
セイロンキャットってどんな猫?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

mofmo編集部です。
セイロンキャットは、セイロン島(スリランカ)で見つけられた現地の猫から交配された新しい血統です。野生味のあるアビシニアンのような外見に、人懐こく賢い性格のギャップが魅力です。神秘的な光沢のある毛の色合いに特徴があります。利口なので、コツを学べば飼い方やしつけが楽な猫です。

セイロンキャットの性格
セイロンキャットは一瞬でイタリア人獣医さんに気に入られたほど、元々とても人懐っこく社交的な性格をしています。
無駄鳴きも少なく、「犬のような猫」と言われるほどフレンドリーな性格で、子供とも一緒に遊んでくれる優しい猫です。
また賢い猫なので「気に入らないから攻撃!」という発想にはならない平和的な性格をしています。
セイロンキャットのオスは特に、スリスリ頭を擦りつけテリトリーににおい付けする行動を行います。
これは好きな人に対して行うそうなので、もし自分にされたら一層その可愛さにはまり込んじゃいますね!
ワイルドな外見を裏切る甘えん坊なかわいい姿は、イタリア人獣医さんがそうだったように多くの猫好きさんを魅了しています。
セイロンキャットの飼いやすさ
環境に適応する能力が高いセイロンキャットは、一人暮らしの人にも、家族が多い家庭でも自然に溶け込んで、一緒に楽しい生活を送ることができるでしょう。
気候的にも高温多湿の環境が日本とスリランカは似ているので、欧米の気候に適応した猫よりも、セイロンキャットは日本で飼いやすいと言えるでしょう。
またフレンドリーで優しい性格で、人を攻撃したりする短気な性格ではありませんので小さなお子さんがいる家庭でも安心して飼えますよ。
猫とお子さんと一緒に遊ぶ時間が長い家庭や、猫とたくさん遊んだり甘えてほしい方であれば、セイロンキャットはピッタリな猫種だと思います。
セイロンキャットの飼育環境と飼い方のコツ

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もとが野生猫だったセイロンキャットは、活発でパワフルな猫です。
また好奇心旺盛旺盛なので、家のなかでも自由気ままに動きたがるでしょう。
セイロンキャットが「運動したい!」と言う衝動を見せたときには、思いっきり遊ばせてあげましょう。
ただ、俊敏すぎて思わぬケガに繋がることもありますので、遊ぶエリアに危険なものがないかチェックしてあげてくださいね。
すばしっこく活動的な猫ですが、子供に危害を加える心配もなく、誰とでも仲良くなれる猫なので、「犬のような猫」と言われているようにたくさん構ってあげたり、いっぱい甘えさせてあげてくださいね!
セイロンキャットの飼育環境
高温多湿の地域出身のセイロンキャットは猫の中では暑さには強いですが、寒さにはとても弱いので、冬の室温管理や防寒対策はしっかり行ってあげてください。
セイロンキャットは遊ぶスペースがあれば一人でも楽しく遊んでくれるので、キャットタワーやオモチャはぜひ準備してあげたいですね。
しかし人が大好きな猫なので、あまりにずっと一人遊びをさせすぎると、「みんな自分に構ってくれない…」と寂しくなってしまうんです。
留守番が続いて一人で過ごす時間が多かったり、構ってあげないとストレスになってしまいますので、時には一緒に遊んであげたり共に時間を過ごして、甘えられる時間を作ってあげてくださいね。
セイロンキャットのしつけのコツ
セイロンキャットはすばしっこく活発なため、室内でも活動的に遊びまわるでしょう。
本能のまま遊ばせていると「してもいいこと」と「悪いこと」のラインが曖昧になってやりたい放題になってしまいますし、怪我の原因にもなるかもしれません。
そうならないためにも、家の中でカーテン登りや家具での爪研ぎなどのやってはいけないことをしたら、やめるよう根気よく教えなければなりませんが、セイロンキャットは賢い猫なので、しつければきちんとできるようになります。
やめたものの代わりに使っていいものを準備して、爪研ぎ台や体力を発散できるキャットタワーなど他のもので遊べるようにしてあげてください。
でも叱ったりしたら、気ままな猫には嫌われるのではないかと気になりますよね。
直接叱る代わりに、霧吹きで水をかけたり音で気をそらしたりしてやめさせることができます。
「これをすると嫌なことが起こる」と猫自身にインプットさせると、次第に行わなくなるでしょう。