパートナーとしてハンドラーという専属職員がつきます。ハンドラーは犬の世話や、モチーベーションや安全にも注意を払い、なるべくよいコンディションで麻薬捜査犬に仕事をさせるよう努めます。犬が嗅ぎ分けた臭いを正確に伝えようとしますが、犬の個性を把握して、犬と信頼関係を築いたパートナーが必要です。ハンドラーはそのような大きな役割を担います。

麻薬捜査犬の仕事内容

国内に麻薬類が流入しないように、空港、港、国際郵便局など様々な場所で仕事しています。いわゆる水際での捜査現場で活躍しています。

全国9つの税関で約120頭が現役で働いています。麻薬捜査犬にはアクティブドッグとパッシブドッグの2種類があります。 アクティブドッグは、旅客の手荷物や国際郵便などから麻薬の臭いを感じ取ると、荷物を攻撃して吠えたりひっかくしぐさをしてハンドラー(犬を操る人)に知らせます。 パッシブドッグは、旅客や手荷物から麻薬の臭いを嗅ぎつけて、その場で座り込んで知らせます。

麻薬探知犬の人気はだいたい7年です。たいていの麻薬探知犬は、退役後は余生をハンドラーと共に過ごします。現場でいつもともに働いてきたハンドラーと過ごせるので犬にとってはうれしい限りですね。

麻薬捜査犬の訓練法について

シェパード 麻薬捜査犬

DTeibe Photography/shutterstock.com

麻薬捜査犬として現場デビューするには約4か月間の厳しい訓練を受け、認定試験に合格しなければなりません。

訓練にはいくつかの種類があります。

基本訓練:地中に埋めた麻薬を探し出す訓練をします。 応用訓練:壁の隙間に隠された麻薬を探す訓練です。 熟達訓練:輸入貨物を対象にして実地訓練を行います。

具体的には訓練中に、対象物から麻薬の臭いを探し当てると、ハンドラーが探し当てたダミー(多くの場合はタオルを筒状に巻いたもの)や、大好きなおもちゃなどをつかってご褒美に遊んであげたりします。ダミーに麻薬のにおいをつけることで、麻薬のにおいがするところにダミーがあると思う犬がそれを探し始めます。麻薬発見後の楽しみを感じられるようにハンドラーを務める方は、いつも様々なアイデアを考え出しています。

訓練によって徐々に捜査現場で実際に仕事ができるようにレベルを上げていきます。

麻薬探知犬はどんな犬にでも務まる仕事ではありません。厳しい訓練を経て、試験をパスすることが必要です。彼らの活躍を考えるときに、ハンドラーを務める専任の担当になる人の存在も重要です。麻薬捜査の背景には、犬や人の多くの自己犠牲があることが分かると感動しますね。

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