
猫のしっぽを触ると嫌がる!猫にとって重要なしっぽの役割とは

mofmo編集部です。
自由気ままなイメージのある猫は、なかなか触らせてくれなかったりしますよね。そんな猫のつい触りたくなる部位がしっぽではありませんか?猫のしっぽって触っても大丈夫でしょうか?猫のしっぽの役割や触った時の猫の気持ちを見てみましょう。

猫のしっぽの役割

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猫のしっぽの役割は何でしょうか?
大きく分けて2つの役割があります。
バランスをとる
一つはからだのバランスをとるという役割があります。
猫は高い塀の上を歩いたり、高いところからジャンプしたりしますね。
この時しっぽを使ってバランスをとっているのです。
感情表現
もう一つのしっぽの役割は感情表現の道具として使っています。
猫は話すことはできませんが、しっぽの動きで気持ちを表現しているのです。
ですから私たちは尻尾の動きを観察することで猫の気持ちを理解することができるのです。
しっぽを触られると猫はどんな気持ちになる?
では猫はしっぽを触られるとどんな気持ちになるのでしょうか?
個体差はありますが、多くの猫にとってしっぽは触られて嫌な場所のようです。
しっぽを触ると嫌がる猫は多い
尻尾を触ると嫌がる猫は多いものです。
というのも猫のしっぽの構造のところでも見ましたが、猫のしっぽには太い神経が通っていてとても敏感な部位になっています。
ですから触られるのを嫌がる猫は多いです。
しっぽの付け根は喜んで鳴くことも!
猫が触られて喜ぶ場所の一つに、しっぽの付け根があります。
しっぽは嫌でも付け根部分は猫にとってツボのようです。
猫のしっぽの付け根をポンポンたたくと喜んで鳴くこともあります。
おしりを高く上げて喜ぶことがあります。
しっぽの付け根には馬尾という神経の束があって、これが刺激されて気持ちがいいようです。
喜んで鳴く猫はかわいいですね。
しっぽの付け根や背中側の腰などを、ポンポンと優しくたたくようにすると喜ぶようです。
個体差があるので、触られると怒る子も
怒る猫のしっぽは敏感ですので、あまり触られてうれしい場所ではないことが分かったでしょうか?
個体差があるので、猫によっては触られると嫌がる、怒る猫もいます。
イライラと怒る猫はしっぽを床にたたきつけたりもします。
攻撃になることもあるので、嫌がっているそぶりが見えたら触るのをやめましょうね。
しっぽは敏感な場所。触るのはほどほどに
猫にとってしっぽは敏感な場所で、急所の一つでもあります。
個体差があるので、おとなしく触らせてくれる猫もいるかもしれませんが、猫としては触られてもあまりうれしい場所ではありません。
ですから触り方には注意しましょう。
バランス感覚を取ったり、感情表現するのに大事な体の部位です。
大切に扱ってあげましょう。
いくら可愛いからといって、つい思わず猫が起こるようなことをしていませんか?猫が怒るのは、幾つかの理由が考えられます。可愛がっているつもりでも、実は猫に嫌われていたりして?! あなたに教えたい、大切な愛猫の育て方のコツ、褒め方、猫の嫌がることを一緒に考えてみましょう。
https://mofmo.jp/article/741