コラットの基礎知識&おすすめキャットフード2選

コラットの基礎知識&おすすめキャットフード2選

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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コラットは人為的交配で作られた猫ではなく、純血種としてかっこいい容姿をしているニャンコです。ブルーキャットの御三家といえばコラット、ロシアンブルー、シャルトリューみんなかっこいい猫ちゃん達です。今回はその中でもタイ出身のコラットの基礎知識とおすすめキャットフードについてまとめてみました。

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コラットのキャットフードの選び方

キャットフード

Africa Studio/shutterstock.com

自然発生種の猫種なため遺伝的な病気の発生が少ないとは言われていますが、コラットにとって良い食材で作られているキャットフードを選んであげたいと思います。あまりにも格安なキャットフードは猫の体に良いと言うよりも、人間の購買意欲を高めるために作られているものが多いので避けた方が良いでしょう。そこでポイントとなってくるのは、

・猫の成長に必要なタンパク質が豊富に含まれていること。

・消化が悪くアレルギーの原因になるかもしれない穀物は使用していないグレインフリーであること。

・コラットのサテンのような光沢のある美しい被毛を維持していくためにオメガ3 脂肪酸が配合されていること。

・腸内環境を整え免疫力アップのためにふさわしい食物繊維が入っていること

・様々な病気の原因となりかねない人工添加物は使っていないこと。

このような点を考慮に入れたキャットフードを選んであげたいと思います。

コラットにおすすめのキャットフード 『カナガン』イギリス産

カナガン キャットフード チキン

栄養価の高い、ヒューマングレードの原材料使用のキャットフード

第一主原料は乾燥チキン35.5%、第二原材料は骨抜きチキン生肉25%

カナガンは猫ちゃんが大好きなチキンが主原料となっています。それもイギリス産の高級「平飼いチキン」で、余分なストレスをかけることなく育てられたチキンを使用しています。消化に良いチキンのミンチを蒸し焼きにして、高タンパクな乾燥チキンがブレンドされています。

イギリス産のチキンが60%以上も使用されていて粗タンパク質の成分値は37.0%です。

タンパク質は筋肉質な体型を維持していくためにはもちろん必要ですし、しっかりとした骨、健康的な皮膚、またホルモンを作るのに必要な土台とも言えるものです。十分なタンパク質が配合されていますので、コラットの健康的な体づくりに最適かと思われます。

グレインフリー(穀物不使用)

穀物アレルギーの猫ちゃんはたくさんいます。軽度の場合、飼い主さんですら気がつかないこともあるようです。皮膚トラブルを避けるためにもアレルギーのリスクのある穀物は避けておいた方が良いでしょう。

また、猫ちゃんは穀物がほとんど消化できない作りになっていますので、穀物が入っているキャットフードを与えると体に余計な負担がかかってしまいます。

カナガンは穀物完全不使用のグレインフリーのレシピとなっていますのでコラットにとっても安心です。

オメガ3脂肪酸

カナガンには『サーモンオイル』が含まれいています。『サーモンオイル』にはEPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸という毛艶を艶やかにし、毛並みをきれいにする効果や健康的な皮膚を保つ栄養が配合されています。サテンのような光沢を持つコラットの被毛を維持していくには、とても重要な栄養素と言えます。

こうした効果以外にもガンの予防や進行を遅らせる効果、ボケ防止、関節炎の症状の緩和、免疫力の向上など猫ちゃんにとってとても良い成分と言われています。

良い成分であるにもかかわらず猫ちゃんはオメガ3脂肪酸を自分の体の中で作り出すことができないため、意識的に取り入れるためにはオメガ3脂肪酸が配合されているキャットフードを飼い主さんが積極的に食べさせてあげなければならないのです。その点カナガンは『サーモンオイル』が入っているので安心です。

オメガ3 脂肪酸の成分値は0.82%です。ぜひコラットに食べさせてあげたいキャットフードです。

食物繊維

Sweet potatoes. Cooked whole and halved sweet potatoes.

szefei/shutterstock.com

ジャガイモ、サツマイモ、アルファルファ、ニンジン、オオバコに含まれる可溶性食物繊維と不溶性食物繊維が消化を助けてくれます。2種類の食物繊維がバランスよく配合されていますので消化運動が向上し、オリゴ糖によって腸内環境が整い免疫力が高まります。

人工添加物不使用

原材料は全て人間が口にする食材と同じ水準のもの(ヒューマングレード)を使用していますし、無添加、無着色が最大の魅力になっているカナガンは危険性のある「エトキシン」や「BHA」、「BHT」といったものは使用していません。使用している保存料は、自然由来のミックストコフェロール(ビタミンE)です。小さな体をした愛猫に危険なものは摂取させないという徹底さを感じます。

その他の理由でコラットにカナガンがおすすめの理由

タウリン2,200mg/kg配合

またタウリンに関してですがタウリンとは目、心臓、肝臓など様々なところで必要とされる成分です。そのような大切な栄養素であるにもかかわらず、猫ちゃんの体内で合成することができないため食事で摂取しなければなりません。コラットに限らず全ての猫ちゃんに言えることですがタウリンがたっぷり配合されているカナガンはおすすめです。

穀物の代わりに『サツマイモ』

猫ちゃんの体に負担となる穀物を使用しない代わりに『サツマイモ』を炭水化物源として使用しています。『サツマイモ』は他の穀物や芋類に比べると、血糖値が上がりにくい(低GI)ということが分かっています。血糖値の急激な上昇を抑えることでコラットのしっかりとした筋肉を維持しながらも肥満体型にならないようにサポートされています。太りやすい傾向のあるコラットには日常の食事で太らないように設計されているカナガンはおすすめです。

泌尿器疾患のトラブル予防

「クランベリー」が配合されています。クランベリーにはアルカリ性から酸性にpHをコントロールする効果があります。膀胱炎 尿路結石にかかりやすいコラットにとっては良い原材料だと思いますが、だからと言ってクランベリーを過信しすぎないでください。十分なお水を飲ませることに加え、トイレの習慣をしっかり観察し、おかしいと思ったら早目に獣医師に診察してもらってください。

リンゴ、ニンジン、ほうれん草

『リンゴに』は身体の調子を整えるペクチンが含まれるほか、クエン酸やリンゴ酸も豊富なので、疲労回復もサポートしてくれます。さらにポリフェノールも含まれていますのでコラットの健康をサポートし、アンチエイジング効果を期待することができるかもしれません。

『ニンジン』はビタミンA、ビタミンCや還元作用のあるベータカロテンです。また『ほうれん草』には鉄分が豊富に含まれます。

ハーブパワーで健康アップ

健康的で若々しい身体を維持する『マリーゴールド』、リフレッシュ効果のある『カモミール』、ナチュラルな香料として使用される『セイヨウハッカ』、上質で香り高い『アニスの実』、ビタミンB群、ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなど、多くの健康成分が含まれるマメ科のハーブ『アルファルファ』などハーブの力で健康成分を吸収しています。

海からの力

『海藻』はミネラルを豊富に含み愛猫の健康を維持してくれます。ヨウ素が身体のコンディションを安定させ、海苔に含まれるオメガ3脂肪酸はコラットの美しさを保ってくれます。

以上のような理由からコラットには『カナガン』をおすすめしたいと思います。しかし「うちの猫ちゃんは鶏肉よりお魚が好きなんです・・・」という飼い主さんもおられると思います。

そんな猫ちゃんにおすすめしたいのは『モグニャン』です。

では『モグニャン』についても少しご紹介したいと思います。

もう一つのおすすめキャットフード『モグニャン』

モグニャン キャットフード

食いつき抜群の栄養補給に!

カナガンと同様にイギリス産です。グレインフリー(穀物不使用)であること、穀物の代わりに『サツマイモ』、を使っていること、結石予防に『クランベリー』が配合されていること、人工添加物不使用でヒューマングレードということも同じです。

オメガ3脂肪酸についてはカナガン同様『サーモンオイル』を使用していますが、成分値は2.08%も配合してあります。カナガンの0.82%に比べるとかなり多く感じます。

モグニャンとカナガンの大きな違いは主原料です。

・カナガンのイギリス産の高級「平飼いチキン」 ・モグニャン「白身魚」

第一主原料は『白身魚』が63%です。しかもその白身魚は赤ちゃんの離乳食にも使われるほど安全で上質なものを使っています。モグニャンの粗タンパク質の成分値は30%です。

食物繊維に関してはカナガン同様に『サツマイモ』が使われていますがモグニャンには『カボチャ』や『ひよこ豆』なども使われています。『ひよこ豆』の食物繊維には特徴があり、野菜や穀物に含まれる食物繊維と違い、血液中の脂肪をコントロールしたり、腸内に溜まった有害物質や糖質の吸収を阻害し排出を促す働きもしてくれます

加えて『ひよこ豆』は糖質や脂質の代謝を促し疲労回復を助けてくれる「ビタミンB1」、骨の成長や強化に役立つ「カルシウム」、体内の余分なナトリウムを排出促進してくれる「カリウム」、細胞の生まれ変わりを助ける「亜鉛」など豊富な栄養が含まれています。ひよこ豆に関してはカナガンには配合されていませんので大きな違いの一つと言えるでしょう。

カロリーはモグニャンは100gあたり374kcal、カナガンは100gあたり約390kcalと違いがあります。肥満対策だけを考えるのならもちろんカロリーが控えめなモグニャンになりますが、キャットフード選びはその他のことも考慮して総合的に見て判断してください。

またタウリンに関してですが、カナガンにはタウリン2,200mg/kgと記載があるのですがモグニャンには記載がありませんでした。配合されていないことはないと思うのですが量が記載されていなかったのが残念です。

おすすめキャットフードのまとめ

おすすめのキャットフードにカナガンとモグニャンを、大まかではありますが違いを考慮しながらご紹介してきました。

どちらのフードも厳しい基準をクリアした工場で最高品質の原材料を使用して作られたヒューマングレードのキャットフードです。

違いはあるもののどちらもコラットにとっては良いキャットフードです。チキンが好きな猫ちゃんもいればお魚が好きな猫ちゃんもいますので、愛猫ちゃんの好みを見ながら選んであげてください。

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獣医さんに聞いた。安全なキャットフードの選び方とおすすめ

普段、何気なく猫にあげているキャットフード。あなたは、何を基準に選んでいますか? 「安いから」という理由で買ったものだと、もしかしたら愛猫に悪い影響を与えているかもしれません…。今回は、獣医さんの意見を参考に、「猫の安全な食事」について考えてみました!

https://mofmo.jp/article/4239

【お願い】キャットフードは食いつきやアレルギー、ねこちゃんのライフステージなどで必要なものは変わっていきます。特定のキャットフードが愛猫にぴったりということはありませんので、必ず飼い主さん、場合によっては獣医師さんの判断によって、少しずついろんなタイプのフードを試してあげてください(=^・ω・^=)

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1 名無しさん
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物覚えが良いのは良いけど、いたずらまでも覚えてしまうのは困りますね。いたずらは覚えなくて良いかなって思うけど、賢いなら一回注意したらもうそのいたずらはしなくなるんだろうね。きちんと向き合えば、しっかりと躾が出来そう。