
セントバーナードってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!!
セントバーナードといえば、アルプスの少女ハイジのヨーゼフを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?実際にヨーゼフのモデルがセントバーナードかどうかは不明ですが、今回はセントバーナードの性格や特徴、しつけや飼い方のコツをご紹介します。

セントバーナードの特徴

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筋肉質で足もしっかり太く、雪山をグングン歩いていける力があります。
被毛は長毛と短毛が居ます。
長毛は、直毛の場合とウェーブがかかっている場合があり、柄も様々です。
最初に短毛のセントバーナードが活躍していましたが、同種での交配が続くと、遺伝子に異常が出るため、ニューファウンドランドと交配することになりました。
その結果長毛のセントバーナードが誕生したんですよ。
短毛でも、長毛でもあまり性格は変わらず、穏やかで、どっしりした雰囲気のただようのが特徴の大型犬です。
セントバーナードの外見的特徴
体高が90センチ近くもなるその体は大型犬といわれる風格が十分あります。
また三角形の大きな垂れ下がった耳も特徴的で、骨太な筋肉質の足も重い大きな体を支える役割を果たしており、全体的にがっしりしていながらも柔らかい印象を与えます。
被毛はあまり知られていませんがロングとショートがあります。
セントバーナードの寿命・体型

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8歳から10歳くらいが平均的な寿命といわれています。
セントバーナードは超大型犬であるため他の犬種と違って寿命は短めです。
とはいえ大型犬の中では平均的な寿命といえるでしょう。
肥満になったときにかかる負担を軽減させて寿命を延ばしてあげることができますので食事は大切になってきます。
体型は大型犬で体高が65センチから90センチあります。
当然ながら体重もそれなりにあって大きくなると90キロにもなることがあります。
筋肉が良くついていて垂れ耳が可愛らしさを演出しています。
尻尾も太いので体全体としてもこもこした感じに見えます。
セントバーナードの歴史

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セントバーナードの歴史においてよく知られているのは、スイスとイタリアの国境の峠にある修道院での活躍でしょう。
このサン・ベナール修道院ではアルプスを越えていく人たちの救護の役割を果たしており、時には雪山での遭難にあった人たちを探索することもおこなっていました。
通説によると300年間に渡ってセントバーナードが携わって救助された人の数は2500人とも言われています。
19世紀に入るとセントバーナードの激減によりニューファンドランドとの交配が行われ、それまで短毛だった犬種が長毛の特徴を持つようになります。
1887年には正式にスイスの犬種として認められるようになりました。