カナーンドッグってどんな犬？性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ！

カナーンドッグの性格

Aneta Jungerova/shutterstock.com

カナーンドッグは、内向的な性格で大人しく繊細な性格をした犬です。

ただ、警戒心と防衛本能が強い性格をしています。

飼い主や家族に対しては深い愛情を示す性格をしていますが、警戒心の強さから見知らぬ人に対してはなかなか心を開かず、怖がって吠えてしまう事もあります。

子供とも上手に付き合う事ができるので、子供がいる家庭でも飼育する事ができるという特徴を持った犬です。

また、一緒に生活する犬や他のペットに対しては仲良くする事ができるという特徴を持ちますが、見知らぬ犬に対しては攻撃的になる性格をしていて、時には威嚇のために吠える事があります。

カナーンドッグの飼いやすさ

Aneta Jungerova/shutterstock.com

内向的で大人しい性格ですので飼いにくさは感じないでしょう。

しかしその反面警戒心が強く防衛本能が優れていますので知らない人へ吠えてしまうことがあります。

その点はしっかりしつけておくことで防衛本能がきつく出てしまわないよう安心させてあげることができるでしょう。

子どもがいる家族の中でも飼いやすい性格の持ち主ですのでペットとして飼うには申し分ない犬種です。

一度気持ちを許してくれると他の動物でも一緒に居ることができますので複数のペットと共に生活するのも問題ありません。

カナーンドッグの飼い方としつけ

Aneta Jungerova/shutterstock.com

飼い方はそれほど難しくはなく室内でも十分飼育できる犬種です。

しかし気温の低い環境には弱いタイプですのでその点は十分気を付けましょう。

しつけは、叱るしつけが逆効果になることがありますので注意が必要です。

どのようにしつけられるかを理解しておくことで飼いやすい愛犬になってくれるように飼い主の側での努力が求められます。

カナーンドッグの飼育環境

カナーンドッグの飼い方としては、室内での飼い方が理想的といえます。

ただ、暖かい地域では室外でも飼えますが、室内で飼い主や家族と一緒に過ごす事でより忠誠心を持つようになるので、室内のほうがいいでしょう。

また、暑さには強いですが、寒さには弱いという特徴を持つので、冬の時期には寒さ対策をする必要があります。

1日の運動量が120分と非常に多いので、毎日1日2回、1回60分程度の長時間の散歩などを行う事が大切です。

被毛の手入れは、2～3日に1回のブッラッシングをすれば十分なので、被毛の手入れにはあまり手間がかかりません。

カナーンドッグは遺伝的な疾患はなく、丈夫ですが、関節疾患や皮膚疾患はなりやすいといわれているので、飼い方としてはあまり激しい運動をしないことや、被毛の手入れをしっかりと行うようにしましょう。

カナーンドッグのしつけ

しつけが入りにくいといわれていますが、それはしつけをする際に叱ってしつけを行う為といわれています。

性格的に内向的で繊細な性格をしているので、叱る事は逆効果となります。

しつけをする際には、褒める事をベースとしてしつけを行うようにします。

そうする事によってしつけの飲み込みが早くなり、潜在能力を引き出す事もできます。

忠節心がある性格をしていて、飼い主や家族への服従能力も高いので基本的に服従訓練やしつけは入りやすいタイプで、しつけはしやすい犬種であることは間違いありません。

また、見知らぬ人に対しては良く吠えるので番犬として飼育する事ができますが、怖がりな性格をしているので怖がって吠える事があるので、不用意に近づくと咬まれる事があります。

吠えやすいタイプの性格をしているので、無駄吠えのしつけや噛み癖のしつけはしっかりと行うようにしましょう。