子犬の頃から肥満予防!生後2ヶ月の柴犬が気を付けること

子犬の頃から肥満予防!生後2ヶ月の柴犬が気を付けること

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mofmo編集部

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コロコロとした体形が可愛い柴犬の子犬は、人間が大好きですぐによってきます。そんな人懐っこい柴犬にはどうしてもご褒美を与えすぎてしまうという人が多く、さらに体型が丸々としてしまう柴犬が大変多くなっています。しかし丸い体型が可愛いからと言って減量せず放って置くと、病気などの危険が待ち構えているのです。

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柴犬の平均体重とは?

Shiba Inu puppy

Sarune Kairyte/shutterstock.com

成犬になった柴犬の平均体重は8~10キロと言われおり、大体の柴犬は1歳頃までに体重が安定してきます。

生後2か月の柴犬の子犬の平均体重は1900~2300グラムと言われていて、とても軽いです。

1900グラムより少なければ痩せすぎなのでご飯の量を増やしたり、2300グラムより多すぎれば、ダイエットとまではいかないにしても、遊ぶ時間を増やすなど体を動かす時間を増やしたり食事をカロリーが少ないものへ変更したりする必要があります。

しかし、生後2ヶ月というとまだ全然子犬です。激しい運動や厳しいダイエットなどはできないですし、危険ですので絶対行わないようにしましょう。

では、柴犬の子犬に肥満の心配がないかチェックするには、どのような方法を行えばよいのでしょうか。2ヶ月を迎えた柴犬の子犬の肥満度チェック方法をご紹介いたします。

肥満かどうかを今すぐチェック!ボディコンディションスコアのやり方

shiba inu puppies

jussi_fruit/shutterstock.com

ボディコンディションスコア(以下BCS値)とは、犬の肥満度を5つの項目から割り出していく方法で、BCSと呼ばれています。肥満度の値はBCS値と呼ばれており、1~5まで存在しています。

1は削痩、2は体重不足、3は理想体重、4は体重過剰、5は肥満となっており、柴犬に限らずどの犬種も、BCS値3を目指し体型管理をしていきます。

BCS値が1や2の場合には、食事量を増やすなどの対策が必要で、BCS値が4や5の場合にはダイエットが必要になります。しかし今回紹介する生後2ヶ月の柴犬は、まだまだ子犬ですので、ダイエットなどは行えません。ですので、体重が増えすぎる前に食事を見直してあげる必要が出てきます。

では、肥満度を診断する5つのチェックポイントとはどのようなものなのでしょうか?

5つのチェックポイント

BCS値の5つのチェックポイントとは体重・体脂肪・肋骨・腰部・腹部の5項目です。

この項目にはそれぞれの判断基準があり、その判断基準を見ていくとBCS値がわかり、体重の増量が必要か、ダイエットが必要かわかるシステムとなっています。

では、チェックポイントごとに説明していきます。

ここでは生後2ヶ月の柴犬の子犬を基準として数字を出していきます。

体重

生後2ヶ月の柴犬の平均体重は1900~2300グラムと言われていますが、BCS値を見る際には最低体重から計算していきます。

まだまだ子犬の時期なので、BCS値が4や5でもダイエットは必要ありませんが、甘やかして育てると将来ダイエットが苦手な柴犬になってしまいますので、メリハリを付けた飼育をしていきましょう。

・基準/2ヶ月目の柴犬/体重1900グラムの場合

▼BCS値1削痩85%約1615グラム

▼BCS値2体重不足86~94%約1634~1786グラム

▼BCS値3理想体重95~106%約1805~2014グラム

▼BCS値4体重過剰107~122%約2033~2318グラム

▼BCS値5肥満123%~約2337グラム~

体脂肪

生後2ヶ月の体脂肪は、与えるエサで管理していきます。子犬用のドッグフードをふやかして与える際、ミルクではなくぬるま湯でふやかしたり、ドッグフード自体の脂肪分が少ないものを選ぶなど、管理方法はたくさんあります。

・基準/2ヶ月目の柴犬の場合

▼BCS値1削痩5%以下

▼BCS値2体重不足6~14%

▼BCS値3理想体重15~24%

▼BCS値4体重過剰25~34%

▼BCS値5肥満35%以上

肋骨

Shiba Inu puppy lying on a white background

Jagodka/shutterstock.com

子犬の柴犬で診断するのはとても難しいです。よちよち歩きでなくなったころからこの方法が少しずつ使えるようになってきます。

・基準/2ヶ月目の柴犬の場合

▼BCS値1削痩触らなくても肋骨がしっかり浮き出ていて確認できる。

▼BCS値2体重不足触らなくても確認できるが、肋骨と皮膚の間に多少の肉感を感じる。

▼BCS値3理想体重見た目でうっすらと肋骨確認ができ、触るとしっかり肋骨を確認できる。

▼BCS値4体重過剰触らないと肋骨確認は出来ないが、触ると確認できる。

▼BCS値5肥満触っても肋骨を確認することが出来ない。

腰部

肋骨と同じで子犬では確認しにくいです。しっかり歩けるようになってからの診断をおすすめします。

・基準/2ヶ月目の柴犬の場合

▼BCS値1削痩皮下脂肪がなく腰部の骨格が見て確認できる。

▼BCS値2体重不足多少の皮下脂肪があり、目で見て腰部の骨格を確認できる。

▼BCS値3理想体重目で見て骨格を確認することが出来るが、触ると皮下脂肪もついている。

▼BCS値4体重過剰目で見て骨格を確認することがあまりできず、皮下脂肪でお尻が丸い。

▼BCS値5肥満触ってもあまり骨格を感じることが出来ず、皮下脂肪でお尻が丸い。

腹部

人間でいうウエスト部分ですが、子犬にはあまりくびれは見られません。診断は、数か月たってからをおすすめします。

・基準/2ヶ月目の柴犬の場合

▼BCS値1削痩肉感がなくくびれており、周りの骨格が目立つ。

▼BCS値2体重不足ほとんど肉感を感じられず、くびれがしっかりある。

▼BCS値3理想体重くびれがあり、骨格が気になったりなどごつごつした印象がない。

▼BCS値4体重過剰肉感が多少あり、くびれも多少しかない。

▼BCS値5肥満肉感がたっぷりあり、くびれがなく丸い。

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