うちの猫、臭すぎ!?猫が臭いときの原因と対策とは一体何なのでしょうか??

うちの猫、臭すぎ!?猫が臭いときの原因と対策とは一体何なのでしょうか??

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mofmo編集部

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猫は基本的に悪臭がする生き物ではありません。きちんと飼育すれば匂いが気になるどころか、愛猫の匂いが大好きという人がほとんどです。もし愛猫の匂いが気になる場合には何かしら原因が隠れている可能性があります。今回は猫の匂い対策についてまとめてみました。

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猫のにおい対策をしよう!

トイレをしようとする猫

Oksana Kuzmina/shutterstock.com

家族同然の愛猫が臭いことは、飼い主さんにとってとてもショックなことです。 では、猫から嫌なにおいがする場合、どのように対策できるでしょうか? 対処法をひとつづつみてみましょう。

対策①トイレをキレイにする

猫自身が健康であれば、トイレを清潔な状態に維持することが悪臭予防につながります。 最低でも月に1回はトイレの砂を全て新しいものに取り換え、トイレそのものも丸洗いすることが大切です。 また、トイレをよりよいにおいでをキープするために、ペット用の除菌スプレーを使うこともひとつの方法です。

特に猫の場合は、とても濃い尿で強烈なにおいを発生するので、必然的にトイレのにおいもきつくなりやすい傾向があります。 ですから、においが部屋にこもらないよう、猫が用を足したあとは、できるだけ早く尿や便を処理するようにしましょう。

もしどうしてもにおいがとれないという場合は、尿と便を別々に処理できるシステムトイレの導入を検討することができるかもしれません。 システムトイレにすることで、固まる砂のタイプのトイレよりも圧倒的に匂いが少なくなるだけでなく、猫ににおいがつくこともほとんどなくなるでしょう。

一方、これから猫を飼うことを検討している方は、猫を家に迎え入れたらすぐにトイレのしつけをさせることが大切です。 猫はトイレを最初に覚えた場所でする習性がありますので、最初のしつけがとても肝心です。 いつも決まった場所に排泄をすれば、集中的に掃除をしやすいので手間が省けるでしょう。

対策②去勢や避妊手術でマーキング行為防止

手術を受ける猫

PRESSLAB/shutterstock.com

マーキング行為によって強烈なにおいが発生している場合、去勢や避妊手術をすることでマーキング行為自体をする可能性を低めることができます。 去勢や避妊手術はマーキング行為防止だけでなく、将来かかるかもしれない病気予防につながるなどさまざまなメリットがあります。 特に繁殖目的で飼っているのでないなら、手術を検討してみることをおすすめします。

対策③動物病院で肛門絞りをしてもらう

病院で診察を受ける猫

Stock-Asso/shutterstock.com

猫の肛門付近には、「肛門嚢」という部分があります。この中にはマーキング行為に使うにおいの強烈な分泌液が入ってます。 通常は便と一緒に排出されますが、猫によっては溜まりやすかったり、排出されにくい子もいます。 そのような場合、人間の手で定期的に肛門絞りをして、分泌液の排出をサポートをする必要があります。 飼い主さんが個人的に行うことも可能ですが、慣れていないと猫が暴れてしまう可能性もあるので、最初は動物病院にお願いすることができるかもしれません。

対策④お尻の周りの毛をカットする

特に長毛種の猫を飼っている場合、トイレで用を足す際に長い被毛に排泄物が付着してしまい、それがにおいの原因になってしまうことがあります。 日常的に排泄物が付着してしまう環境だと、飼い主さんだけでなく、猫にとっても気持ちよいものではありません。 そのような時は、お尻の周りの毛をカットすることで問題が解決されます。 もちろん、トリマーさんにお願いすることもできますが、お尻の周りだけなら素人の方でも簡単にカットすることは可能です。 見た目は少し残念になるかもしれませんが、実用性を考えるなら必要な対策を言えるでしょう。

対策⑤空気洗浄機を使ってみる

お部屋自体がなんとなくにおっていると感じる場合は、ペット用空気洗浄機の利用を検討してみることができるかもしれません。 床や壁などに染みついてしまったにおいはなかなか落としにくいですが、空気洗浄機を使えばスムーズに消臭できるのでおすすめです。

対策⑥シャンプーをする

シャンプーされる猫

Vera Larina/shutterstock.com

トイレのにおいなど外部からににおいが原因で臭い場合は、シャンプーをしてしまうこともひとつの方法です。 特に長毛種の猫の場合、毛の内側ににおいがこもりやすく、猫自身ではグルーミングで手入れをすることが難しいのが事実です。 定期的にシャンプーをしてあげるなら、余計なにおいがしない衛生的な被毛の維持につながるでしょう。 ただし、猫にとってシャンプーは負担がかかります。特に体力が落ちてきている高齢猫や病気の猫の場合は、シャンプーをすることは控えましょう。

対策⑦ブラッシングをする

飼い主さんがブラッシングをすることで、猫のグルーミングの回数が減ります。 においの消臭効果がある天然スプレーを使ってブラッシングをするなら、無臭の維持につながるでしょう。

対策⑧日向ぼっこの場所を作ってあげる

日向ぼっこする猫

Renata Apanaviciene/shutterstock.com

特に猫を完全室内飼いにしている場合、日向ぼっこの場所を見直してみましょう。 愛猫が日向ぼっこをすることができれば、自然治癒と免疫力アップにつながります。 積極的に日向へ行きやすいように場所を確保したり、お気に入りのベッドや布団などを設置し過ごしやすい環境を整えてあげましょう。

対策⑨キャットフードを見直す

キャットフードを見直すことで、猫のにおいが改善されることもあります。食生活によって体型や健康状態が左右されるように、便のにおいも左右されます。 特に猫の場合、消化がとても早い構造をしているので、排泄の頻度も多い傾向にあります。

たとえば粗悪なキャットフードや安価なフードは、体内への吸収率が悪いため便の量が多くなりやすく、便の質も消化が悪いため固かったり、ベタベタしたものが排泄されることがあります。 何も考えずにフードを与えているなら、排泄物は増え、消化も悪くなり、やがて健康を害するでしょう。

しかし、少し価格は高くなっても良質なプレミアムキャットフードを与えているなら、消化率は高くなり、排泄物の量も軽減されます。

また体臭もどのようなフードを与えるかによって影響してきます。猫から嫌なにおいがしているなら、キャットフードを見直してみましょう。

対策⑩動物病院を受診する

診察を受ける猫

didesign021/shutterstock.com

猫のにおいの原因が口腔内の病気や耳のトラブル、皮膚病などの疑いで発生しているなら、すぐに動物病院を受診しましょう。

においの元を治療することで、猫のにおいが改善されるでしょう。

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