ドッグフード「モアソフト」原材料や口コミ、評判をチェック!

ドッグフード「モアソフト」原材料や口コミ、評判をチェック!

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mofmo編集部

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大型ホームセンターや、ペットショップで見かけることのある「モアソフト」。パッケージの写真ですとカリカリのドライフードに見えますが、実は指でつかんだだけでもつぶれる半生タイプです。今回はアドメイドが販売する半生タイプの「モアソフト」の原材料や成分を徹底分析したいと思います。

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モアソフトに使用されている原材料は?

ドッグフードに関しては8つのラインナップを提供するモアソフト。ではどんな原材料が使用されているのか詳細を見てみましょう。ここではモアソフトのオーソドックスなチキン アダルトの原材料と成分表をご紹介します。

原材料 肉類(鶏、鶏ササミ、鶏レバー)、小麦粉、でんぷん類、脱脂大豆、砂糖、植物性油脂、小麦たん白、小麦ブラン、オリゴ糖、野菜類(トマト、にんじん)、大豆ペプチド、乳酸菌(ラクリス)、アマニ油、γ―リノレン酸、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ミネラル類(カルシウム、リン、鉄、マンガン、亜鉛、銅、ヨウ素、コバルト、ケイ素)、膨張剤、リン酸塩(Na)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na)、ビタミン類(A、B2、B12、D、E、コリン)、メチオニン
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成分値

粗たん白質17.0%以上、粗脂肪7.0%以上、粗繊維1.0%以下、粗灰分7.0%以下、水分30.0%以下、ナトリウム1.1g以下、カルシウム0.42%以上、リン0.35%以上、ビタミンA3500IU以上、ビタミB10.70mg以上、ビタミンD350IU以上、リノール酸0.70%以上
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原材料のピックアップ

Healthy dog food, isolated on white

Africa Studio/shutterstock.com

肉類(鶏、鶏ササミ、鶏レバー)

第一主原料に肉類がきていることは褒められるべき点です。犬にとっての一番重要な栄養素はタンパク質です。国産の大手メーカーの比較的安価なドッグフードは穀物類を第一主原料としているところが多いですが、モアソフトは『鶏、鶏ササミ、鶏レバー』と何の肉を使用しているがはっきり分かります。

チキンは低脂肪ですし、指向性も高いので食いつきも良いと言われています。アミノ酸バランスも良く必須アミノ酸のメチオニンも含まれていますしコラーゲンが豊富に入っているので、軟骨の維持、形成にも役立つと言われています。

安価なフードですとチキンミールとかチキンパウダーなどと表記されているドッグフードが多いですが、そのような正体不明なものが入っているわけではないようです。

穀類

続いて記載されているのが小麦粉です。その他小麦たん白、小麦ブランなどと記載されていますがみな同じ小麦です。小麦というものはドッグフードにおいては一般的には避けた方が良い原材料です。なぜならば小麦は

①アレルギーを引き起こしやすい原材料です。②小麦含まれるグルテンは消化しにくく、犬の消化器官に負担がかかってしまいます。③小麦は炭水化物の中でも血糖値が急激に上がりやすく高GI食品ですので、肥満や体調不良の原因になりやすい。などなど 理由があります。

ではなぜそんな小麦を使うにでしょうか?それは「かさ増し」であり「成型するためのつなぎ」として配合されています。これらの理由で使うことによってコストを下げることもできるからです。

しかし上記の特長にも記しましたが、小麦ブランは食物繊維が豊富で健康な便通のために配合されていますので、全てが悪いわけではありません。

最近のドッグフードは穀物不使用(グレインフリー)というものも多く商品化されていますので、飼い主さんとして愛犬のアレルギーや、消化器官が弱い子なのかどうかを見極めた上での判断が良いかと思います。

脱脂大豆、大豆ペプチド

人間にとっての健康維持には欠かせない大豆ですが、犬にっては危険な食材です。脱脂大豆とは大豆を豆腐や納豆などに加工した搾りカスのことで、栄養は全く入っていません。それどころか犬にとっては小麦同様に消化しにくい食品のため嘔吐や下痢などの消化不良を引き起こす可能性があります。

しかし上記の特長にも記しましたが、『健康で元気なカラダ作りのために大豆たん白質を消化吸収しやすい形にした大豆ペプチドを配合』とあります。そのため消化しにくい食品でありますが消化吸収しやすいように工夫がされているのでしょう。

しかし大豆に関してはアレルギーの原因にもなりやすい食品です。痒みや炎症を伴う皮膚炎や脱毛、鼻炎などの症状が出てきます。ですから脱脂大豆と記載されているドッグフードに関しても愛犬の健康状態を見極めた上での判断が良いでしょう。

アマニ油

犬にとっても健康を保つために有益です。アマニ油には必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸が配合されています。犬にはオメガ3脂肪酸は必要ないと考えている人が多いようですが、良質な油が必要なのは人間も犬も同じです。

ではアマニ油にはどのような効果があるのでしょうか。アレルギーなどの炎症を押さえたり、血液をサラサラにする、ガンの発生を抑える、皮膚や毛の健康維持、脳や神経の働きをスムーズにするなどの効果があります。

愛犬には健康で長生きしてもらいたいものです。モアソフトの特長にも記されていますが、アマニ油が配合されている点は良いことです。

プロピレングリコール

次に気になるのはのはプロピレングリコールです。モアソフトのようなソフトタイプのドッグフードの保湿剤として使われています。カビを防ぐために用いるのですが、過剰摂取すると体調面でさまざまな影響が出てきます。日持ちするために用いるのでしょうが人工的なため不自然なものです。

ソルビトール

ソルビトールとは合成甘味料です。蜂蜜などの天然ものならともかく、合成甘味料を犬に与えることは注意が必要です。ダイエット甘味料として知られているソルビトールは大量摂取により人間が亡くなったケースもあります。

膨張剤

生地をスポンジ状の多孔質にし、膨らませる作用を持つもので、膨張剤とだけ表記されることが多く、正体は不明の物が多いです。

リン酸塩

カルシウムや亜鉛の吸収を防げたり骨を作る機能に悪影響が出てきます。過剰摂取には気をつける必要があります。

保存料(ソルビン酸K)

またソルビン酸Kに関しても同様のことが言えます。ソルビン酸Kは食品添加物の一つでプロセスチーズ、ワイン、魚肉練り製品、マーガリン、味噌などの保存料として使用されています。カビや酵母、細菌の増殖を抑え、腐敗を防ぎます。このソルビン酸Kは亜硝酸ナトリウムと一緒に摂取すると発がん物質を育成します。

酸化防止剤(エリソルビン酸Na)

脂肪などの酸化による変質を防ぐために用いられています。下痢や遺伝毒性の不安が挙げられている添加物です。

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2 名無しさん
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犬の餌には数多くの種類があります。できるなら愛犬の気に入ったものを食べさせてあげたいですよね。食べ比べしてお気に入りのを決めるのもいいですし、他の人の意見や評判をチェックしてみて、選んであげるのもありですね。

1 名無しさん
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なんだかんだでやっぱり国産が一番安心しますね。でも最近だといろいろなドッグフードが出てきているので迷っちゃいますよね。値段もピンきりだし。色々なのを挑戦してアレルギーとかも確認してちゃんとワンちゃんに合うものを食べさせてあげたいです。