『メディファス キャットフード』の成分と原材料を解析!飼い主さんの評判も

『メディファス キャットフード』の成分と原材料を解析!飼い主さんの評判も

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mofmo編集部

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ロイヤルカナン、ピュリナワン、ヒルズなどと良く一緒にホームセンターなどで売られていますので猫ちゃんを飼っておられる方は一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。今回はそんな『メディファス キャットフード』の成分と原材料、口コミ評判を調べてみました。

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【1歳から チキン味】の原材料

穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂、ガンマ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源)、糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオン、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

成分

タンパク質31.5%以上、脂質12.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分8.5%以下、水分10.0%以下、カルシウム0.8%(標準値)、リン0.7%(標準値)、ナトリウム0.6%(標準値)、マグネシウム0.081%(標準値)、代謝エネルギー(100g当たり)約380kcal、原産国 日本。

原材料のピックアップ

キャットフード

279photo Studio/shutterstock.com

穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)

まず原材料の表示の中で一番最初に記載されているものが大切です。

つまりキャットフードの主要な原料が何かを理解することができ、愛猫の体の中にどんな原材料が多く取り入れられるかを知ることができるからです。

『メディファス』の場合第一主原料が穀類となっています。猫にとって一番大切なのものは肉類です。

動物性の素材もしくは魚類を使うことが望ましいと言われていますが、『メディファス』は残念ながら第一主原料が穀類です。

穀類は猫にとって消化し吸収して栄養とすることが苦手な素材です。

体に優しい穀類を選んでいるならともかく、とうもろこしなどの穀類は大量に与えすぎると消化不良を起こして下痢や便秘、腹痛などを引き起こしてしまうこともあります。

またとうもろこしは猫にとってアレルギーを起こしやすいともいわれています。

ですからキャットフードに使われている場合はカロリー補給と、かさ増しのために使用されているのではないかというのが一般的な考え方で、猫にとって栄養価は低いものではあります。

肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)

穀物の次に使われているのが『肉類』ですが、愛猫の健康を気遣う飼い主さんにとっては敬遠されがちな『◯◯ミール』と記載されています。

『ミール』とは動物の様々な部位を粉にしたもので、羽やトサカ、くちばしや内臓、糞尿などあらゆるものがミックスされ、レンダリング処理をされた者です。

高温、高湿で処理されていますので栄養素を失っている可能性はもちろんあります。

結局のところ正体不明のもので出来上がっているため『◯◯ミール』と書かれているのです。

『ミール』とではなく『鶏肉』とか『チキン』などと何の肉を使っているのか明らかにされているキャットフードの方が安心できる原材料といえます。

油脂類(動物性油脂)

同様のことが油脂類(動物性油脂)にも当てはまります。

この表現ですと何が入っているのかわかりません。

レンダリング工場から来た『油脂なのかしら〜?』なんて考えてしまうかもしれません。

最低でも『鶏脂』などと何の脂を使っているのかわかれば愛猫のためにはなりますし、飼い主さんも安心して与えることができるのではないでしょうか。

卵類(ヨード卵粉末)・シャンピニオン

卵はグループ企業のヨード卵光を使っています。

シャンピニオンとはマッシュルームのことです。

特にカリウムが多く含まれていて、心臓病や筋肉の働きを正常にする効果や高血圧の予防や改善に効果があると言われています。

ヨード卵光やシャンピニオンを使用しているキャットフードは少なく珍しいので『メディファス』の特長ともいえます。

ビタミン・ ミネラル・アミノ酸

ビタミン・ ミネラル・アミノ酸はすべて添加されていて、食物の少なさが感じます。もう少し栄養分を食物から摂ることが出来るレシピならばという印象が残ります。

人工添加物の有無

着色料や合成保存料など人工的な保存料は使用していません。酸化防止剤については、天然由来のものを使用していますので安心できます。

原材料からわかる事

キャットフード

Ermolaev Alexander/shutterstock.com

原材料に『穀物』や『ミートミール』が含まれていることから何がわかるのでしょうか。

これらが大部分を占めているということから「原材料にかかるコストが少なくてよい」ということです。

ということは『メディファス』は尿路疾患の予防ができるキャットフードであるにもかかわらず比較的安価な料金設定になっています。

『メディファス』ですが国産キャットフードという点ではどうでしょうか。

『メディファス キャットフード』を製造している多治見工場についてご紹介したいと思います。

『メディファス キャットフード』製造工場。

多治見工場はペットフードを製造する工場です。

原材料の受け入れから配合、加工、包装までの各工程ごとに厳しい基準を設け、それに満たないものは次の工程に進むことができないようになっています。

原材料には必要成分がしっかりと含まれているか、またサルモネラ菌などの微生物などや、有害物質などが入っていないかなど定期的な検査がされているようです。

包装工程では異物混入を防ぐためX線異物検出装置で検査を実施など、さまざまな検査をクリアした製品だけが出荷されるようになっています。

製品の設計は猫ちゃんの食べやすさや好みに合わせて粒の大きさや硬さなど考え抜かれているようです。

完全国内生産ということで、製造工程の衛生面や品質面についても日本の企業独特の安心感を得ることができるようです。

しかし世界を見るとどうでしょうか。実は日本のペットフード業界は外国のペット先進国に比べると遅れをとっているというのが現状です。

何が遅れているのでしょうか。「安全基準」です。

「安全基準」そのものがペット先進国に比べると低いわけですから総合的に見て、ペット先進国のペットフードの方が国産のペットフードより優れているということがいえるのです。

※しかし、全ての国産のペットフードが粗悪なものと言い切ることはできません。猫のこと、犬のことを真剣に考えて作られているペットフードもありますので、パッケージをよく見たり公式サイトから正確な情報を得て選んでくださいね。

『メディファス キャットフード』に関しても『国産の尿路疾患の予防』とは嬉しいものの、主原料が『穀物』ということが残念ですし、『ミートミール』や『動物性油脂』という正体不明のものを使用していることは残念です。

しかし穀物や動物性油脂を使っていることからコストを低くおさえられることも事実です。

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2 名無しさん
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飽きずに食べてくれるならいいな!飽きられると次第に見向きもされなくなってきて、また新しいのを探してこなきゃいけなくなるからね。ずっといつまでも飽きずに食べ続けてくれるようなキャットフードみたいで良いかも。

1 名無しさん
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とうもろこしが良くないのは知っているので、ご飯を選ぶときには徹底して使われているものを確認しています。やっぱりグルテンフリーが大事かなって思います。あとは食べさせてみての相性かな。うちのは好き嫌いが多いから大変です。