ラガマフィンってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?

ラガマフィンってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?

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ペルシャとバーマンという猫を掛け合わせたのがラグドールでしたが、ラグドールの繁殖にお金の問題が発生した事から、新たにペルシャにヒマラヤンを掛けあわせて作られたのが、ラガマフィンなのです。そんなラガマフィンの性格や特徴、そして飼い方のコツなどを紹介していきます♡

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ラガマフィンの毛色・被毛

とにかくシルクのようなやわらかい長毛が特徴です。

ふさふさしているので暖かさを感じますし毛色も様々なバリエーションがあります。

ブルー、クリーム、チョコレート、レッド、フォーン、ライラックといった単色系の色合いを持ったラガマフィンや、ホワイト&ブラックやブラック&シナモンなどといったパターンのいわゆるバイカラーと呼ばれるラガマフィンも存在します。

縞模様のラガマフィンもいますし、ポイントという全身の色と異なる色合いの部分が手足に入ることもあります。

このように本当に様々な色の毛がありますのでラガマフィンの毛色は多岐にわたることがはっきりわかります。

また手触りは長毛のためとても柔らかくシルクのようです。

そして上毛と下毛が生えているのでダブルコートになっています。

こうした特徴もラガマフィンならではのものといえるでしょう。

ラガマフィンの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

ラガマフィンは比較的病気にかかりにくい体質とされていますが、だからといって健康管理を全くしなくても良いということにはなりません。

当然、居場所の管理と同様、健康も管理してあげないといずれ病気になってしまうことでしょう。

ラグマフィンが掛かりやすい病気としては肥大性心筋症という病気が挙げられます。

この病気は診断が遅くなっていまうと心筋肥大によって心臓に血栓が作られるものです。

血栓は薬で処置を施すことになっていますので専門家に診てもらうのが一番安心できる方法ではないでしょうか。

また多のう胞腎症という病気もあります。

これは、のう胞によって腎臓の機能不全が生じてしまう危険な病気です。

食欲不振や多尿、息切れや疲労が溜まりやすいといった症状が見受けられるようでしたら獣医に診てもらうと良いでしょう。

さらには尿結石や毛球症といった問題もあります。

これらは水の頻繁な補給や毛繕いによって改善されますので日常のちょっとした管理によって未然に防ぐことのできる病気です。

こうした病気がラガマフィンにはありますので健康管理を心がけるときに意識しておくなら元気なままのラガマフィンとずっと一緒に居られるでしょう。

ラガマフィンの健康管理方法

ラガマフィンは純血の猫の中では極めて大きさが目立ち、胸板が厚く筋肉質な、ロングt&サブスタンシャイルという体形をもっています。

まるで貫禄のあるぬいぐるみのような外見のラガマフィンは、とにかくよく食べるのが特徴的な猫で、3、4年かけてゆっくり成長していくのもこの猫の特徴の一つなのです。

平均体重はオスが7から9kgくらい、メスは5から7kgくらいにはなるので、高タンパクや高カロリーの食事の摂取をさせながら食事量と運動量のバランスを取り、健康管理もこまめにチェックすることも飼い方のコツといえるのではないでしょうか。

しかし、あまり運動しない性格なので、けっこう肥満ぎみなラガマフィンが多いのも特徴ですね。

過度の肥満は病気のもとであり、ラガマフィンの平均寿命は10から13歳と一般的な猫の15歳前後より少し短いとされているので、食生活の適切な管理が大切です。

他の飼い方のコツとしては、実際に自分では運動しているつもりでいても他の猫と比べると動いている時間が短いので、暇があれば常に遊んであげると、ラガマフィンが喜んではしゃいでくれる特徴を生かし肥満防止にもなります。

遊び好きではありますが、活発とまでは言い難いラガマフィンなので低いキャットタワーやキャットウォーク、好奇心や遊び心を満たせるようなオモチャで十分です。

とは言うものの、実際に飼ってらっしゃる方によると結構な運動量でとても運動嫌いには見えないという話も耳にします。

それぞれの猫の性格や飼い方に違いはありそうですが、健康のためにも適度な運動を促してあげるのは必要そうです。

ラガマフィンに必要なお手入れ

また、きれいな長い毛をお手入れしてあげることも飼い主さんが心がける飼い方のコツです。

皮膚の病気を予防するためにも1日に2、3回はブラッシングやコーミングをすることで、美しい毛並みを維持して、ラガマフィンの特徴である毛玉を作らないように心かけましょう。

長毛種の猫はその豊かな毛のために、通気性が悪く不衛生になり、ノミやダニ、カビを原因とする皮膚病になりやすいという傾向があります。

毎日のお手入れは清潔を保つと同時に、皮膚の異常を発見することにつながるので、赤みやかゆみ、脱毛や湿疹などが見られた場合は、広がる前に医師の診察を受けて下さい。

またグルーミングで飲み込んだ毛玉が吐き出せないと、毛球症という病気になってしまうこともあります。

毛球症になると元気がなくなったり、食欲不振、お腹に触られるのを嫌がる、便秘などの症状がでます。

大きくなった毛玉が胃や腸を傷つけたり、状態によっては開腹手術をしなければならない場合もあるので、抜け毛の多い換毛期などは特に注意が必要です。

また、月に最低でも1回はシャンプーをしてあげましょう。大人になってからでは嫌がる猫もいるので、子猫のうちから慣れさせておくと後々の手入れがしやすくなるでしょう。

転倒防止に肉球周りの長い毛や、汚れるのを防ぐためにお尻周りの毛も適度にカットしてあげてくださいね。

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3 名無しさん
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フワッフワですね。こういう感じの、羽織るのがあるなぁなんて思ってしまったほど。気持ちよさそうな感触なんでしょうね、絶対に。一度触れば癖になりそうな感じが見て分かります。両手でナデナデしてみたいけど、ラガマフィンと触れ合う機会がないもんなぁ。

2 竹の子
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ラガマフィンって初めて聞いた種類ですけど、品種って著作権とかあるの?お金の問題って何なのか気になるわ~。にしても、色んな組み合わせがあって同じ外見のラガマフィンがいないっていうのは、凄いですね。勝手にラガマフィンだよとか言ってもわかんないってことだもんね

1 モモンガさん
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ペルシャにヒマラヤンでラガマフィンがつくれるのか。というかお金の問題が発生したのか。自宅でペルシャとバーマンをかけ合わせてラグドール作ったら著作権的な問題があるのかな。わざわざ作ったりしないけど、猫の品種にもお金の問題が絡むことがあるんだね。