セイロンキャットってどんな猫?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

セイロンキャットってどんな猫?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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mofmo編集部

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セイロンキャットは、セイロン島(スリランカ)で見つけられた現地の猫から交配された新しい血統です。野生味のあるアビシニアンのような外見に、人懐こく賢い性格のギャップが魅力です。神秘的な光沢のある毛の色合いに特徴があります。利口なので、コツを学べば飼い方やしつけが楽な猫です。

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セイロンキャットの特徴

セイロンキャット

shutterstock.com

セイロンキャットは「スリランカ生まれのイタリア育ち」という珍しき2か国のルーツを持つ猫種です。

別名「セロニーズ」とも呼ばれるセイロンキャットは、1本の毛の中で色が変わる複雑な色合いをみせる美しいニュアンスカラーと、凛々しくキリっとしたかっこいい見た目が際立つ美猫です。

セイロンキャットは「野生のアビシニアン」と言われるほど、アビシニアンとよく似た特徴をいくつも持っていて、被毛のパターンやスレンダーな体型、そしてピンと立った三角耳に人懐っこい性格もよく似ています。

神秘的ともいえる美しい被毛とクールな雰囲気を持つキリリとした猫ですが、実はとってもフレンドリーで人間大好き!

かっこいいのに実は甘えん坊というギャップが、海外の猫好きたちにはたまらない魅力になって人気を集めている猫なんです。

日本ではまだアビシニアンの方が知名度が高く、セイロンキャットはまだ知名度が低いので日本ではあまり見かけることがない稀少な猫種ですが、このセイロンキャットが猫種登録されるきっかけを作った獣医さんが住んでいたイタリアでは、人懐っこさや優しく社交的な性格がとても人気を集め、いまだにイタリアで愛されている猫なんですよ。

キリっとした見た目に甘えん坊という強力なギャップを持っている魅力いっぱいのセイロンキャット、今後は日本でも知名度が上がって人気になっていくかもしれませんね!

身体的な特徴

セイロンキャットはとってもスレンダーで細身ですが、がりがりな細さではなくしっかりと筋肉がついた野性美溢れる美しい体型をしています。

しっぽは長く、ピンとまっすぐな個体が多く、猫らしいスッとしたしっぽをしています。

ほっそりとした小さな顔に、大きくて丸い目、大きめの三角形の耳が上品な雰囲気を出している美猫ですよ。

スマートでしなやかに動くセイロンキャットの美しい姿に惚れた愛猫家たちは多く、海外でも美しいペットとして人気を博しています。

寿命や体型

セイロンキャットの寿命は15年くらいと言われていて、猫の中でも一般的な寿命です。

もちろん個体差や飼い方で違いは出てくるので、なるべく元気で長生きできるようセイロンキャットに合った飼い方をしてあげたいですね。

小型から中型サイズのセイロンキャットの体長は、30~35センチくらいが一般的な大きさです。

体重は3~5キロくらいなので、小型犬と同じくらいの体重と言えるかもしれません。

セイロンキャットの歴史は?

スリランカ生まれのイタリア育ちという変わったルーツを持つセイロンキャット。

その理由は、セイロンキャットの祖先はスリランカ出身ですが、セイロンキャットとして作出されたのはイタリアと、2カ国がその出生に関わったためです。

1984年にインドの南東にあるスリランカのセイロン島で、旅行中のイタリア人の獣医さんが偶然に出会った野生の一匹の猫がきっかけとなりました。

野生猫と言えば、触ろうと思っても近寄ってきてくれず、人間に対しては警戒心を見せるイメージですが、その猫は野生猫とは思えないほど、あまりにもフレンドリーで人懐っこい性格をしていたそうで、セイロン島の野生猫を何匹かイタリアへ連れ帰るほど、一瞬にしてイタリア人の獣医さんは魅了されたそうです。

帰国後、さっそくイタリアのコモキャットショーにその猫を出場させてみたところ、評判もなかなか良かったため、セイロン島の猫を品種として確立することにしました。

すぐに4年間のブリーディング計画が立てられ、輸入された数匹の猫から現在のセイロンキャットが誕生することになりました。

1988年、FIFe(スウェーデンにあるヨーロッパ最大の猫の血統書登録団体)に登録申請が出され、出身地のセイロン島にちなんで「セイロンキャット」と名付けられました。

現在もその美しさと人懐っこい性格で有名なセイロンキャットは、イタリアで人気を集め続け、飼い主さんたちから大事な家族の一員として愛されています。

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