コストコのドッグフードはコスパ良し!コストコPB「カークランド」の魅力!

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mofmo編集部

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アメリカの会員制マーケットといえば「コストコ」。そんなアメリカで大人気のコストコのオリジナルドッグフードが「カークランド」です。大容量で安い、しかも高品質ということから注目されているドッグフードです。では実際にはどんなドッグフードでしょうか?

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コストコドッグフード「カークランド」の原材料と成分

Healthy dog food on wooden background

Africa Studio/shutterstock.com

では早速コストコドッグフード「カークランド」の原材料を詳しく見ていきたいと思います。今回は一番人気の高い「カークランドドッグフードシグネチャーラム・ライス・ベジタブル」を例にしてみてみましょう。原材料は以下の通りです。

ラム、ラムミール、玄米、米ぬか、米、卵類、精製麦、鶏脂、ビートパルプ、ジャガイモ、フィッシュミール、フラックスシード、調味料、キビ、イースト、えんどう豆、ニンジン、ケルプ、リンゴ、スキムミルク、クランベリーパウダー、塩化カリウム、食塩、ミネラル類、塩化コリン、ビタミン類、グルコサミン/コンドロイチン、ローズマリーエキス、パセリ、チコリールートとなっています。

では気になる原材料を見ていきます。

肉、魚類

カークランドの原材料を見てみると第一原材料にラム、第二原材料にラムミールが使用されています。つまり肉がメインになったドッグフードです。 肉食動物の犬に一番必要な栄養素は動物性たんぱく質ですので、肉がメインになっているドッグフードは高く評価できます。安いドッグフードはコストを抑えるために安い原材料である穀物をメインにしているものが多くありますが、カークランドは動物性たんぱく質をメインにしているので良いドッグフードといえます。

またカークランドで使用している肉はラム肉ですが、ラムはチキンと比べてアレルギーを起こしにくい食材といわれています。高たんぱく、低カロリーで愛犬の健康をサポートしてくれる肉です。犬にとって必要なたんぱく質がしっかり摂取できそうですね。 またラム肉は脂肪の燃焼やコレステロールを下げる働きがあるので、犬の健康におすすめといえるでしょう。

しかし一つ気になるのが「ラムミール」「フィッシュミール」、ミール系の使用です。 ミール系というのは愛犬家が避けたいとしている原材料の一つで、粗悪な原材料が使用されている可能性のあるものといわれています。ミール系は私たち人間が食べない本来なら破棄にするような部位を粉砕して使用している可能性があるのです。いわゆる副産物と呼ばれる部位です。その中には鶏のとさか、くちばし、羽根、ほね、血液、足、毛、糞尿などが含まれています。中には病気や事故で死んで腐りかけた家畜の肉が使用されている可能性もあります。

このようにどんな部位を使用しているかわからないミール系が使用されていることに対しては不安が残りますね。粗悪な原材料を使用しているということは、傷まないように防腐剤や肉の色が変化しないように着色料、発色料などが大量に使用されている可能性もあります。

高品質のドッグフードの中にはあえてミール系を使っているメーカーもあります。肉を乾燥して粉砕させることで消化を助け、たんぱく質がたくさん摂取できるようにしているのです。この場合は「副産物は一切使用していないこと、すべてヒューマングレード(人間が食べることのできるレベルのもの)素材を使用していること」を公表しています。 カークランドでは副産物不使用やヒューマングレードといった表記がないため、どんな部位を使用しているか謎のままです。もしかしたら粗悪な原材料が使用されている可能性もあります。

穀物

続いて使用されている食材を見てみると「玄米、米ぬか、米、精製麦、キビ」となっており穀物が使用されていることがわかります。実に多くの穀物が使用されていますね。しかし犬がアレルギーを起こしやすい「トウモロコシ、小麦、大豆」などは使用されていません。ですからアレルギー対策されているでしょう。たしかに玄米やコメなどは比較的消化が良く栄養価も高い食材になっています。

しかし穀物であることには変わりがありません。犬は穀物を消化するためのアミラーゼという酵素を持っていないため、いくら消化が良いとは言っても、大量に摂取すると消化不良を起こすことがあるでしょう。消化できなかった分はそのまま便として排出されるため、便の量や回数が増えるかもしれません。また消化器官に負担をかけてアレルギーを起こす可能性があります。

また穀物は炭水化物ですので、体内に入ると糖質へと変化するため大量に摂取することは肥満の原因ともなります。穀物が含まれていないドッグフードに変えることで体が引き締まったというのはよく聞く話です。

これらの理由から穀物が含まれていないドッグフードを選びたいものです。

油脂

犬にとって必要な栄養素「油脂」です。美しい皮膚や被毛の維持に欠かせない栄養素です。カークランドでは「鶏脂」「フラックスシード」が使用されています。 鶏脂は不飽和脂肪酸の割合が多くオメガ6脂肪酸が豊富に含まれた良質の油脂です。また嗜好性を高める働きもします。フラックスシードは亜麻仁油のことでオメガ3脂肪酸が豊富に含まれている高品質のオイルです。低価格のドッグフードでありながら高品質の亜麻仁油を使用しているのは高く評価できます。これらオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸がバランスよく配合されていることで皮膚や被毛の健康をサポートしてくれるのです。

カークランドでは粗悪な原材料の一つに挙げられている「動物性油脂」が使用されていないことも高く評価できます。動物性油脂はどんな動物からとった脂かわからないため品質も鮮度もなどの多い油脂です。粗悪な部位から抽出している可能性もあるため、酸化しないように大量に酸化防止剤が投与されている可能性もあります。

ビートパルプ

カークランドて使用している原材料が「ビートパルプ」です。ビートパルプはサトウダイコンから砂糖を搾り取った残りカスのことですが、ビートパルプの使用に関しては賛否が分かれています。

ビートパルプの使用目的は豊富な食物繊維が含まれているためウンチを固めて排出してくれることと、かさ増しに使用できることです。ところがウンチを固めてくれるということは、大量に摂取することで便秘になってしまう可能性もあります。さらにうんちが固まってしまうということは、消化不良を起こしていてもうんちが固まっているため、体調の異変に気付くのが遅くなってしまうかもしれません。もしかしたら大きな病気の発見も遅くなるかもしれません。

もう一つビートパルプが懸念されている理由は、残留薬物の可能性です。 サトウダイコンから砂糖を搾り取る際に、薬品を使うことがあります。この場合ビートパルプに薬品が残ってしまう可能性があります。このように薬品が残っているビートパルプを定期的に摂取していたら何らかの健康被害が表れることも予想できるのではないでしょうか?

こういった理由からビートパルプの使用に関して賛否両論の意見がでています。

調味料

カークランドには嗜好性を高めるためか「調味料」「食塩」が使用されています。しかしこれは犬にとって不要なものといえるでしょう。

なぜなら犬は塩分を取りすぎると病気になる可能性があるからです。素材そのものが持っている塩分量で十分といわれています。ですからわざわざ塩分や調味料を追加させると腎臓や心臓の病気のリスクが高まってしまいます。また濃い味のフードになれると他のフードを食べなくなるかもしれません。 また本当に質の良い食材を使用していれば、素材そのもののうまみや風味があるため、わざわざ味を付ける必要もありませんね。

酸化防止剤

カークランドは余計な添加物を使用していないことは高く評価できます。 ドッグフードを日持ちさせるために欠かせない酸化防止剤は、天然由来の安全性の高いローズマリーエキスを使用しています。また合成着色料や人工保存料なども使用していないので愛犬に安心して与えられるでしょう。

ただし一つ注意が必要です。カークランドは大容量で販売されています。ドッグフードは開封後、空気に触れることで酸化が始まります。カークランドは強力な合成酸化防止剤を使用していないため、開封後は酸化が始まります。添加物もからだによくありませんが、酸化したドッグフードも健康に良くないので保存方法には注意が必要です。

成分

ではここからはカークランドの成分を見てみましょう。以下の通りです。

粗たんぱく質23.0%以上、粗脂肪14.0%以上、粗繊維4.0%以下、粗灰分7.5%以下、水分10.0%以下、エネルギー約365kcal/100gとなっています。

たんぱく質や脂質の含有量が多いため、犬にとって必要な栄養素がしっかりとれます。特に第一原材料、第二原材料が肉になっているので、たんぱく質の質も良いといえるでしょう。犬が必要とする動物性たんぱく質が摂取できます。

オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸のバランスも良く皮膚や被毛の健康をしっかりサポートしてくれます。

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8 名無しさん
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量が多すぎて衝撃。そんなに重いとお店のかごに入れるだけで一苦労かも。それに車とかないと、持ち帰りが大変なことになるよね、これは。通販よりも店舗の方が安いって言われたらやっぱり店舗で買いたくなるけど、重すぎて無理っぽいから、通販にした方が無難。

7 名無しさん
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大型犬や多頭飼いにはいいかもしれない商品ですね!!18キロ入りとは驚きました。この容量で良品質なのであればかなりお得ですよね!うちの愛犬はかなり小さい方の小型犬なので500gが約一か月もってしまうくらいです。なので3年位持ってしまうのですこし向かない商品です。

6 名無しさん
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カークランド、初耳です。コストコはドッグフードまであるんですね。いろんな商品を幅広く取り扱ってるんですね。一度、こちらのドッグフードも購入してみたいです。買ってみないことには、どんな感じか分かりませんので。

5 名無しさん
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コストコオリジナルのドッグフードがあるって今知りました。コストコが近所になくて、テレビで特集番組をたまに見ているくらいで、いっぱい入った食べ物が売られているのとかは知ってました。でもドッグフードまであるとは、すごいですね。

4 名無しさん
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18キロも入ってるんだ!そしてすっごいお得なのがありがたい。1キロ 300円は本当に助かるぅぅ。でも、18キロも入っていると、家の中で置き場に困りそうだし、移動させるのも一苦労かもしれない。広いスペースを確保しないとだな。

3 名無しさん
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コストコと言ったら、やっぱり大容量の食べ物っていうイメージが強いです。日用品や食べ物が売られているのは知っていたんですけど、まさかドッグフードまで取り扱われているとは初耳でした。イメージが変わりました。

2 名無しさん
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コストコでドッグフードが売ってることを知りませんでした。いつもドッグフードを買うお店は決まっているので、コストコはよく行くので今度行ったときには見てみたいと思います。でも値段が極端に安いと少し心配なのがあるけど、高ければいいってわけでもないしね。

1 名無しさん
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カークランドコスパが良いのでたまに買っていますが、

たくさん入っている分、日持ちが心配です。

とりあえず直射日光が当たらないようにしていますが、匂いが気になるので家の外の倉庫に保管してありますが、大丈夫でしょうか。