新鮮な地元食材を使用した「アカナ(グラスランド)」はどんなキャットフード?

新鮮な地元食材を使用した「アカナ(グラスランド)」はどんなキャットフード?

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mofmo編集部

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「アカナ」は新鮮な地元食材を使用したキャットフードです。生物学的に適正なフードを作ろうと研究開発された猫のためを考えたフードで、注目されています。今回はそんな注目株のアカナシリーズの中の「グラスランド」をピックアップしてみたいと思います。

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アカナ(グラスランド)の原材料と成分

キャットフード

Africa Studio/shutterstock.com

アカナ(グラスランド)の原材料は以下の通りです。

草を与えられて育った生ラム肉(8%)、新鮮鴨肉(8%)、新鮮全卵(8%)、ラム肉ミール(8%)、丸ごとニシンミール(8%)、七面鳥ミール(8%)、丸ごとグリンピース、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、ラム脂肪(6%)、新鮮天然ノーザンパイク(5%)、生ラムレバー(4%)、新鮮鴨内臓(レバー、ハツ、腎臓) (4%)、新鮮七面鳥肉(4%)、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとイエローピース、タラ油(2%)、日干しアルファルファ、乾燥ラム軟骨(1%)、生ラムトライプ(1%)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮カボチャ、新鮮バターナッツスクワッシュ、新鮮パースニップ、新鮮グリーンケ―ル、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライレバー(ラムと鴨)(0.1%)、新鮮クランベリー、新鮮ブルーベリー、チコリー根、ターメリックルート、オオアザミ、ごぼう、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ コリン1000mg、アミノ酸水和物亜鉛キレート100mg、アミノ酸水和物銅キレート10mgとなっています。

では詳しく見てみましょう。

肉メインの高たんぱく

アカナのグラスランドでは新鮮なラム肉と鴨肉がメインに使用されています。他にも七面鳥、ノーザンパーク、全卵などがたんぱく源として使用されています。

猫は肉食動物ですので、肉が大好物です。また猫の体にとっても肉は大切な栄養素です。ですから肉がメイン原材料に使用されていることは大変高く評価できます。 しかも使用している肉の品質も良いものを使用しています。 生のラム肉、新鮮な鴨肉、全卵、新鮮天然ノーザンパーク、放し飼いの七面鳥といったとにかく新鮮な肉類が使用されています。

原材料欄を見るとラム肉ミール、ニシンミール、七面鳥ミールなどの「ミール系」が記載されています。 愛猫家にとって避けたいとしている原材料のひとつに「ミール系」があります。なぜなら一般的にミール系というのは食用に取り除いた残りの部位、本来なら破棄にするような鶏の頭や足、骨、血液、羽根といった副産物などを乾燥粉砕して用いている可能性がある粗悪な原材料を言われているからです。中には病気や事故で死んで腐りかけている家畜の肉が使用されている可能性もあるといわれています。

しかしアカナの場合は公式サイトでも明らかにしていますが、ミール系は副産物、抗生物質を一切使用せず、人間用食材として認めた部位のみを使用しています。 つまり人間も食べることができるレベルの安全なものを使用しているといえるでしょう。

グレインフリー

アカナでは穀物を一切使用していません。 この点も高く評価できる点といえるでしょ。

なぜなら肉食動物である猫は大腸が短いため穀物が消化しにくくなっているのです。また盲腸がほとんどないため、植物性の食べ物に多く含まれるセルロースの消化吸収が苦手です。 その代わり猫は小腸が発達しているので、肉や魚の動物性たんぱく質や脂肪の消化吸収を得意としています。ですからたんぱく質からエネルギーを摂取することができるのです。

こういった理由からアカナでは穀物を一切使用していません。 その代わり「豆類」を使用しています。グリーンピース、赤レンズマメ、ひよこ豆、緑レンズマメ、ピント豆など多様な豆類を使用しています。 同じ豆類でも「大豆」はアレルギーを起こしやすいといわれていますが、グラスランドで使用している豆類は低アレルゲンで豊富なたんぱく質、食物繊維を含んでいます。またビタミンやミネラルも豊富で猫が必要としている栄養素が摂取できます。

ひよこ豆には腸内で有害物質や糖質の吸収を阻害し、排泄を促す効果のある食物繊維が含まれています。

高品質の油脂

猫が必要としている栄養素のひとつである油脂について見てみましょう。 グラスランドで使用している油脂は「ラム脂肪、タラ油」などがあります。

どんな油を使用しているか、はっきりしている点が高く評価できるといえます。 粗悪な原材料を使用しているキャットフードの中には、粗悪な油脂を使用しているものもあります。例えば上記であげたような粗悪な原材料から油を搾り取って使用していることがあります。それら粗悪な原材料から取られた脂には傷みが早いため、保存のために合成酸化防止剤が大量に使用されている可能性もあります。

グラスランドで使用している油には、安全性の高い天然由来の酸化防止剤を使用しています。

人工添加物不使用

アカナのグラスランドでは、余計な合成添加物を一切使用していません。 添加物の中には大変危険なものがたくさんあります。

一つは酸化防止剤です。 酸化防止剤はキャットフードの保存に欠かすことのできない添加物ですが、エトキシキン、BHT、BHAといった強力な酸化防止剤は体に悪影響を及ぼしかねません。 エトキシキンはかつてベトナム戦争で、アメリカ軍が枯葉剤の酸化防止剤として使用した添加物として有名で、勝がん性があることで知られています。日本では食品添加の許可が出たことはありませんし、農薬や飼料への使用も認められておらず、人間が食べるものに一切含まれないよう徹底的に排除されているほど強力な添加物なのです。 BHTやBHAももとは石油やガソリンの酸化防止剤として使用されていましたが、のちに食品への使用が許可されました。しかしこれらも発がん性やアレルギーなどの健康被害があることから限定的に使用が認められるようになりました。

他には着色料、香料、発色剤などがあります。 着色料、発色剤はキャットフードを鮮やかに見せておいしそうに見せるために使用しています。しかし猫は色ではなくにおいで食べ物を判別します。ですからどんなにカラフルでおいしそうに見せたところで無意味なのです。 しかもタール系の着色料には、発がん性やアレルギー、染色体異常などの健康被害があることが研究により明らかにされてきました。発色剤も他の添加物と反応したり、特定の食材の成分に反応して発がん性物質を生じさせることがあります。 また本当に良い食材を使用していれば食材そのものの旨味や風味があるため、わざわざ香料を使用する必要はありません。

このように合成添加物は健康被害を及ぼす可能性があるため、アカナのグラスランドでは使用していません。 グラスランドの保存料は「ビタミンE、クエン酸、ローズマリーエキス」といった天然由来の安全性の高いものを使用しているので、安心して愛猫に与えることができます。

成分

アカナのグラスランドの成分はどうなっているでしょうか?以下の通りです。

たんぱく質37.0%以上、脂肪20.0%以上、繊維3.0%以下、水分10.0%以下、灰分8.5%以下、エネルギー404kcal/100gとなっています。

グラスランドはラム肉、鴨肉をふんだんに使用しているので、たんぱく質が37%以上とかなり高たんぱくになっています。猫にとってタンパク質は必要な栄養素ですが、腎臓や肝臓が弱た猫にとっては負担となりかねません。特にシニア猫は腎臓や肝臓が弱ってきますので、負担となる場合があります。 エネルギーも高めですが、穀物を使用せず、炭水化物量も少なめですので太りにくいフードです。

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